京都ホリスティックアロマセラピストてんてんの ~幸せの風日記~

生きることは愉しいことヽ(^。^)ノ~起こること・・すべては愛~

気持ちの切り替えにこの1本

2008-02-06 14:25:15 | インポート

いやぁ~、今日は事務仕事がはかどるわぁ~。
一人で仕事をしていると周りには誰も見ている人がいないので、
15分経ったくらいでうろうろしたり、ついつい珈琲を飲みに下に
降りたりと集中力に欠けるてんてんだけど、今日は朝からお昼の12時まで
一度もうろうろせずに集中できたわぁ~。
今日の精油はサイプレス、セージ、ゼラニウム、レモン、スペアミント
なんとも集中力が強化できそうなラインナップ。
最近のてんてんにとって欠かせない精油が「セージ」。
アロマを習い始めた頃はこのセージがとっても苦手だった。
けれどある時、このセージにゼラニウムと柑橘系のオイルをブレンドしてみたら、
まぁ~~なんといい香り・・。
やっぱりこのゼラニウムは本当にいいお仕事をしてくれる。
「調和・バランス・ハーモニー」をとってくれるゼラニウム。
そして柑橘系でキリリと引き締めた、セージブレンドは集中力をつけてくれることは
もちろんのこと、気持ちの切り替えをするときにもすごく役に立ってくれている。
今ではセージ単独でも問題なく、嗅げるようになった。
持っているクリスタルの浄化にはこのセージやラベンダースパイクの原液をつけて
クリスタルに「いつもありがとうね~。ご苦労様~。」と声をかけるとクリスタルは
まるで答えてくれるかのようにキラキラと輝きを増してくれるのだった。
人は何かひとつ嫌なことがあると、ついついそのことばっかり考えてどんどん気持ちも
くら~くなってくる。
例えば、噂話で自分のことをよくないように言われていることが耳に入ってきたり、
そんなつもりで言ったのではないのに、相手に誤解を与えてしまったり、
一生懸命自分ではがんばっているつもりなのに、それでも誰かに頭ごなしに注意
されたり、、、。
人それぞれ感じ方が違う人間が地球という器の中で暮らしている以上
上記のような場面にはよく遭遇するこだろう。
確かに最初は悲しくなったり、とても切なくなったり、又相手に対して
いいわけの気持ちが出てきたり、怒りの気持ちがでてくることもあるだろうけど、
ずっとくよくよ、いじいじしているとその「くよくよいじいじ菌」や「言い訳、怒り菌」が
自分の中でどんどん繁殖し犯され結局しんどい想いをするのは自分自身なのだ。
そんな「くよくよいじいじ菌」・「言い訳怒り菌」を静かに転換してくれるのがこのセージ、
ゼラニウム、柑橘系のブレンド。
これは今まで何度も書いてきたけれど、まずは気持ちが「うーーーーーーーーーっ」と
煮え詰まってきたらグレープフルーツやレモンの香を何度も何度も嗅いで大きな深呼吸を
繰り返してみましょう。
その後、アロマライト等でセージ、ゼラニウム、柑橘系の精油を焚き、
まずは自分の傷ついた心に(胸のところに)手をあてて、そっと優しい言葉をかけて
あげてみましょうね。
その後、てんてんの場合、、
「よ~し!!もっとも~っと素敵な女性になろう~♪もっともっ~と魅力的な女性になろ~♪」
「もっとも~~っと優しい人間になるんだぁ~♪」「もっとも~~っと幸せになるんだぁ~い♪」
って決めるんです。

