ぼくらのありのまま記

ぼくらは
こんな大人になりました。

子どもにもどろー!!

2014-08-30 18:49:20 | 唐桑日記
「子どもたちよ
子ども時代をしっかりと
たのしんでください。
大人になってから
老人になってから
あなたを支えてくれるのは
子ども時代の「あなた」です 」
石井桃子

いちよさんが子育てで
一番大変だった事は
「大人のふり」をしなきゃいけないこと
だったんじゃないかと思います。

ご飯はお菓子だし。




部屋の中で花火はやるし。



歌いたいときに歌うし、
泣きたいときに泣くし。


「ほんとはそうじゃないんだけどな」
って思うことも言わなきゃ
いけないんだよね,お母さんて。

3食食べなきゃとか、
静かにしなさいとか
部屋の中で花火やってはいけませんとか。

周りがやってるから、
うちの子もできないとまずいでしょ!
ってなんとなく雰囲気で決まっている事があるじゃん。
それが守れた方が生きやすいんじゃないかって
ほんとは守らなくてもいいんだけどなってことも
教えなきゃいけない時があるんだよね。

特に田舎はさー、
あの娘,大丈夫かしらみたいな
話ってすぐに広まるしさ。



自分のいるコミュニティの規則を守って
子ども達が「気持ちよく暮らせる」
環境を作ってあげないといけないのよね。
親の責任として。

大人はいいんだよ。
だって、ここにいるのは
自分で決めたことだから。


それでも「ほんと」のところは
子どもたちにも自由に自分らしく幸せに
生きて欲しいって思っていたと思います。
「ほんとは3食べなくたっていいのになぁ」って。




いちよさんは、
常識はずれというか、
常識が人と違う所が多いから
(実は結構、悩んでるのよ、
私さぁ,いっつもどこでもウイテルんだよねーって)
子どもは子どもで大変だったと思うけど。
自由に歌うことの楽しさは
見せてくれたんじゃないかなー。



なんてことを
oh happy day を聴きながら思ったよ。

動物ってエサの取り方とか
おすわりしたらエサがもらえるよとか。
空の飛び方とか。言葉はなくても
見せて教えるじゃん、そんな感じ。




震災があって、(僕もそうだけど)
唐桑には移住者が増えて、
「気持ちよく暮らす」っていう部分が
違う人たちが集まっているよ。
それでお互い、ストレス貯まることも多いから、
いちよさんの自由さがみんな居心地いいんだと思う。



お互いの「気持ちよく暮らす」が
混ざりながら新しい規則や文化が
できていくんだよね、きっと。

だからつなかんも,お風呂の時間とか
消灯時間とか飲み物のラストオーダーとか
決まってなくて,その時にいるお客さんの層を見て
決めるって感じにしてるよ。




「今日は赤ちゃんいるから静かにしてね」とか。
見渡す限り,誰もいない場所に
信号作ってずっと待ってても仕方ないから。
ここは,まだ信号いらないよねって思ってる。
交通量も増えたら作らなきゃいけなくなっちゃうかもだけど。


「はやく普通のお母さんになってください!」

って誕生日のメッセージで言ってたけど
普通じゃない部分のいちよさんが
必要とされてるからもう無理なんだよねー笑。



いつかママがいなくなったら
一人で歌わなきゃいけない時が来てさー。
その時はさおりたちも
ふつうじゃない子ども時代が
役に立つんだよー。
それまでは大変だろうけど!!
ちょっとは楽しみにしてみれば??

ということでたまにはみんな帰ってきてねー。




今日のいちよ病
「子どもにもどろー!!」