懐かしのタイガーマスク

2010年12月05日 18時58分33秒 | Weblog
先日のアジア大会で陸上女子100mで金メダルをとった
福島千里選手の話を夫としていた時のこと。
あの人の腹筋すごいよねー,と言うと,
夫が,
「テレビで観たけど,天井から逆さ吊りになって,その状態から腹筋をしてたで。」
と,言った。
それ,『虎の穴』のトレーニングみたいやな、と思った。

昭和40年代に放送されていたアニメ,「タイガーマスク」のこと。
一言で言ってしまうとプロレスアニメなのだが,
なんとも言えぬ独特の暗さがあり,(梶原一騎原作ということもあるのか?)
子ども向きではないなぁ,と今となっては思う。

「虎の穴」とは,設定ではアルプス山中にある,悪役レスラー養成所で
世界中から孤児を集めてきて,地獄の猛特訓で強靭な悪役レスラーに育て上げる,
ということになっていた。
アニメ「タイガーマスク」の主人公,伊達直人はそこの出身のレスラーなのだ。

私には6歳年上の兄がいることは何度か書いてきたが,
彼がタイガーマスクの猛烈なファンだったため,
私ももれなくそれに付き合わされていた。
それゆえ,ある程度の知識を持っているのだ。

その「虎の穴」の壮絶なトレーニングに逆さ吊りにされて,
腹筋を鍛えていたシーンがあったような気がするんだけど。

でも,確かに,福島千里選手のトレーニングを見て,
すぐに「虎の穴」を連想する自分はちょっとどうなんだろう,
連想したところでせいぜい中国拳法の秘境の山でのトレーニング,
というところだろう。

久しぶりにタイガーマスクのオープニング曲とエンディング曲が聴きたくなり,
YouTubeで調べた。
あった,あった,ありましたよー。

いや~,いいっすねぇ。
昔のアニメの曲っていいですわ~。

オープニング曲の疾走感がなんとも言えず,カッコいい。
「フェアープレーで切り抜けて男の根性見せてやれ」
男の根性見せてやれ、だなんてきょうびなかなか聞けるフレーズではない笑。

一方,エンディング曲の「みなしごのバラード」は
尋常じゃなく悲しくて寂しくて
「これ,ホンマに子供向けのアニメか!?」
と言いたくなる。
しかし,夫は
「昔のアニメはたいてい,エンディング曲はしんみりしてるものと
 相場が決まっとったわ。
 ルパン三世,天才バカボン,宇宙戦艦ヤマト,どろろんえん魔くん,一休さん・・・」

ほ・・・ホンマや・・・どれもしんみりしてる。
胸にグッとくるものが多いです。

「タイガーマスク」を御存知で懐かしいなー,と思ってくださった方も,
「何それ,知らんわー」というお若い人も,
一度YouTubeで検索なさってみては?
コメント
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