昨日の午前中は暇でしたが、夕方から立て続けに張替えの注文。
聞けば「今試合やっていて、ガット(ストリング)が切れたので、すぐ張り替えて欲しい」とのこと。
そういえば今日は高校生の新人戦をやっていたんですよね。
とはいっても流石に私も2本同時には張ることは出来ません。
試合中に切れて慌てるようなことがないように、試合前日までにはストリングが大丈夫か確認し、切れそうなら先に張り替えておきましょう。
それも含めて試合のうち、いくら練習しても道具が万全でなければそれで負けてしまうこともありますし、それでは悔いが残ります。
(参考:「試合の当日にストリングが切れた!」)
錦織選手が試合中に度々張替えに出しているのをTVで見たことがあると思います。
彼がなぜそうするのかといえば、ストリングは張りたてが最も性能を発揮するので、常に一番良い状態で試合に臨みたいからです。
皆さんも錦織選手と同じようにするのは難しくても、試合前に張替えて新しいストリングで試合に臨むことくらいはできるはずです。
(参考:「ストリングは張りたてが最強!」)
私も店に来られる学生さんやその親御さんにはそのことを話したりここで告知をしたりもしているのですが、まだまだ張替えの重要性は十分知られていません。
わかってくれた学生もやがて部活を引退し、春になればまたそのことを知らない新入生が入ってきます。
今年も夏までは試合や合宿前になると張替えの注文が増えていたのですが、今回は試合当日や試合後にも注文が多かったので、まだ宣伝が足りないですね(笑)。
できれば部活の顧問の先生やクラブのコーチも試合前にストリングを確認するよう指導してもらいたいと思います。
(参考:「勝ちたければ、試合前にストリングのチェックを!」 )
N.ジョコビッチモデルとして人気のHEAD・SPEEDシリーズのNEWバージョン「GRAPHENE TOUCH SPEED」も入荷!。
来年1月の発売予定ですが、一部の機種のみ(PRO、MP)日本で先行発売されました。
画像はMPです。
ラケットの構造を変えた革新的素材・グラフィンがグラフィン・タッチへと進化。
一般のカーボンより最大7倍もの振動減衰効果があり、フレーム素材として使用することでインパクト時の衝撃が軽減され、打感もさらにマイルドになったそうです。
NEW SPEEDシリーズの詳細はメーカーサイトをご覧ください。
また先行発売期間中にラケットお買上げいただくと、先着100名に特製ラケットケース(非売品)が当たるキャンペーンも実施中です。
詳しくは当店までお問い合せください。
遅ればせながらプリンス・HARRIER PRO 100 XR-Mが入荷!。
使いやすい黄金スペックラケットでテキストリームカーボンの良さが実感出来ます。
300g、280g、265gと3種類が発売されましたので、自分に合った重量をお選びください。
詳細はメーカーサイトをご覧ください。
スリクソンREVO CS 10.0が入荷。
フレームと直接つながるナイロン樹脂製のデュアルブリッジを搭載した独特の構造で縦に広いスイートエリアを持ち、パワーがあるのに打感がソフトでコントロールしやすく、2002年の初代から今回の9作目まで形状をほぼ変えずに発売されてきました。
特に特に打点がフェイスの下寄りになる、スライスやボレーを多用する女性やベテランに長年支持されており、一部のプレーヤーやコーチからはどんなボールでも返球できる「魔法のラケット」と呼ばれているそうです(笑)。
REVO CS 10.0の詳細はメーカーサイトをご覧ください。
ディアドラの秋冬ウェアです。
厚手の長袖はちょっと早いですが出しました。
半袖、長袖シャツ。
時期的にはまだこっちですね。
3PLUSテニススクールのショップで販売中です!。
「無気力」を指摘されたモンフィス「テニスのやり方は一つではない」(AFPBB News)
「ノバクの頭の中をのぞいてみようとしたんだ」
「あっという間にリードを許してしまい、少し変化が必要だった。うまくいったよ。テニスのやり方は一つではない。相手の打球がさえていて、自分のサーブが良くなければ対抗策を示すだけだ。それでコートの中央に立った」
