京都ホリスティックアロマセラピストてんてんの ~幸せの風ふわふわ日記~

生きることは愉しいことヽ(^。^)ノ
~起こること・・すべては愛~

ア・イ・シ・テ・ルのサイン ~Kちゃんからのメールより~

2009-05-01 23:47:13 | 我が家の動物さん達

てんてん先生へ

優しいメール、そしてブログも読ませて頂きました(号泣)

てんてん先生、本当にありがとう。

感謝でいっぱいです☆

過去が思い返され、レッスン前に号泣し、朝から、いや、昨日から

涙流しっぱなしなので、かなりやばめのお顔で

レッスンを終えました(笑)

<中略>

タロウが亡くなる3日ほど前に「西の魔女が死んだ」を深夜タロウを抱きながら

観ていました。

タロウが肉体を離れる日・・・タロウはどんな「しるし」を見せてくれる~?

なんて思いながら、最後はやっぱり泣きながらみていました。

そんなことを眠れない深夜、思い出しながらタロウはどんなしるしを

残してくれたんだろう?と思っていました。

今朝、タロウの肉体へのお別れのために、お庭のお花をたくさん切って

タロウの周りにお花を飾っていました。

3年前に植えた白い藤の花が、去年は3輪しか咲かなかったのに、

今年は10輪以上もついていて、一輪だけが満開になっていました。

白い藤、そして一輪だけ咲き始めていたジャスミンを

タロウのお顔の周りに☆

これもタロウが用意してくれていたのね~☆と思いつつ

かごをお花のベッドにし、パパりんがよくタロウにあげていて

タロウの大好物だった、あんこのお饅頭類、そして巨大プッチンプリンを

一緒に入れて、ひらかた動物霊園に向かいました。

307号線を走って行くと、山藤が見事に満開で、

道路の両脇に本当にすばらしく咲き乱れていました。

霊園に近づくほど増えてくる藤に、もう涙がとまらなく、なっていました。

これが、タロウの残してくれた

「魂脱出成功☆西の魔女から東の魔女へ~」

タロウのサインだったんだと・・・

霊園に入る入口には葉が落ちてしまっている巨木に

巻きついた紫の藤が素晴らしく咲き乱れていました。

火葬する場の裏山にも藤がたくさん咲いていて・・・

最後のお別れの時、家族皆でありがとう~と大号泣しながらお別れをしていました。

そして、父がタロウにかけた最後の言葉が「ごめんなぁ~」でした。

父は深いところでとってもとっても傷ついていて、ずっとずっと自分のせいで

タロウは歩けなくなったと自分を責めていたんだと

改めて気付かされました。

そして、その「ごめんなぁ~」という言葉に私も深く深く癒されていました☆

きっと母も同じ思いだったと思います。

そして何よりその言葉を言えた、父が一番癒されたのだと思います。

寂しいけれど、愛がいっぱい溢れていてすべてがキラキラ輝いているようです☆

<中略>

藤の花がまた私の思い出深い大好きな花になりました☆

タロウは最後の最後の最後まで素敵な演出をしてくれていました。

本当にどれほど大きな愛なのか・・・

こんなに、こんなに、タロウに愛されて、私達家族は幸せでなりません☆

タロウの大きな愛が体に染みわたってるのだから

私は大丈夫☆

もう変な呪文を自分にかけたりしません!!

