2年前に記念に割と大きなレモンを購入しました。地元の農協の植木市場の土地に植わっていたレモンの木です。立派な実がいくつも成っていて、とても気に入って購入しました。自宅に運ばれてきた時に、根の周りが黒い不織布のようなものに包まれていました。運んできた植木屋さんが、これは直ぐに腐ってなくなるので取り除かなくてもいいよ、と言っていたので、そのまま植えたのです。
次の年に(昨年)、幾つか大きく実が成って喜んでいましたが、いつまでたっても、あの黒い布はなくなりません。
レモンの周りの土だけすごい勢いで乾燥していくのに気がつきました。朝夕毎日水を上げたくなる様な乾き方に見えました。レモンってずいぶん水が必要なんだと思っていました。
そのうち、ひげ根のようなものがレモンの木の周囲に見え始めました。
あれっと思って、少し廻りの土を掘ってみると、どうやら黒い布がしっかり根の伸びをガードしているようでした。
これは、もう一回掘り起こして黒い布を取り除くしかないと考え始めたのが、1月の末。
3月以降、水を吸い上げ始める前にその作業を終えたいと考えていました。
なかなか、実行できずにいましたが、二男に手伝ってもらって、とうとう3/20の土曜日に掘り起こし、同じ場所に、少し位置を動かしながら植え替えました。
黒い布はしっかり残っていました。おまけに、底にはビニールが上貼りされていて、まるで鉢の中に入れられていた様な有様でした。
大きく掘り起こし、黒い布に刺さっていた細いひげ根もバリバリ剥がし、荒療治を行いました。
でも、ようやく、土に根を下ろし、のびのびと根を張れる状況になったと少し肩の荷が下りました。元気に一杯大きな実をつけてくれるといいなあと思っています。
