マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

看護師の記憶10・10-2

2007-12-02 09:54:06 | Weblog

●看護師の記憶10

担当看護師に聞くと、例え一0日間でも、入院すれば患者のことを覚えているという。しかし、異動で消えた同僚のことは、「知らない」と言う。これいかに。

「ペテロは、三回知らないと答えるであろう(マタイの福音書)」

看護師同士、苗字で呼び合っていたから、名前で問われても「知らない」という。みんなに聞いても、同じ答えが返ってくる。

試しに、今ここの病棟にいる実在の看護師の氏名で尋ねてみた。
患者「美紀ちゃんを知っていますか」
担当看護師「知らなーい」

本当に、下の名前を知らないのか。信じられない。担当看護師の表情、眼の動き、瞳孔、心理的動揺などを読み取れなかった。

マスクをしているから、当然だ。下の名前は公表しない、看護師仲間で、そんな暗黙の了解でもあるのか。

昨年の看護師たちは、どこに消えたのだ? どこの病棟・科に移った。誰が、退職した。誰が結婚した。個人情報だから、簡単に教えるわけがない。

絶対に、知っているはずだ。それとも、俺に対するシットか。答えは、見つけられなかった。

●「医龍って、ドキュメンタリーですか?」。10-2

トレンディードラマは、全然見ない。チャンネルを回したら、ラストだけたまたま見た。経験のない心臓手術など、ありえねー。電話をしながらの手術なんて、ありえねー。

翌日、多少ナンパ目的があって、知り合いの若い女性看護師に、尋ねてみた。「医龍見たー?」。ところが、トンでもない答えが返ってきた。

おいおい。今時の女性は、テレビドラマは見ないのか。もう2作目だぞ。看護師も仕事が多忙だから、見る気はないものか。

これでは、会話が続かない。ナンパができない。今後の会話のきっかけが、つかめない。次に、どんな会話をもちかけて良いのか、分からない。

お互いに共通の接点がなければ、お付き合いができない。女性とのお付き合いは、映画やドラマみたいに、簡単には行かないな。

女医や他の一般人に問い合わせると、みんな医龍のことは知っていた。この女性だけが、感性が時代が遅れているのか。

彼女の趣味・関心ごとは、何だろうか。探り出さないと、今後のお付き合いができない。フジテレビ、しっかり宣伝せーよ。