asayanのブログ

趣味を中心に、感じたことを書いていこうと思います。

お知らせ

近ごろ、更新を怠っています。コメントへの返事が遅くなります。どうぞ、ご了承ください。

文語の名文集

2016-02-21 22:33:33 | 日記
最近、漢文の素読・音読で使用している書籍は、

『文章規範 古文真宝 東宋八家文』。

この中には高校時代に学習した文章が、豊富に収録されている。

「漁父辞」「桃花源記」「帰去来辞」「春夜宴桃李園序」などがある。


因みに、『文語の苑』さんのホームページに紹介されている『文語名文百選ー日本語はこんなに美しい』の中で、何冊自分の書棚に所有しているかを調べた。

16冊あった。

取り上げられている著者でも異なる作品は数冊あった。

『文語名文百選』は文語文を学ぶ最高の教材である。

参考にしたい!
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今は昔

2016-02-21 16:20:58 | 日記
今はむかし、高利回りの時代があった。

10年満期定額貯金や5~15年保険の養老保険など。

堅実な商品で元本保証。

例えば、100万円預けて10年後には170万円になった。

今では夢のような話。

高金利 昭和は遠く なりにけり。
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『断腸亭日乗』より文を抜粋

2016-02-21 10:30:49 | 日記
荷風散人、齢六十七の『断腸亭日乗』昭和二十年の日誌より。

目に映る箇所を、1月から2月の頃を、適当に抜粋せり。


  曇りて風なし。この日誌も今は数重なりて二十九巻とはなりぬ。

  寒気甚だし。黄昏に去る。

  晩間細雨やがて雪となるべし。

  日はいつか傾きまた晩飯の仕度すべき頃とはなるなり。

  今年の冬ほど読書に興を得たること未だ嘗て無し。

  宵月の光冴え渡るころとなれり。七八日ころの月なるべし。

  余が偏奇館もいつ取払の命令を受くるや知るべからず。

  雪もよひの空寒し。台所の水晝の中より凍りて解けず。

  雪いつか積りて空は晴れたり。

  空しく家に帰へれば日は徐ろに暮れんとす。

  夕焼けの空いかにも春らしくなりしが風猶寒し。

  古雑誌を閲読して深更に及ぶこと毎夜の如し。

  むかしを憶うて暗涙を催す。

  日光漸く春らしくなりて裏庭の残雪も解け失せたり。

  午に近く眠よりさむるに灰の如く雪降りゐたり。

  晴れて日光少しく暖になりぬ。

 以上、抜粋なり。


目に止まりたる表現を少しばかり書き留めんと思いしが、やや数多くなり果てつ。

古語文の感興、新鮮に思ゆ。

甚だ愉快なり。たまにしてみんとするなり。
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祖母を偲びて

2016-02-21 07:32:55 | 日記
今朝はNHKFMにて、能楽鑑賞を聞きぬ。

『西行桜』と『鶴亀』なり。

『鶴亀』は、祖母の遺品にてテープに収録せるも、

未だ聞かざるなり。

おめでたき演題にて、本日聞きしは有り難きかな。

祖母のありし日を思い出しぬ。
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文語文に関して(編集あり)

2016-02-21 07:26:27 | 日記
偶然、NHKラジオの深夜便を聞いた時、文語文について、

日記の文章を文語文で書いていると解説されておられた。

調べたら、「美しい日本語を未来に引き継ぐ~文語文のすすめ」と題して、

愛甲次郎さん(文語の苑理事長)のお話であった。

その放送を聞いて古文漢文の素読を行なうことにした。

意味のわからない語句ばかりで、内容を理解できていない箇所も多いが、

なんとなく面白そうだ。

ちょうど今、NHKのストリーミングで3月8日まで、もう一度聞くことができる。

永井荷風氏の『断腸亭日乗』についても、触れておられる。

再度、聞いて参考にしたい。

小・中学生の頃、マイクのテストで、

『本日は晴天なり』

の放送を思い出した。

今朝の天気は「本日は晴天なり」

愚思えらく、試してみるべし。
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