足つきの2寸の碁盤には、横に『厚狭囲碁愛好会』の文字が墨で書いてあります。
反対の横にも元の所有者『山陽町会議員 何某』さんも書いてあります。
以前、隣町の町会議員さん同士で、碁の大会があったと聞きました。
今では違う市と合併したので、もう囲碁大会はなくなったのでしょう。
可愛がっていただいたある町会議員さんも、祖父とよく碁を打っていた姿を覚えています。
碁の月刊誌の問題にも投稿されてお名前も載ったことがあります。
昨日見つけた折りたたみ式の碁盤は、その月刊誌の詰碁問題を並べていたことを思い出しました。
水害で泥だらけになっていましたが、乾燥させたら少し線が見えるようになってきました。
汚れた碁盤を見て、そんな祖父の姿が浮かんできました。
月刊誌も水害で、全て処分されました。
いろんな人や思い出が蘇ってきますね。