< 紅葉にうもれた十三重塔 >
11月17日午後、奈良の談山神社を訪れました。
少し雲が流れる碧い空、秋の日射しが山一面に降り注いでいました。
今まさに、紅葉真っ盛りでした。
今回の1泊2日の旅はこれで終わりです。
< 階段、拝殿と楼門 >
鳥居を抜け、緑の木々に囲まれた階段を抜けると赤い拝殿が右手上方に見えて来た。
< 拝殿の外廊下 >
拝殿の朱、吊灯籠の緑青、色づき始めた木々、青い山並み、絶妙な4重奏が迫ります。
< 拝殿から望む >
< 左側に本殿 >
< 十三重塔と神廟拝所 >
< 様々な紅葉 >
< 七五三 >
晴れ着を着た子供の笑顔と母親の真剣な眼差し。
< 境内の全景写真と地図 >
ヨーロッパでは、大聖堂建築に数百年を費やす遠大な構想力に私は羨ましく思っていました。
韓国の王宮や寺院にも紅葉は取り入れられているのですが、日本ほど多くの社仏閣が大量の紅葉樹に囲まれている風景を見たことがありません(韓国の3宮殿と5寺院について)。
それに比べ京都や奈良の社仏閣の境内には四季を考慮した大規模な景観構成があった。
春は桜、秋は紅葉が、参拝者の目を楽しませるように、それらが境内に大量に巧みに配されている。
日本は万葉の時代から紅葉狩りや花見の文化が根付いていたからでしょう。
広い境内と高い建造物を包み込む木々の成長に数百年を要することを考えれば、日本には自然景観を育て、借景するという長期的な構想力があることになる。
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