めんどりおばあの庭

エッセイと花好きのおばあさんのたわ言

買い物途中の階段にて

2016-01-23 14:03:21 | 日記
 

 寒波襲来に備えて、午前中、買い出しにいきました。

 みなさん、考えることは一緒。
 スーパーは大混雑でした。

 野菜の値上がりにびっくり
 暖冬の暮れには値下がりしていましたのに

 食パン、牛乳、卵、お刺身を買うくらいのつもりが・・・
 ショッピングカートに入れきれなくてエコバッグまで
 ついつい買ってしまうんですよね~

 親方が、電話をくれれば迎えに行くよ~と言ってくれていましたが、
 帰りもぶらぶらと歩いて行くことに

 来るときは、かなり寒くてカイロを貼ってくれば良かった~、と
 思ったのですが、買い物しているうちにぽかぽかと暖まりました

 久し振りのウオーキング、途中、写真を撮ったりして、わくわく

 しかし、何時もの魔の階段にやって来ました

 今日は一段ずつ、ゆっくり下りましたよ。
 途中で写真を撮ったりしながら。
 ネコちゃんにも出会いましたし、雑木林と会話したり。

 買い出しとウオーキングを楽しんで来ました。









            買い出しの荷物
       ホウキも買いました~ お分かりになりますか?






      


               遠くの山並みは多摩丘陵



                   金柑


       
                   ロウバイ




コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒い朝の庭

2016-01-23 09:08:57 | 日記
  
 寒い朝です。
 雪だるまが多い天気予報図です。
 雪かきに追われていらっしゃるブロ友さん方が気にかかります。
 みなさま、お気をつけ下さいね。
 どうか、大雪になりませんように

 当地も先日の雪がまだ残っています。
 意外だったのは雪の下の草花は雪が寒さから守ってくれているようですね。
 冷たくて駄目になるのではと思っていました。
 凍っていた雪を取り除いてみましたら、ビオラ、瑞々しくて元気でした。
 自然に溶けるのを待っていた方がいいのかしら。
 雪山で遭難して、雪洞で助かった方もいらっしゃいますものね。
 でも、これはワタクシの勝手な解釈です。

 ビオラたち、寒さと雪で大分、痛んだものもあります。
 この寒さに耐えて、春には元気になってくれることを信じています。

今朝の庭


       先日の雪で幹が裂けたブルーべりーが健在
            急に紅葉してきました
            花芽もついています
          ほっと、胸をなで下ろしています
 


            ウサギのビオラ








             ナデシコ


           金盞花・・・痛んでいます



            カランコエとラベンダー
          ミルクピッチャーに挿しました
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飛行機雲とお月さま

2016-01-22 17:29:03 | 日記
 

 このところ時々、頭の芯がふわっとなる。
 耳鳴りもするし、寒さのせいで血圧が上がっているのだろうか。
 無理をしないように気をつけて、寒空の元のウオーキングも控えている。

 睡眠不足もある様だ。
 今日は久し振りにお昼寝をした。 
 ホットカーペットの上で横になっていたら、心地よくて2時間も眠ってしまった
 いやに暑いと思って目が覚めたら、親方が毛布と膝掛けを掛けてくれていた
 足元ではストーブがガンガン
 寝ている間に3回も電話が鳴った。
 親方が出てくれたがセールスの電話だったようだ。
 ウトウトしながら、断っている親方の声を聞いていた。

 目覚めると頭がすっきりとしてふわふわ感も消えていた。
 やはり、寝不足だったのかしら

 夕刊を取りに外へ出ると、夕焼け空に飛行機雲が
 慌ててカメラを撮りに
 
 真っ白な屋根の向こうの飛行気雲に見とれてしまった。
 東の空にはお月さまが。
 何だか、幸せな気持ちになった

 これで週末のお天気が荒れないでくれたらいいのだが・・・



















 
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

くつろぎのスペース

2016-01-22 09:47:19 | 日記
 

 我が家の居間は、常に取り散らかっています。
 親方が居座って、すぐに取れる範囲に物を置くからです
 急な来客の時は大慌てでお片付け
 気の置けるお友ちだとそのままお通しします。
 「お宅は気が休まるわ~」と、言われます
 これって褒め言葉?

