画像は、新井久夫作 彩雅雛の姫です。
ここに来て、修理の依頼が多くなってきました。
大事にされてきたお雛様は、やはり処分するには忍びないものです。人形を大事にしていただける事は、人形職人としても、業界人としても、うれしいかぎりです。
雛人形をはじめ、人形の修理というものについての私の流儀は、できるだけその人形を作った職人の想いと雰囲気を残しながら直していく…、という事です。
美術館や資料館等に保存されている国宝級の人形は、ピカピカの新品に直してはいません。出来得るかぎり、新しい素材を使わず、もとのままの形状を残すようにしている事にお気付きでしょうか?場合によっては手を加えず、壊れたままのほうが価値がある、という事もあります。
私はこれまで、たくさんの人形を修理して来ました。皇族のご所有の人形も、何体か直しましたが、手法としては、前述の通りです。
でも、おばあちゃんや、ママの雛人形を赤ちゃんのひな祭りに代用するのは、「一人ひと飾り」のお守りの意味から言って、間違いであります。
伝統工芸士 新井久夫のホームページ
http://ameblo.jp/dog-bell/
http://kimekomi.blog8.fc2.com/
ここに来て、修理の依頼が多くなってきました。
大事にされてきたお雛様は、やはり処分するには忍びないものです。人形を大事にしていただける事は、人形職人としても、業界人としても、うれしいかぎりです。
雛人形をはじめ、人形の修理というものについての私の流儀は、できるだけその人形を作った職人の想いと雰囲気を残しながら直していく…、という事です。
美術館や資料館等に保存されている国宝級の人形は、ピカピカの新品に直してはいません。出来得るかぎり、新しい素材を使わず、もとのままの形状を残すようにしている事にお気付きでしょうか?場合によっては手を加えず、壊れたままのほうが価値がある、という事もあります。
私はこれまで、たくさんの人形を修理して来ました。皇族のご所有の人形も、何体か直しましたが、手法としては、前述の通りです。
でも、おばあちゃんや、ママの雛人形を赤ちゃんのひな祭りに代用するのは、「一人ひと飾り」のお守りの意味から言って、間違いであります。
伝統工芸士 新井久夫のホームページ
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