真実はひとつだから・・・。

きっと心無い言葉や想いをいただくのも、人を通して聞かされるのも
私がまだまだ優しくなかったからだわぁ~っとさら~~っと反省し、
こういう時こそ、
「自分はもっともっと優しくなろう~♪」って思うことにしよう~って決めたのです。
「そんなつもりで言ったのではないのに・・。どうしてわかってくれないの~。」
「そんなつもりでやったのではないのに・・。ひどい!!」
こんな気持ちに包まれながら1日を過ごすよりも、自分はもっと優しくなろ~素敵になろう~
ってるん♪るん♪努力する生き方のほうがすごく素敵。
想像するだけで、るんるんしてくるでしょう?
そしていつの日か振り返ったとき、「ああ・・あの人が、、、あのお方が、、、私をこんなにも
成長させてくださったんだわぁ~。本当にありがとうございます~。」って心から
感謝を送れる日が必ずくると思うの。
てんてんも最初はね、痛い失恋をした時、人から心ない言葉や想いをむけられた時、
「ふん!絶対幸せになって見返してやるわぁ~みておれ~~」って思ってがんばったんだ~。
でもアロマセラピーに触れて、たくさんの優しい人達に包まれて、1歩1歩
癒されてきたからかなぁ・・。
いつしか、「自分に痛い想いをさせてくださる人こそ、本当はいっぱい
愛してくださっていたのかも・・」って思えるようになった。
「私がもっともっと器の大きな、優しい人間になる為にあえて悪役を
かってくださっていたのかも・・。」って思えるようになった。
すると「見返してやるわぁ~」から自然に「ありがとうございます~~」に変わっていたの。
今、痛い想いをしているPC前のみなさん・・・。
絶対大丈夫・・・。
傷は必ず癒されるから・・・。
ほらほら、、そんなに可愛いお顔をしているのに・・。もったいな~い。顔をあげて・・。
それから両手を可愛くグーしてみて~。
るん♪るん♪ってお尻を2回きゅっきゅっって横にふるんだよ~。
口角を自分の両手できゅっ!!って持ち上げて・・。
ほら元気になってきたぁ~。
傷が癒されるその日まで、更なる女磨きに励んでみませんか?
てんてんも更なるらぶり~な女性を目指してがんばりま~す。
さて・・お仕事の続きもがんばろっと・・。珈琲飲んでから。?(´^?∀^?`*)

Aromaranp (←てんてんお気に入りのアロマランプ)

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なんの因果か・・・

2008-02-05 16:33:10 | てんてんお笑い伝説

先日ブログに書かせていただいた「てんてん台車で運ばれる事件」を読んでくださった

皆々様から「椅子から落ちそうになるくらい笑った~」とか

「PC前でひーひーと 笑ってしまいました~」とか思わぬ反響をいただきまして、

てんてんのドジ話でそんだけ 笑ってもらえて光栄です。

・・・というわけで調子に乗った、てんてんはもうひとつの最強ネタを公表することにしました。

でも・・これを書いたら一般の皆々さまから

「この人は本当にアロマセラピストなんだろうか・・」

と不安を与えてしまうかもしれないけれど、あくまでもこれは数十年前のお話・・。

ご愛嬌・ご愛嬌(^∇^*)*^∇^)・・とういうことで失礼をお許しくださいませ。

実はこの話のテーマもまたまた「ザ!我慢」 

でも我慢する つもりはなかったのに、この間のブログで書かせてもらったとおり

てんてんのあまりにも 計画性のなさが生み出した、

まさに今世紀最大の大悲劇となったのでした。

あれも今からかれこれ21年前・・てんてんピチピチの19歳。

なんでもすぐに影響されてしまうてんてんは当時見た「私をスキーに連れてって」

という 映画を見終えた瞬間に「よし!スキーやろう!」っと突如思い立ったのでした。

もっぱらマイゲレンデは比叡山の人口スキー場。

いつか長野県の本物の雪で思う存分滑ってみたいわ~!!

そんな夢をいだきながら 週末仕事帰りに一人でスキー板を背負って

叡山電鉄に乗って比叡山でひたすら滑る・・

というのがもっぱらてんてんの花金(古い?)の過ごし方だった。

そんなある日、高校時代の友達が野沢スキー場の激安ツアーを見つけてくれて

とうとう夢にまで見た長野県スキーデビューが決まったのだ。

てんてんはそれまで修学旅行くらい しか旅行に行ったことがなかった。

いつもなにも考えてない全く計画性のないてんてんはただ野沢温泉スキー場で

おもいっきり滑れる~~という浮かれぽんちのままツアーに参加したのだ。

初体験の夜行バス・・。なんだかちょっぴち大人になった気分(うきうき~わくわく~)

その日は朝からずっと雪が降り続いていた。

それでも順調に走り続けるバス・・・。 翌朝バスの中で目を覚ますともうそこは銀世界!!