タロウの愛に誓い☆☆☆

幸せに☆幸せに☆☆幸せになります☆

コメント

あっぱれ!愛しきワン生よ・・。

2009-05-01 10:35:02 | 我が家の動物さん達

4/29(水)昭和の日・・・快晴。

前日まではまるで冬のような寒さが舞い戻ったかのようにストーブを焚く日が続いていた。

久しぶりに気持ちの良い穏やかな青空が広がる中、朝いつものまりんの散歩コースを歩いた。

てんてんちの裏山のところどころに野生の「藤」が美しく咲き始めていた。

この「藤の花」を見ると思い浮かぶ人がいる。

京都校卒業生のKちゃん。

Kちゃんは藤の花がとても好きで、ご自分のアロマのスクール名を「ウィステリア」(藤の花)」と名づけた

ほど・・・。

このKちゃんの大好きな藤の花が美しく咲く季節を選ぶかのように、KちゃんとKちゃんご家族が

15年間大切に大切に育ててこられた愛犬「タロウ」がKちゃんのお布団のなかでKちゃんに

抱かれながら安からに老衰で息をひきとり昨日光に戻った。

わんこで15歳といえば大往生だ。

亡くなる1日前、少しだけいつもと違う様子を見せたタロウだったけどほとんど苦しむことなく

ほんとうに静かに光へと戻ったそうだ。

一緒に生活している動物さんが大往生のうえ苦しむことなく亡くなるというのはその動物さん

からご家族への最大級の恩返しなのだとてんてんのアロマの先生から聴かせていただいた

ことがある。

タロウは本当に愛深きわんこだった。

また飼っている動物を大切にすればするほど、まるで恩返しのように無償で愛を返してくれる。

タロウは5歳のとき、「脊椎空洞化症」という病に侵され後ろ足が歩けなくなり、亡くなるまで

車椅子で生活をしていた。

ちょうどタロウがこの「脊椎空洞化症」という病になる直前、Kちゃんのお母さまが膵臓に

大病を患われたのだった。

しかし、そのお母様の病が奇跡的に治癒した直後、このタロウの後ろ足がこのような状態に

なったのだった。

動物はこうやって、愛する家族のため自分の身体を張ってまるで恩返しのごとく自分が身代

わりになることがあるのだ。

これはタロウだけではなく、動物と一緒に生活をされている方の中にたくさんこのような経験

をされている方が実際いらっしゃる。

そして動物には一切の見返りはない、無償の愛で愛してくれた人のためにそのような

恩返しをするのだった。

車椅子生活10年・・・タロウはKちゃんのご家族だけではなく、散歩中に知り合われたご近所

の方や、Kちゃんがお家でされている英会話スクールの生徒さん達のアイドル的存在で

あり、みんなに勇気を与えてくれたわんこだった。

そのタロウを老衰という形で素晴らしい最後を迎えさせてあげられた、

Kちゃんに・・・そしてKちゃんご家族にてんてんは本当に頭が下がる思いだった。

Kちゃんとの付き合いは何年になるのかなぁ?

何度聞いても年数をすぐに忘れてしまうけど、かなり長いお付き合いになる。

Kちゃんがこの京都校にはじめてアロマのトリートメントを受けにきてくださったとき・・・

今のKちゃんからは考えられほどの哀しげで辛そうな表情をされていた。

あの時のKちゃんの表情だけは物忘れの激しいてんてんでも今もはっきりと覚えている。

アロマのトリートメントに来てくださってからプロ養成コースの生徒さんとして入学されるまで

1年ほどの時間が空いたが、1年経って再会した時のKちゃんもやはり最初の頃の哀しげな

雰囲気は変わっていなかった。

レッスンの度に、たくさんの苦しく重い涙を流されながらいろいろなお話をしてくださった。

時にはスクールにくるまえに倒れてしまったり、また毎週来ているスクールなのに

バスを乗り間違えて全然違うところまで行ってしまって、「先生~~~今、私どこにいるか

わかりませ~~ん」と泣きの電話が入ったりとそれはいろいろと彼女との思い出がある。

今では京都校の伝説となり、ついつい新しい生徒さん達にも名前は出さないけれど

当時のKちゃんのお話を笑ってしてしまうのだった。

だけどそれだけいろいろと大変だったKちゃんがある頃か変わり始めた時期があった。

物忘れの激しいてんてんはそのきっかけがなんだったのか?全然覚えてないのだけど、

「へ?!これがこの前までのKちゃん??」と思うほどに顔色がよくなり、オーラの状態も

どんどん美しくなっていった時期があった。

そう・・・Kちゃんが「私は幸せになる!」と本気で決めてくれたからなのだと思う。

それまでのKちゃんはまだ若いのにたくさんの辛い経験があり、まるで幸せになることを

自らあきらめているかのようだった。

「こんな自分が幸せになってはいけない。」「幸せになったら必ず後には不幸がくる。」

そのような呪文を自分でかけていたようにすら見えた。

あれだけレッスンのお休みが多く、遅刻も多かったKちゃんがまるで人が変わったように

クラスメートの誰よりも早くスクールに来て、レッスンが始まるまで呼吸を整え静かに待ってく

ださるようになった。

その日から卒業されるまで無遅刻、無欠席。

Kちゃんはそれから少しずつ・・・少しずつ・・・アロマで学ぶ様々なことをしっかりと実践

されていった。

1年・・・1年・・・彼女は本当に最初出逢った頃とは別人のように透き通っていった。

クラスメートやKちゃんを昔から知っている人はみんな口を揃えて彼女の変化を賛美した。

タロウは本当にうれしかったんだろうな~~~

大好きなKちゃんが幸せになることを決めてくれて・・・

そして昔はバラバラだったご家族が少しずつ少しずつ仲良くなられて・・・

本当に本当にうれしかったんだろうなぁ~~~。

そして最後の最後、ご家族に最大級のプレゼントを残し旅立っていった。

タロウ!!あっぱれ!!

ありがとうね・・・ほんとうにありがとうね・・・。

タロウの話をKちゃんからいっぱい聴かせてもらっていたてんてんおばちゃんでちゅよ。

タロウとは1回しか会ったことがないけれど、なんだかやっぱり前々から知っているような

気がしましたでちゅ。

Kちゃんの傍にずっといてくれて、、、愛をいっぱい教えてくれてありがとうでちゅよ~~。

そしてKちゃん・・・ほんとうにここまで・・・よくがんばられましたね・・・。

タロウの最後はあなたのがんばりの集大成です。

ほんとに頭がさがります。

幸せになると決めてくれて・・ほんとうにありがとう。

また次にタロウの魂と再会できるその日まで・・・ますます幸せに向って進んでね。

そして今は15年という長い月日のたくさんのタロウとの思い出があるでしょうから・・・

後悔はなくても心が痛むことでしょう。

その痛みが自然に・・・自然に・・・風に優しく包まれていくまで、、、、ゆっくりされてくださいね。

私もいつかくる・・・まりんとのその日がタロウのように迎えられますように・・・

優しく、、、可愛く、、、穏やかに生きていきたい。

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