goo blog サービス終了のお知らせ 

「こうしたい」と「つくる」の間に 一級建築士事務所アーク・ライフのブログ

東京都町田市の一級建築士事務所アーク・ライフです。住まい手の「こうしたい」と「つくる」の間で要望を共有し一緒に考えます。

多摩の山と森見学ツアーを行いました

2012-10-22 15:07:28 | 多摩産材利用

10月18日、台風の予想もある中で、多摩の山と森見学ツアーを行いました。
平日にもかかわらず、13名の方が参加しました。小雨がぱらつきましたが、支障なく予定通り見学しました。
伐採現場の見学では、ワイヤーを張って下ろす用意がしてありました。
多摩木材センターにはたくさんの原木があちこちに山になっていました。
モデルハウスでは、木のにおいと色味に感じ入りました。
沖倉製材所では、原木貯蔵場、原木の皮剥きから製材、製品加工、グレーディングマシーンでの等級付け、端材を利用したワークショップ、そして最後に、多摩の山の木を使った住まいづくりの講座を行P1100104いました。長時間になりましたが、みんな熱心に聴いて見て触っていました。
写真は置き式の丸太の木口を見せた3センチ厚のブロックで玄関などに敷いてタイルのように利用するものです。踏み心地は大変良いものでした。


イベントの紹介です

2011-01-25 11:58:48 | 多摩産材利用

東京の木・いえづくり協議会のイベントが2月6日(日)に、青山の東京ウィメンズプラザで行われます。私も、運営委員の1人ですので、参加します。今回の多摩産材の利用を勧めるイベントでは、CWニコルさんが講演をしてくれます。人柄や活動含めて魅力のある方ですよね。
チラシを載せますので、参加されたい方は、問合せして頂くか、申込用紙を出力してお申し込み下さい。Img1251205580001
Img1251205580002



多摩の製材所で品質検査機械を見学してきました

2010-05-17 20:47:59 | 多摩産材利用

今度の土、日(5/22,23)にぽっぽ町田で「住居るフェア2010」と言うイベントを行います。

その前に、多摩の製材所に行って来たいと思っていました。

多摩産材の利用を推進する「東京の木・いえづくり協議会」の会員(運営委員)として日ごろ活動している者としては、最近多摩の親しい製材所に導入されたグレーディングマシーンがどういう風に、材木の等級付けを行うのか知りたかったのです。

突然思い立って、4/14(土)に行ってきました。

多摩産の杉や桧の柱、梁の、含水率、曲げ強さ(ヤング係数)を測って、数値を自動的に材木に印刷する、優れものの機械でした。材木の種類、名称、寸法などを入力して機械に載せると、自動的に、材断面全体の含水率を計り、設定数値以上の場合は、はね、そして、ヤング係数を計り、計測した値を印字する、という大掛かりな自動搬送機もセットされたシステムになっていました。

R0013249 Rimg0043














R0013241







機械で、この杉の柱が含水率が20%以下、ヤング係数E=70と証明された事は、お客様に安心してもらえる1要素でしょうね。

 

 


多摩の森の木の住まいが竣工を迎えました

2008-08-08 21:17:45 | 多摩産材利用

2007年3月3日に地鎮祭を行った、多摩の森の木の住まいが、2008年7月7日に完成し、引渡しを行うことが出来ました。
施工に1年4ヶ月掛かりました。その前の設計期間は、延べ1年半でした。
工事の間にも、要望やこだわりが生まれ、或いはむくむくとした思いが形を身にまとい、建具や家具、襖、障子、左官材料、塗装など現在出会ったり、調べて使える中で、気に入ったものを使うという方向になって行きました。
結果は、こだわって探せば、費用もスライドしていきますが、案外様々なものが利用出来る事が分かりました。
 いつも住宅の設計・監理は文化の仕事だと思ってやってきましたが、今回ほどその思いを強くした事は今迄ありませんでした。住宅に使われる様々な工芸的な品々が、まだまだあることも分かりました。
とにかく大役を果たした気持ちで一杯です。
建て主さんが、職人さんたちを呼んでお披露目をして下ったこともうれしかった事でした。Rimg0139

 

Dscn6688 Dscn6699_2