すご~~い!!もう少しでこんなパウダースノーの上を滑れるんだぁ~~

ボーゲンでもきゅっ!って止まれるんだぁ~~。

てんてんの頭の中にはゆーみんの「ブリザ~ド♪Ohブリザ~ド♪」が流れ、

この日の為に買ったエレッセのスキーウェアとヤマハのスキー板に原田知世さんが

映画でかけていた白のサングラスをかけたてんてんがボーゲンでかっこよく?

雪の上を滑っている図をニヤニヤと想像していたのだった。

「もうすぐやわぁ~うきうき~♪」

そしていよいよ最後のバスの休憩地点に着いた。(あれはどこのSAだったんだろう?)

運転手さんが、 「これで、最後の休憩になります。もう目的地まで休憩がありませんので、

みなさんトイレを済ませておいてくださいね。」 とアナウンスしてくださった。

けれどその時完全にうかれポンチになっていたてんてんは

「早く滑りたいよ~~♪」という気持ちが先走り

『トイレは大丈夫だからぁ~。それより早く運転手さん出発しようよ~。』

という気持ちで いっぱいだったのだ。

トイレ休憩が終わり、いざ野沢温泉に向けてしゅっぱ~つ!

てんてんの頭の中は更にゆ~みんの曲が軽快なリズムで鳴り続けている。

頭の中でまさに映画のヒロインになりきっていた。

それからしばらく経ってバスが山道に入った頃、急にバスの進むスピードが落ちてきた。

運転手さんより 「え~昨日の雪のせいでかなり渋滞しているようです。」とアナウンスが・・。

前をみると私達と同じようなスキーツアーのバスがずらーーーと並んでいる。

夜中の2時に出発したのに、もうお日様はけっこう高くまで上がっていた。

なかなかバスが前へ動こうとしない・・。

とろとろ・・とろとろ・・

当時乗り物が強いほうではなかっらてんてんもさすが少し疲れが出て

テンションが下がってきた。

とろとろ・・とろとろ・・

最後の休憩地点を出発して何分たったのだろう?

とろとろ・・とろとろ・・

さっきは「トイレは大丈夫~」と思っていたのに、

次第にちょっと雲行きが怪しい自然現象がてんてんの身体の中で起こり始めていた。

とろとろ・・とろとろ・・

ちょっと苦しくなってきたので運転手さんに「あの・・あとどれくらいかかりますか?」と

尋ねると 「いやぁ~わからんなぁ~。かなり渋滞してるからなぁ~。」

「ほんまやったらあと1時間少々で着く予定なんやけど、検討もつかへんわ。」と

言われたのだ。

「そうですか・・(しょぼん)」

『さっき、休憩のときちゃんとトイレ行っとけばよかったよ~ん。(とほほ)』

後悔先に立たず・・。

そしてそれから1時間ほどが過ぎた。

ちょっとほんとに手が黄色くなってきそうな勢いだった。

友達も「たけちゃん(てんてんの昔のあだ名)大丈夫かぁ?」と心配してくれた。

そしてこれまたお約束の脂汗がとうとう滲んできてしまったのだ。

「あかん・・もうあかん・・限界・・我慢できひん。」 でも外はただの山道・・。

トイレなんてどこにもない。あるはずがない。

・・・ふと窓の外を見たとき、山道の下のほうに何か小屋らしきものが目に入ったのだ。

てんてんは「あ!あそこにトイレがあるに違いない!」と確信したのだった。

その小屋がてんてんには光って見えたのだ。

思わず、運転手さんのところに駆け寄り

「運転手さん、すみませんけど降ろしてもらえませんか?

