雛人形を作っている江戸木目込人形職人  ~伝統工芸士 新井久夫~

人形のまち岩槻で、おひなさまや、贈答用の木目込人形をつくっている職人のブログです。

木目込の雛人形はどうでしょう?

2008-12-23 21:53:22 | Weblog
はい。新年まであと、今日を含めて、あと9日です。

焦らぬ様、焦らぬ様、努めてはいますが、やるべき事があまりにも多すぎます。

年が明けると、全国の百貨店は、雛人形売り場がオープンします。すぐに購入するお客様はいないと思いますが、下見のお客様がボチボチ訪れることでしょう。ですから、人形売り場に飾る分の展示品が最低必要なわけで、年内に納品する必要があります。私たち雛人形職人は、ここで頑張らなくてはいけないのです。

今日あたりで、羽子板・破魔弓の商戦はおそらく終わりでしょう。いよいよ雛人形の商戦です。

来年はどんな雛人形が売れるのでしょう?木目込人形ははたしてどうでしょう?

コンパクトで扱いやすく、収納も便利な木目込の雛人形はどうでしょう?

私は、木目込人形職人として、皆さんに小さくても本当に良いもの、苦労なく毎年飾ることの出来る、木目込の雛人形をお勧めいたします。

画像は先日産地、岩槻人形協同組合の審査を通った「伝統的工芸品 白鳳雛」です
http://arai-kimekomi.co.jp/
http://ameblo.jp/dog-bell/