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「こうしたい」と「つくる」の間に 一級建築士事務所アーク・ライフのブログ

東京都町田市の一級建築士事務所アーク・ライフです。住まい手の「こうしたい」と「つくる」の間で要望を共有し一緒に考えます。

刻み進行中

2007-04-27 22:35:00 | 木工事

今日は下小屋に行ってきました。

Tsugite

丸太の刻みがどんどん進んでいました。丸太同士が重なりあう部分は、型板を起こしてそれをあてながらの刻みです。丸太は太く重く、刻みの線もまっすぐではないので大変です。大工さんは「こんなしっかりして重い材料使って、基礎は大丈夫かな。。」と言っていました。「大丈夫!」と答えましたが、鉄筋コンクリートの基礎が心配になってしまうくらい、沢山のしっかりした材料を使っているという大工さんの実感なんだなと思いました。

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丸太の刻みも佳境にはいり、棟梁は角梁の墨付けに入っていました。追掛大栓継の部分は写真のような型板を使って墨付けします。追掛大栓継といっても、込栓(15~18mm角程度)をつかうのが一般的なようです。しかし今回、棟梁は大栓(30mm角程度)の墨付けをしていました。修行時代に教わった内容により、違ったやりかたになるのだなと思いました。

他に建て方の現場がありましたが、いい写真が撮れなかったので、又明日記事を書きます。


土台敷き

2007-04-26 22:07:00 | 木工事

今日は土台敷きの日です。

Dodai

土台を敷いてしまうと、後からは土台の下面と継手・仕口の中の防蟻処理をすることが出来ません。そのため、この段階で大工さんに塗って貰うようにしています。

今回は玄関の廻りに半土台(土台の半分の厚みのもの:幅120mm厚み60mm)を使っています。そこで気がついたこと、、、半土台は反ります。通常アンカーボルトの間隔は2.7mごと、それに加え継手の位置や端部、耐力壁の両端にもアンカーボルトを配置します。しかし、半土台は反るので、1.5mごとくらいにアンカーボルトを入れたほうがいいと思います。