「彼はダブルフォールトを犯し始めた。さらに、こっちが遅い打球を返すと彼がネットに出てきた。そこを抜いてやったのは、素晴らしい戦略だった。本来のテニスをしようとすれば、彼にしとめられるだけだ」
以前に高校野球で山なりのスローボールを投げた投手が「相手に失礼」と批判されたことを思い出しました。
いろいろな考え方がありますから意見するのは構わないでしょうが、ベストの尽くし方は人それぞれであっていいのではないかと私は思います。
「最後の2セットでは挽回したモンフィスだったが、それでも「無気力」との批判にさらされ、米国の名選手ジョン・マッケンロー氏からは「プロにふさわしくない」と糾弾された。テレビ中継で解説者を務めていたマッケンロー氏が批判していたことについて問われると、モンフィスは怒りをあらわにし、自分は戦略通りにプレーしただけで、勝負に徹する選手であることを示したと強調した。」
「試合後の会見で「くそったれ。俺は勝負に徹している」と激怒したモンフィスは、「みんながこのプレーは不自然じゃないかという質問をしてくる。最初の質問は、自分が戦っていないように見えるということだ。絶好調な相手の勢いを変えられるのは、常識に反したプレーをみせることだ」と語った。」
モンフィスの態度を非難するのはご立派ですが、ならば審判に悪態をついて試合の雰囲気を自分有利に持ち込もうとしたり、観客の前でラケットを叩き折ってストレスを発散したりすることこそ「プロにふさわしくない」のではないですかね、マッケンロー先生?(毒)。
「さらには、モンフィスが体力を回復させるためにコーラの配達を要求したり、第3セットを落としたジョコビッチが、映画『インクレディブル・ハルク』さながらにユニホームを引き裂いたりする場面もあった」
(連覇を目指すジョコビッチ、モンフィス破り自身7度目の全米OP決勝へ:AFPBB News)
私もLIVEで見ていましたが、確かにモンフィスの試合態度は褒められたものではありませんでした。
最初は体調が悪いのかと思っていたのですが…。
1stセット0-5でリードされ、手も足も出なかった彼が何とか突破口を見出そうとしてああいう戦術に出たとしても、それを責めることは、私にはできません。
もちろんそういう態度を良しとせず、最後まで相手や観客に失礼のないプレーに徹して、そのまま0-6で負ける選択を取る選手もいるでしょう。
それはその選手個人の価値観やテニスに対する美学の問題ですから、良い悪いを決めつける必要はないのではないでしょうか。
第3セット以降はモンフィスもいつものプレースタイルに戻して1セットを取り返しました。
「それなら最初からそうすればよかったのに」という人もいるでしょうが、あれもその前の2セットの積み重ねがあったからこそ取れたということです。
私の高校時代の恩師は「弱い者はルールの範囲内でどんな手を使ってでも勝ちにいきなさい。そして一度勝ったら今度は堂々と勝つことを目指しなさい」と仰っていました。
それも賛否両論あると思いますが、私も無抵抗で負けるよりは、みっともなくてもその時出来ることを全てやりきる方を選択したいというタイプですし、そっちの方がかえって相手に対してリスペクトすることになるとも思います。
だからモンフィスのプレーもマッケンローのパフォーマンスも手放しで賞賛できるとまではいいませんが、プロとして「そういうやり方もある」と認めていいという考えです。
ただしクリーンな試合を期待している観客は高いチケットを買っているのにそういう試合を見せられたら気の毒かもしれませんね。
そういう試合も楽しめるようになれればいいのでしょうが(笑)。
「リオデジャネイロ五輪銅メダルで世界7位の錦織圭(26=日清食品)が力尽きた。 同3位のスタン・バブリンカ(スイス)から第1セットを奪ったが、途中から疲労で足が動かなくなり、6-4、5-7、4-6、2-6の3時間7分、4セットで敗れた。」
(日刊スポーツ)
動画ハイライト(WOWOW動画)
「少し疲れていた。特に最後は本当に疲れた。疲れて思考能力も低下した。」
「マリーと5セット試合をやった後に、3位とやるのは簡単じゃなかった。特に、湿気の多い蒸し暑い状況では大変だった。言い訳にはなるが、5セットじゃなければ、もう少し元気に戦えた。」
「最初から)足がかなり重かった。それに加えて、コンディションが(湿気などで)重かった。」
