Daily Bubble

映画や歌舞伎、音楽などのアブクを残すアクアの日記。のんびりモードで更新中。

満月、蝋梅、エリオット・スミス

2009-01-11 21:49:39 | diary
今日は、今年初めての満月です。
すこし雲がありますが、冷たい空にきれいな月が出ています。
狼男ではないのでガルルと狼に変身はしませんが、白い月を見ていると心も白く洗われていくような気がします。気のせい?

先日、近所の公園に蝋梅が咲いていると聞き、見に行きました。
2mくらいの背丈の木に黄色くて丸い花がちらほらと咲く様子はまるで梅のようです。名前に「梅」と付くくらいだから梅の仲間なんだろうと思ったら、クスノキ目ロウバイ科の植物なんですね。
梅ほどの強い香りではなく、どこかで嗅いだことのあるような優しい花の香りが漂い、懐かしい気持ちになりました。でも、どこで嗅いだのか思い出せないんですよね…。

ところで、香りの分子は一度鼻に入るとずーっと消えることがないという話を聞いたことがあります。
蝋梅の香りだったらいいけど、あまり嗅ぎたくない匂いの分子も残っているっていうのは怖いことじゃありません?

さて、私が見た(嗅いだ)のはソシンロウバイ(素心蝋梅)という種類のようです、多分。
蝋梅にもいくつかの種類があり、マンゲツロウバイ(満月蝋梅)というものもあり、ソシンロウバイよりも黄色が強く、大輪の花が咲くようです。
どこかでお目にかかれるといいんですが。

「蝋梅」の名は、中国名も蝋梅であったこと、花被片が蝋細工のようであったことに由来するようですが、では「素心」はなんでしょうね?
素直な心?

さてさて、最近また聴いているのがエリオット・スミスの『XO』。
夕食の後のお菓子作りが日課のようになっているのですが、キッチンでこのアルバムを掛けながらオーブンの様子を見ていると、満月を見るのと同じようにまっさらな気持ちになれるのです。
エリオット・スミスは『XO』しか持っていないのですが、彼の没後に作られた『ニュー・ムーン』というアルバムも聴いてみましょうか。
エリオット・スミスの見た月は、どんなだったんでしょう?

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