どうしてもトイレ我慢 できなくて、あそこの小屋みたいなところでさせてもらってくるので・・」と

訴えたのだった。

運転手さんはもう困ったなぁ~という顔をしながら、

「でも、ここでバスを止めておくわけにはいかへんよ。後ろもつまってるし、

まぁ、これだけ渋滞しているからそんなに前には進まへんと思うけど

バスはこのまま走るから後で追っかけてきてな。」とちょっと冷たく言い放たれ のだった。

それでもてんてんは「やっとトイレができる~」という喜びで

「かまいません!後で追っかけますからここで降ろしてください。」と

目を輝かせて言ったのだった。

友達は「ほんまたけちゃん、大丈夫かぁ?あんなところにトイレあるんかなぁ?」と

すごく心配してくれたけど、どこからその自信が湧いてくるのか

「絶対トイレあるよ!大丈夫!ちゃんと戻ってくるからなぁ。」と言い放って

一目散にバスを飛び降り、目的の小屋に向かってまっしぐらに走っていったのだった。

てんてんはあまりにも無謀だった。

雪国をあまりにも甘く見ていたのだった。

あまりにもなんにも考えなさすぎだった。

そこは雪国の山の中。

鼻息荒く喜びいさんでその小屋めがけて一目散に走っていくと・・

「ズボっっっ!!ズボ!ズボ!ズボォ~」   「ひえ~~~!!」

いったいなにが起こったのか一瞬理解できなかったのだが目の前が真っ白になった。

これは比喩表現ではなく、本当に真っ白になったのだ。

なんとてんてんはすっぽりと身体まるごと雪の中に埋まってしまったのだった。

何も見えない・・。なんでこんなことに・・。 とりあえず必死で雪をかきわけた。

それはまるで平泳ぎをするかのように・・・。

ちょっと命の危険を感じた・・。

こんな雪は生まれて初めての体験だったから・・。

けれど、人間って本当にすごい!

目的がしっかりと定まっていれば少しの恐怖も おしのけて

目的に向かって進もうとするのだから・・。

これが人間の未知なる隠された力なのか・・・。

てんてんは雪の中を平泳ぎ状態で小屋のほうにむかって必死で泳ぎ?続けた。

雪国をかなり甘く見ていたてんてんは靴はただの運動靴だった。

ズボンはジーパンだった。

それでもひたすらトイレを求めて死に物狂いで雪をかきわけた。

そしてとうとう目的地についたのだった。

「やったぁ~~!!」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その小屋は・・・・・・・・・・その小屋は・・・・・・・・・・・ただの小屋だった~。

トイレなんてどこにもない。

「がび~~ん。」 「め・めまいが・・。」

トイレをしたいうえに全身雪だらけになってしまったてんてんの身体は冷え切り

ここでバスに帰ることなんてできない。

せっかくここまできたんだから・・・ 19歳花のぴちぴちてんてん・・・・

恥ずかしいけどそんなこと言ってられない・・。

勇気を振り絞ってもうここでするしかないか・・と今世紀最大の覚悟を決めた。

そして周りに人がいないか確かめようとくるり! と後方を振り向いた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

な・なんと見上げたその方向にはスキーツアーのバスが渋滞で何台も何台もつらなり

しかもバスに乗っている人達がてんてんを不思議そう~な顔で見下ろしているではないか・・

なんとも冷たい視線があそこにも、ここにも・・・。

「う・うそ・・・」(ちらり~鼻から豆乳~♪)(←ベートベンの運命でお願いします。)

雪の中を必死で泳いでいたてんてんはバスからかなり遠いところまでやってきたように

思い込んでいたのだけれど、実はあのバスの渋滞列からさほど距離的には

進んでいなかったのだ。

「こ・これではなんぼこの私でも無理や・・。」「なってこったぁ~。」

さすがのてんてんもあきらめる以外他はなかった。

そして自分で泳いでかきわけてきた道を後戻りしていったのだ。

やっとバスの列に辿りついたと思ったら今度は自分が乗っていた

バスが前のほうに進んだみたいでわからない。

ここでも全く計画性のない、無謀なてんてんはバスを降りるとき、

バスの名前も、運転手さんの顔も、ツアーの名前も何も確認しなかったのだ。

『だぁーーーーーーーーー』(←脱力感の音)

