マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

映画きくや商店に告ぐ

2011-03-06 10:34:36 | 映画
●青森県の、きくや商店のおばさんに拾われたブサイク犬が、なぜか話題になり、映画化された。

その犬の伝記的な物語かと思いきや、製作者側のオリジナル作品になっている。
飼い主のおばさん(ひろ子)と犬との触れ合いではなく、近所に住む少年とわさお(シロー)との、無言の交流を描いているようだ。

素人の犬だけに、監督たちの言うことを聞かないから、撮影は大変だったらしい。

クマの登場で、ラストが読めたな。「きな子」の、パクリになっている。この設定には、無理がある。

それにしても、劇場のロビーは大混乱をきたしていた。ガキだらけ。普段はガラガラなのに、驚いた。原因は、「ドラえもん」のようだ。そんなに、人気があるのか? 

映画産業で多額の利益を出すには、親子を巻き込んだ作品を制作すると、ガッチリ儲かる。個人・夫婦・恋人・R指定・マニア向けの作品は、利益幅が薄い。