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鳥取旅行 3: 三朝温泉

2015年05月30日 | 旅行



< 1. 斉木別館の朝の庭 >

今日は、宿泊した三朝温泉と旅館を紹介します。

三朝温泉について
三朝温泉は日本海側の町、鳥取県倉吉を山間に入った川沿いにあります。
この温泉の集客数は鳥取県内で二番目に多く、歴史は古く、850年もあります。
明治時代の著名な文豪が多く訪れていました。
私達は、老舗の旅館である斉木別館に泊まりました。

写真1: 朝、一羽の川鵜らしい鳥が池の左下に飛来して来ました。
竹林とサツキ、池の鯉と鳥、4棟の離れが実に趣があります。



< 2. 斉木別館 >
上の写真: 玄関側から見た旅館の全景。
中央の写真: 夕暮れの庭。
下の写真: 竹林が迫る露天風呂。


< 3. 夕食 >
夕食は開放感がある別室で食べました。
料理の品数は12種有り、他に2種類追加しました。
一番下の写真は、最初に出された前菜や造り、椀物です。
これらは海草や豆腐、イカや魚を様々に味付けしたものです。


< 4. 料理 >
A : 里芋の団子を茹でたもの。
B : 季節の魚、鰆の焼きもの。
C : 合鴨の鍋。
D : 蛸と海老の天ぷらと塩。
E : デザート。

それぞれの料理は少ないのですが、味と量、共に充分満足しました。
この和食を例えるならヴィヴァルディのバイオリン協奏曲「四季」のようなものかもしれません。
それに対して欧州の料理はヘンデルの「王宮花火の音楽」のように思えます。




< 5. 温泉街と別の旅館の温泉 >

上の写真: かじか橋からの眺めた朝の温泉街。
朝、ここを散策するとカジカ蛙の大合唱が聞こえました。
夏は蛍が乱舞するそうです。
中央の写真: 温泉街で見かけた伝統的な旅館建築。
下の写真: この温泉は、夜の散策の途中で入った三朝館のものです。
2館の浴槽は、それぞれ工夫されていて楽しめました。
二枚の温泉の写真は、すべて旅館のHPから借用したものです。

あとがき
昼は暑かったが夜の散策は寒いぐらいでした。
この温泉街は20年以上前に来たことがあるのですが、変わってしまったようです。
久しぶりに温泉情緒を楽しみました。

次回は、急峻な所にある三徳山三仏寺を案内します。





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