空は青く澄み渡り、気温もぐんぐん上昇中~。

てんてんの身体中についた雪が溶け始め全身がびちょびちょになってきた。

そして重たい足をひきずりながら自分の乗っていたバスを求めて山道を

ひたすら駆け上がった。

相変わらず他のバスの乗っている皆々様の視線が痛い・・。

『いったいあの人は何をしているのだろう?』と・・・突きさす突きさす痛い視線。

そりゃそうだろう。そう思うのが当然だろう・・。

冷たい視線を全身に浴びながら、てんてんはゼーゼーハーハーとバスを探した。

バスの中から友達が私をみつけてくれて、「たけちゃ~ん、ここ!ここ!」と呼んでくれ、

やっと無事バスに乗り込むことができた。

運転手さん:「トイレできたか?」

てんてん:「いえ・・あそこにはトイレありませんでした。」

運転手さん:「そらないやろ。気の毒にな・・。」とやっぱり冷たく言われた。

友達は「たけちゃ~ん、あんたほんまに大丈夫か~~」

「でもたけちゃん、あんたちょっと怖い・・」と

友達にも私の無謀な行動を怖がられてしまったのだ。

でもその時のてんてんはそんなことはどうでもよかった。

ひたすらに・・ひたすらに・・身体の中が、「○○っ○」で充満しそうだった。

いや・・・もう身体から今にも溢れそうだった。

あのままバスの乗っていれば、服もこんなにびちょびちょにならずに済んだのに・・。

あれだけ長い上り坂を上る必要もなかったのに・・。

なんの因果か、、、、なんでこんな思いをしなくてはいけなかったのか・・・。

てんてんはただただ震えていたのだった。寒さにではない・・。

もう、黄色どころの話ではない。顔中、紫になっていたと思う。

多分、限界を超えてしまったのだと思う。

昔、札幌に住んでいる頃ある人から人間の脳波について教えてもらったことがる。

脳はリラックスするとα波という赤色の脳波がでるそうなのだ。

そしてその上をいくのが「θ波」といってこれはもう瞑想状態・こん睡状態の脳波に

なっているそうなのだ。

その色が紫・・。 その時のてんてんはまさにこのこん睡状態だった。

何も考えられない。息もどうやってしているのかわからない。

正座をがまんした事件のときは目の前が黄色だったけれど、

確かにこの時、目の前は紫だった。

バスの揺れになるべく身体が揺れないように、身体を硬直させた・・。

それからどれくらい時間が経ったのだろう・・。

てんてんはもう完全に瞑想状態だったと思う。

その時間の記憶が全くないのだ。

そしてあれから2時間という時間が過ぎていた。

実に「もよおし」始めて、3時間という信じられない時間が流れていたのだった。

時刻は正午になろうとしているときやっとバスが目的地野沢温泉に到着したのだった。

もうてんてんには走る気力も残っていなかった。

紫色の顔をしたてんてんは(←友達の証言による)ヨタヨタとトイレめざして歩いた。

目的達成・・。

あの時の安堵感・・あの時のやすらぎ・・あの時の幸福感・・ あの解放感・・。

もうどのように表現していいかわからない。

あの出来事はてんてんにとって今もなお癒されることなくトラウマとして残っている。

アロマの研修旅行でも長野県に行くことがたびたびあるのだが、

トイレはしたく なくても必ず降りるようにしている。

そして研修中でも少しでももよおしたら、お話されている方には大変申し訳 ないのだけど

絶対我慢せずに席を立たせていただいている。

その昔、ある人に「講義中にトイレに席を立つ人は集中力がないからだ。」と

注意されたことがあったけれど、もうどんな注意されてもなんと言われても

てんてんは我慢しないのだった。

あんな苦しい思いはもう2度としたくない。

「送ったものは必ず返ってくる・・」というエネルギーの法則をアロマのレッスンでも

度々お話させていただくことがある。

なぜあの時てんてんはあんなにも苦しい思いをしなければならなかったのか?

前世で誰かにひどい我慢を強いてしまったことがあるのか?

いや・・そんな特別なことではない。

ただただ、自分の全くの計画性のなさ、過信が生み出した自業自得の出来事だっただけだ。

しかし、てんてんは前回の「正座事件」、今回の「スキー事件」のみならず

まだまだこんな痛い体験をたくさんしている。

やっぱり前世は悪代官だったのかもしれない。

だからこうやっていっぱいいっぱい痛い目にあってその時の悪事を

自らの身体で解消しているのかもしれない。

けなげなてんてんの魂だ・・。(・・って勝手に想っているだけ)

