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神戸で日韓交流コンサート

2014年09月02日 | 楽しみ

< 1. ポートピアホテル >

私は日韓合同のクラシックコンサートを聞きに行きました。
その感動をお伝えします。



< 2. コンサートの幕間 >

概要
コンサートは8月23日、神戸ポートピアホテル併設のホールで行われました。
演目
・ 合唱付き演奏でアリラン、他
・ チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
・ ドヴォルザーク:新世界

演奏は神戸のアマチュアと大邱のプロによる合同オーケストラが行いました。
主催は民間の音楽学校で、後援は神戸市と韓国大邱市、民間の寄付も多いようでした。


< 3. 三宮 >

感動したこと
演奏の始めに、何人かの挨拶があり、考えさせられました。
3年かけてこの合同演奏会を準備した音楽学校の女性主宰者は、音楽で国際交流をしたいの一念でここまでやって来たと感慨深げに語られました。
次いで、駐神戸大韓民国総領事はたどたどしい日本語で、憂うべき日韓関係にあって、民間による交流親善は良い前兆になると力説されていました。

巷では、ヘイトスピーチやウェブサイトで隣国をなじって溜飲を下げるが人々が目立ちます。
心ない人々の中にあって、素晴らしい生き方を見せていただくと、私にも力が湧いてきました。


< 4. 大邱の朝 >


演奏
韓国の若手女性Yunran Kimがヴァイオリン協奏曲のソロを演奏した。
これが実に堂々とし、その迫力に私は魅せられました。
前述の女性主宰者が韓国の演奏家を育てようと、彼女を発掘し援助しているそうです。
新世界は、大邱のオーケストラAscolti Korean Chamber Orchestraの指揮者Hyuseok Changが指揮された。
わざわざ韓国から12人の演奏家が参加し、コンサートミストレスも担当し、コンサートを行った。
日本の合唱団も含めて、演奏のレベルは高かった。


< 5. Ascolti Korean Chamber Orchestraを指揮するHyuseok Chang >

最後に
聴衆には、多くの在日の方もおられたように思う。
日韓の演奏者と指揮者、聴衆が一体になって感動出来た一時でした。


< 6. チェコのプラハ >

音楽は世界共通で一緒に楽しめる良さがある(私は弾けないが)。
チェコ生まれのドヴォルザークの曲を、韓国と日本の合同オーケストラが奏でた。
今の憂鬱な日本にあって、実にすがすがしい1日だった。




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