仲間と再会

この事務所に決まる前に、私はちょっとしたフリーター生活を送っていた。
その中で、飲食のバイトを半年ばかりやってたんだけど、そこで知り合った仲間と、未だに連絡を取り合ったりしているのだ。

初めての飲食の仕事ってこともあって、ズすべてが初めてのことで、そこで知り合った仲間ってのは結構印象深かったりする。

ほぼ一日その店内で過ごし、食事も休憩も常に一緒だし、家族みたいなもんだったな～。

へたにファミレスとかじゃなく、みんなで作ってくっていうお店だったから、余計に絆も深くなったのだろう。

一年ぶりの人もいて、かなり懐かしくなった。

でも、一年てあっという間なんだね。。。。

今は、就職してる人ももちろんいるし、未だにそのお店で働いてる人もいる。

みんなの共通の話題は一年から半年前の事に自然となってくる。

それぞれ違う仕事をしてても、あんなことあったね～、っていう話題で盛り上がれるのは、いくつになっても貴重な事だと思う。

もちろん、バイトのことだから、知らない名前とかもでてくる。でも、そんなのほとんど気にならない。
懐かしい仲間が集まっているということに、なんだか幸せになってたりするのだ。

大学の友達と久し振りに再会する、という感覚に似ている。

とても、あたたかな時間だ。

たった一年前のことなのに、とても遠い記憶の中にある。

そのお店を辞めて、違うバイトもいくつかしたけど、なかなかいい人たちに巡り会うことはなかったな。
なんだか、さみしかったりしたものだ。

飲食って、そんなもんなのかな。
つながりが深くなるもんなんだろうか。

でも、なんだか、盛り上がってるなかで、一期一会ってほんと大切だわ、と実感してしまっていた。

こういう時間って大切だな、それぞれ違う事してても、声かけて、それで集まれるってのはすごいことじゃない？

仲間っていいなって改めて思う。

また、みんあで、集まろうねって解散した。

なんだか、新鮮な、純粋な気持ちになった夜でした。