昔は悪代官だったてんてんも(←しつこいようだけど想像)今や人の癒しのお手伝いを

させていただくセラピストというお仕事をしているなんて。。。

人はやっぱり変われるものだ・・とまたここでも確信。

しかし、いつかこのトラウマは解消されるのだろうか・・。

トラウマ?そんなかっこいいものではない。

自分の思うように生きることはとっても大切だけど、もうちょっとだけ計画性も持とうね・・。

てんてんちゃん。 はい・・・。

今日もまた長々と失礼いたしました。

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わくわく感に身を任せ・・・

2008-02-03 13:12:15 | インポート

てんてんはあまり「迷う」ということがない。

「今までどんなことで迷ったかなぁ~?」と一生懸命思い出そうとしてみたのだけれど、

いっこうに思い出せない。

まず外食ひとつにおいてもそうだが、ほとんどメニューを見て迷ったことがない。

夫は私の正反対で今はだいぶマシになってきたけれど、付き合い出した当時は

もうびっくりするくらい何を食べるかでず~~~っと迷っている。

私がしびれを切らしていつも「また今度来た時そっちのほうを食べればいいやん。」って

いってもず~~~っと迷っていた。

先週も生徒さん達とSゼリアに行ったお話しを書かせてもらったが、

私は全く意識していなかったのだけど、

「先生~~迷いませんよね~~。」と背後から声をかけたSがいた。

そう・・ドリンクバーの前でみんな何を飲むかちょっぴりだけど思案していた。

てんてんは迷いもなく一直線に「シナモンアップルティ」にさっ!!と手をのばした。

特に良く行くお店だと私はほとんど冒険しないのだ。

自分が気に入った「これ!!」というものがあったら毎回必ずそれを注文している。

みんなからは「よくあきないね~」と言われるけれど、気に入ったものなら毎日でも食べられる

ほどてんてんは一途なのだ。

だって・・「それ」がおいしい!とわかっているのに別のものを注文しておいしくなかったら

もったいないもん!

