東京都町田市の断熱耐震改修ですが、梅雨明け後、大屋根の断熱工事が完了しました。
断熱材を施工するためには室内側から防湿層、断熱層、防風・通気層、防水層という順番に施工します。
梅雨明け前に、防湿層までは完了していましたので、梅雨明け後は断熱材の設置から始まりました。
まず、ツーバイテンの下地の間に23.5cm分のマット状のグラスウールを充填します。
その後井桁状に設けた下地の間にさらに10.5cm分のグラスウールを充填して計34cmの充填が完了しました。
すぐに断熱材を保護するための幅広のタイベックを張り、万が一屋根から雨漏りした時のバックアップとします。
その上に、屋根を支える垂木を設置。
垂木の高さは9cmとして屋根の通気を確保しました。
垂木の上部には一部欠きこみを設けて空気の流通を妨げないように加工してくれています。
その上に野地合板を敷いてから屋根の防水紙を設置。
屋根葺き材の金属板を施工する前の段階まで完了しました。
この断熱の効果を視覚的に確認するため、明日サーモカメラで屋内の熱画像を撮影してきます。
梅雨明け後炎天下が続いているので、効果がはっきり見える画像が撮れそうです。