「第2セットは取るべきだった。できれば、2度、相手のサービスゲームを破っておきたかった。」
「前の試合で、あれだけやって、それでも、ここまで4セットも戦えた。大きな自信になる。」
「夏だけで言えば、1番、良かったかもしれない。結果も出て、トップ選手にも勝てて、ケガもなく終われた。いろんな面で自信になる。」
(日刊スポーツ)
QFのマレー戦と立場が逆になってしまいました。
本人のコメントを見る限り最後はガス欠、いっぱいいっぱいだったようですね。
錦織のような攻撃的なスタイルのプレーヤーは、いい時は手がつけられないようなテニスをするのですが、受けに回ると脆い面もあり、ミスが続くと修正するのが難しい。
コメントにもあったように連戦の疲労もかなりたまっていたのでしょう、第2セット以降は動きも好調時に比べて今ひとつでした。
マレーに勝ったことで達成感を味わい、次の試合のモチベーションも上げにくかったのかもしれません。
対してワウリンカは五輪をスキップしたこともあり、決勝に向けて着実にコンディションを整えてきました。
2週間の戦い方を熟知しているのは流石に全豪・全仏のタイトルホルダーです。
今のままではTOPシードを一人二人撃破することはできても、よほどドロー運に恵まれない限り、錦織がGSを獲るのは厳しいと思います。
これまでも指摘してきましたが、試合の流れが悪くなった時にサービスゲームをキープして辛抱することができないと今日のような試合になる。
サービス自体はかなり改善されてきたので、あとはポイントパターンの引き出しをどれだけ増やせるかでしょう。
今回も多用したサービス&ボレーはアクセントを付ける意味ではよいのですが、今はどちらかといえばストローク戦でポイントが取れなくなった時に苦し紛れでそれに頼っているように見えます。
錦織の一番の武器はやはりこの試合の第1セットのような速いテンポで自分から先に仕掛けていくストロークですから、それを更に磨いて最後はチャンスボールをオープンコートに叩き込んでウィナー、あるいはそこからネットに詰めてボレーで仕留めるという形を増やすのが理想です。
あとはGS以外の大会でも上位に入って、できれば常に第4シード以内に入れるところまでランキングを上げて欲しい。
そうなれば勝ち上がりも楽になり、優勝のチャンスも広がるはずです。
そもそもこのレベルで世界のTOPと互角以上に戦っているだけでも十分素晴らしいのですが、期待が大きいぶん私も含めファンの要求するレベルもどうしても高くなってしまいますね。
今年はこのままいけばツアーファイナル出場もまず大丈夫でしょうし、あとは無事に最後まで乗り切ってもらいたいです。
次は早速来週のデ杯(大阪)、来月の楽天OPENと日本での試合が続きます。
海外のとあるお店の看板だそうです。
(出典はこちら)
(日本語訳)
当店のサービスは3種類です。
①良い ②安い ③速い
ただし、2つしか同時に選べません。
良くて安い サービスは 速く出来ません。
良くて速い サービスは 安く出来ません。
速くて安い サービスは 良く出来ません。
当店にも、これを掲げております。
3番めの「速くて安い」というのは、当店ではそういう仕事自体を
お受けしませんので、まずありませんが。
何卒ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。
話題のウィルソン・NEW PRO STAFF 97、当店にも入荷しました。
オールブラックがフェデラーモデルのRF97 Autograph(340g)。
スペックは旧モデルから変更ありませんが、フェデラー自身が開発に参加し、提案したデザインはタキシードをイメージしたとのこと。
これはかっちょいい!。
自分でも使ってみたいですが、やっぱり重いかなあ(汗)。
フレームにはフェデラーのサイン入り!。
スロート内側にはサインとイラストも。
ロゴはレーザーで刻印されています。
凝ってます!。
フェイスのサイド部分にレッドが入っているのがノーマルの97(315g)です。
赤は「レッドカーペット」のイメージだそうです。
予約注文が入っていますので、早速張り上げます!。
NEW PRO STAFF97の詳細はこちらをご覧ください。