夫は「いろいろ冒険しないと新しい発見がないやん。」って言うけれど食べ物に関しては

ほとんど冒険しないてんてんだった。

「あきる」という感覚が本当にない。

何度同じものを食べても、毎回食べる前わくわくするのだった。

昔独身の頃、カレー屋でアルバイトをしていた時もそこのカレーが大好きだったてんてんは

毎日お昼のまかないはカレーだったけれど、飽きたことがなかった。

他の仲間達はちょっと飽きモードで自分でお弁当を持ってきたりしていた日もあったけど

てんてんは辞めるその日まで毎日カレーを食べ続けた。

又迷わないといえば、「行動」もそうだった。

「こうしたい!!」と思ったら、ほぼすぐに行動している。

てんてんの辞書に「石橋を叩いて渡る」なんていう文字はない。

てんてんにとって橋があろうがなかろうがそんなことは関係ない。

そこへ行きたい!と思ったら考える間もなく猛突進してしている。

あまりに行動が早すぎて痛い目にあったことも数知れず・・。

でも、「迷えない」のだった・・。

やりたい!ここにいきたい!ということを我慢なんて絶対にできない性格だ。

またやりたくないことを「我慢」してやることも絶対できない。

幼い頃から「計画」というものはぜ~~~~~~~~~ったいに立てられない子だった。

立てても一度もそれをまともに実践したことはない。

母親からは「あんたな・・もうちょっとちゃんと考えてから行動しいや。」とよく言われたけど

母も私が成人する頃にはあきらめたようだった。

痛い目にあいながらも楽しそうにやっている私を見て、もう何も言わなくなった。

「これをやってみたい!」「ここへ行きたい!」・・自分がそれをほんと~~に望んで

いる時は「わくわく」が止まらなくなってしまうのだ。

背中がぞわぞわぞわ~っとなって思わずぴょんぴょん飛んでしまう。

くるくると踊ってしまうこともある。

てんてんの持論だけど、「できないことは思い浮かばない」・・ということだ。

逆に言うと「できるからこそ思い浮かぶ」

周りからは「そんな無茶なぁ~~」とか「常識はずれ」と思われることも中にはあったけど

自分の「わくわく感」だけを頼りにやっぱり進んでしまうのだった。

人生はアトラクション。ミラクルワンダーランド。

痛い目にあうこともあるけどそこから学ぶこともまた楽しい~。

意味のあることしか起こらない。

どんなことも全部全部私にとってかけがえのない体験となるのだから・・・。

少し前、性に合っていないのに、頭で「どうしよう・・こうしよう・・」と考えて

しまうことがあった。結果へとへとに疲れてしまって完全に自分らしさを

見失ってしまった時期があった。

でも以前のてんてんは傲慢だったけど、本当に元気にまっすぐに自分の

やりたいと思うことを思う存分やってきた・・。

あの時のキラキラと輝いていた自分を最近しっかり思い出せてきたように思う。

なんてたって身体がとっても軽いんだもん。

先日、京都大丸の地下に立ち寄ったとき、たまたまその日だけ出張出店で

売りにこられていたパン屋さんがあった。

とってもおいしそうだったので、また迷わずいくつかのパンを購入して帰った。

自分の分と娘の分と夫の分と・・。

けれどとてもお腹が減ってたので途中ベンチのあるところに座って

パクパクと食べ始めたのだった。

「おいちぃ~(;w;)。」「おいちちゅぎるぅぅ・・」

パクパクパクパク・・。

気がついたら、家に辿りつくまで夫の分も娘の分もぜ~んぶ食べてしまったのだった。

かろうじて・・かろうじて・・ちょっとだけ「くるみデニュッシュ」のかけらが残っていたので、

娘にはお土産とは言わずに「これ・・ちょっと食べてみる・・」と言って

くるみデニッシュのかけらをあげたのだった。

娘も「これすっごいおいしい~!!もっとほしい~!!」と言ったけど、

残念ながら母のin胃袋だった。

「へ~~なんていうお店やったけ??」

まさかこんなにおいしいとは思わなかったので、店の名前を覚えてこなかった。

「大阪○○○」という「大阪」という文字だけ覚えていたのだけど、どうしても

思い出せなかった。

「あのクロワッサンとくるみデニッシュをもう一度食べてみたい・・。」

アロマの生徒さんの中にもパン好きは多い。

中でもおいしいもん情報にはめっぽう詳しい生徒さんがいる。

彼女が紹介してくれるものは本当においしいかった。

また若いだけあっていろんなお店情報を良く知っている。

先日のレッスンで上記の話をすると、彼女は早速一生懸命ネットで調べてくれて

「この店ではないか?」という情報をメールでいっぱい送ってきてくれたのだった。

でも残念ながら、その情報の中にはなかった。

(けれど・・さすが彼女のセレクト!!是非一度行ってみたい!!と思うほど素敵な

パン屋さん情報を教えてくれた。)

そして今朝起きたら突然やっぱりあのパンがどうしても食べたくなった。

どうしてもどうしても自分も食べたいけれど、夫と娘にもあんなにおいしい

くるみデニッシュをまるごと食べさせてあげたかったのだ。

先日その生徒さんが「大丸に聞いてみたら?」というようなことを言ってくれたので、

10時の開店を待ってすぐに電話してみたらあっさりとお店の名前がわかった。

そのお店は大阪北新地本店・梅田大丸にも出店している「聖庵」という

天然酵母のパン屋さんだった。

彼女に「パン屋さんの名前わかったよ~~いろいろ調べてくれてありがとう~」と

メールをしたのだった。

しばらくして、「聖庵」は彼女の勤めている会社のすぐ傍にあるらしいのだ。

気の利く彼女は「先生、よかったら来週のレッスンのとき買って持っていきましょうか?」

と返信をくれたときにはてんてん・・・・もうすでに夫に車で阪急桂駅まで送って

もらっている車の中だった。

やっぱり思い立ったら即行動のてんてんなのだった。

本当は本店に行ってみたかったけど、今日もまた超~さむだったので、梅田大丸店に

しておいた。

「うひょ~~これやこれ!!」お目当てのクロワッサンとくるみデニッシュがいっぱい

積まれていた。他にもたくさんおいしそうなのがあったので娘が「ほしい!」というものを

いくつか買ってあげた。せっかく大阪まで行ったけど目的の物を手に入れたら満足して

どこにも寄り道せずに即家に帰った。

でも案の定、家に帰るまで待てなかったので、娘と2人阪急電車の中でパクついた。

昨日はちゃんと夫の分は食べずに持って帰った。

夫は「うんうん!おいしい!!すごいボリュームやなぁ~」とすごく喜んでくれた。

娘も「ほんまにおいしいわぁ~」とすごくおいしそうに食べてくれた。

大阪まで買いに行ったかいがあったわ~。

Pan

←(これがそのくるみデニッシュ、なかにこれでもか~というくらいぎっしりくる

みが入っているのだ。ちょっと一人では一度に食べきれないかも・・)

それに新たな私の「おいしいもん」にも巡り合えたし・・。

これからてんてん、年を重ねてもわくわく感に身を任せてあちこち飛び回っていることだろう。

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