 30数年前からある大きなソファ、大き過ぎて一つ別の部屋に置いてあります。
 頑丈なこのソファの角に足の指をぶつけて3回骨折しています
 勿論ワタクシが。

 お正月に家族一同が集まると並んで座って写真を撮ります。
 娘がいない家族写真は寂しくて今年は撮りませんでしたが。

 このソファの一角に親方は座ってうたた寝します
 背もたれが頭を支えてくれますので気持ちよさそうです。
 ベット代わりにもなりますよ。
 先日、アルコールの入ったお婿さん、気持ちよさそうに寝ていました
 184センチの長身のお婿さんでも足を延ばして寝られます。

 我が家のくつろぎスペースです
 今、この座の主はリハビリテーションに行って不在です



             L字になっています
   カバーは親方とドイツに行った時に街の布屋さんで買いました
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

爪切りの思い出

2016-01-21 14:37:30 | 日記
 
 身長は縮んでも、爪が伸びるのが早い。
 因みに、私の身長は158センチから157センチに縮みました。
 今日、爪を切りながら、ふと、姑のことを思い出しました。
 爪切りは35年以上も使用しています。
 この爪切りと夫と姑の話を、昔、エッセーに書きました。
 32年前のことです。
 拙い文章で、古いお話しですが、掲載させて頂きます。

      『爪切り』

  日曜日の朝、居間で、のんびりとコーヒーを飲んでいると、パジャマ姿の夫が
 新聞を持って現れる。眼鏡を持っていないから、新聞は読むためでないことを
 確信する。「やれやれ、またか」という私の渋顔を尻目に、夫は庭に向かって
 廊下に腰を下ろす。そして、ごそごそと床の上に新聞を広げる。
  やがて、ぱちん、ぱちんと爪を切る音が、私のコーヒータイムのムードを壊す
 のである。
  ここ数年来、頭髪に白いものが増し、少し、ねこ背気味になってきた後ろ姿を
 眺め、その音を聞いていると、八十歳で亡くなった姑の顔が浮かんでくる。
  都心に住む姑は、よく我が家を訪れた。
 「ここんちは、緑がたくさんあっていいねぇ」
  と、いつも庭に出て木や草花を眺めていた。姑は小平の生まれで武蔵野の自然
 に囲まれて育った。明治生まれの彼女は、当時、自転車を乗り回すおてんば娘だ
 ったそうだ。小平小町と言われながら婚期が遅れたのはそのせいだと聞いたこと
 がある。
 「ほら、おふくろ、ここに座って」
  夫は廊下に椅子を持ち出すと、姑に声をかけた。
  散髪と爪切りをしてやるのである。
  五男二女を育て、五十歳で夫に先立たれた姑の指は節くれだち、その爪は硬く、
 切る度にぱちん、ぱちんと大きな音を響かせた。
  爪切は、夫が奈良を旅した際に買ってきた少し大きめの物で、黒地に金文字で
 「奈良若草山、三條小鍛治宗近」と記されてあり、よく切れた。しかし、私はその
 色彩が抹香臭く感じられて好きではなかった。
 「すまないねぇ」
  姑は、白髪のおかっぱ頭を傾げて四十歳半ばを過ぎた息子に、子供のように手を
 差し出して目を細めた。
  その姑が、八十歳の初夏ガンで逝った。入院したときはすでに手遅れであった。
 子供たちが交代で病院に泊まり込み看病した。
  ある日、交代のために私が病室を訪れると、夫は姑の爪を切ってやっていた。
 姑は意識がなくなってから一週間を経過していて、点滴で命をながらえているよ
 うな状態にあった。
 「こんなになっても、爪は伸びるんだよなあ」
  夫は、細くなった母親の手を握りしめてつぶやいた。
  ぱちん、ぱちんと爪を切る音が病室に響いた。
 「あっ」 と、夫が小さく叫んだ。
  誤って、母親の指先を切ってしまったのだ。意識がなく、息子にされるままに
 なっていた姑が「痛い」というように手を引っ込めた。
 「ごめん、ごめん」
  夫は謝りながら、母親の指に滲んだ血を拭い、ばんそう膏を貼ってやった。
  その二日後に、姑は亡くなった。
  最期の時に間に合わなかった夫は号泣した。
  胸の上で組み合わされた姑の指のばんそう膏が、私の目にかすんで見えた。
  
                               1984年2月記

      
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする