トップの写真は オルセーの時計から見える モンマルトル・サクレクール寺院
≪この日の 簡単な スケジュール≫
ノートルダム大聖堂 → コンシェルジュリ → パンテオン → オルセー美術館 & 館内レストラン
→ オランジェリー美術館 → 凱旋門 → カフェ・デ・ラ・ペ(インターコンチH)
その日は 曇り空の上 日曜日で結構お店が閉まっているせいか どことなく 街全体が静かでのんびりした雰囲気に映った。
朝一番に ノートルダムを選んだのは・・・ 日曜なので もしかしたらミサをやってるのではないかなと~
予想?どおり オルガンの音色が聖堂内に響き渡り 皆の祈りを込めた讃美歌は 『ああ 今 パリに居るんだな~』と思った一瞬でした。
シャトル駅から ひと駅だったので乗換えは せずに 景色を堪能するために セーヌ川を歩いて渡ることにしました。
どんよりとした曇り空でしたが 世界で一番の観光地パリの威厳は 変わりなく素敵すぎる。。
シャトレ駅から出て セーヌ川にかかる橋の上で パリ市庁舎をバックに長男をパシャリ。
長男は シテ島を ぐるりと歩きたいと言うので 待ち合わせ場所を決めて 暫し別行動。
私たちは マリー・アントワネットが収監されていたコンシェルジュリへ・・・
警察署の門番をしている警官?らしき人に 道を尋ねる・・・ フランス語の合間に出てくる ストレート レフト やらの簡単な単語を聞き取り メルシー~ オーボワー で良い気分。。
そこでは 近代アート展が開催されていました。
パンテオンに向かう前に シテ島のおしりから ノートルダムを撮る絶景のポイントがあるので そちらに移動
橋の上には イタリアのミルヴィオ橋と同じく カップルが愛を記した南京錠をかけていたので そちらも一緒に。。
カルチェ・ラタン地区 パンテオン 周辺はソルボンヌ大学 学生の姿が目立ってました。
さて いよいよ オルセー美術館です!!
多分 今回の私にとっての PARISは オルセーに尽きると思います。
19年前は 改修工事中だったこともあり 旅程に入っておらず 帆に覆われた外観の記憶があるかないか?
まずは 腹ごしらえから~ 館内にあるレストランで~ (味は、中の中。デザートのアップルパイは
。)
とにかく 館内を走り回って観つくしたっ
疲れて具合悪くなっても良い
って思うくらいに
魅せられ見せつけられた
日本人は ゴッホ大好きですよね~ 新しくなった壁の色(深い青緑?)にマッチして ゴッホの淡い水色が生え目に焼き付いています。
印象派の巨匠たちの部屋・・・
右手に モネの絵が観えます。 その絵を観て感動し涙目になってる友人に“凄いね~やっと観れたね~良かったね~感動だね~” と言ってるのでしょうか? 感涙している友人の腕をゆすりながら 若い女の子たちのメンバーの一人が声をかけていました~
そういう感動って 万国共通 良いよね~~ なんて思ってると 私の元へ長男が来たので その良い話をするため 反対側を向くと・・・
なんとなんと
ルノアール ルノアール ルノアール
きっと先ほどの彼女の感動と同じでしょう きっと。。
オルセー また行こっ
マネの『ベルト・モリゾ』 やら 何やら・・・ オルセー美術館展 モネ展 ルノアール展 印象派の・・・ 日本で観るのとは かなり違います。
とにかく良かった
オルセーは 絵画の写真撮影は禁止です! なのでちょっとした空間のみ。
5階にあるもう一つのレストラン・・・(次回はこちらに行ってみよう!)
オルセーの後は オランジェリー美術館。。
小雨が降り始めたのと ノートルダムでのミサの動画を録ったため 充電に限りが出てきて外観等 撮影なし
絵画は 当然 撮影禁止。。
ここで なんとなんと
素敵な出会いがありました~
モネの大作・睡蓮を 沢山所蔵しているオランジェリーでは ゆっくり鑑賞するための ソファーがいたるところに置いてあり
観光客の休憩の場ともなっています。
夫が 座っているソファーの横が 空いていたので 座りに行くと・・・
背中から 数名の笑い声が・・・ 後ろを振り向くと 私が座ったことで ソファーを跨いで出ようとしたところをふさがれて
出れなくなって 思わず笑いが出た感じ・・・
私「オ~ ソーリー~」と 私が立ち上がると
外人男性「すみません。出られなくなりましたね。・・・ありがとうございます。」
外人女性A「すみません。私もここから出ます。」
私「日本語 上手ですね~~」
外人女性A「いえいえ 少しだけです!」
私「すごい~ ホントにお上手。。」
一旦「さようなら。」 で 分かれたのですが~
暫くして 別のコーナーのソファーに座っていると 先ほどの外人女性Aさんが現れ(赤いコートを着ていたので直ぐに分かった)
彼女も 私が先ほどの日本人かな? と思ってかなんなのか? 私の横に座る。
一時の沈黙のあと 思わず~ 彼女の肩をたたいて
私「あなた 先ほどの 日本語が上手だった方でしょ?」
もう そこからは 楽しい会話が始まり・・・ 楽しいひと時。
私たちが 話していると メンバーの 外人男性、外人女性B も寄ってきて こっそり 4人で大盛り上がり
なんでも Bさんは アメリカ人で現在パリ在住の技術員 筑波に6年いて日本語はべらべらだったらしい才女
Aさんは 日本好きで漫画好きの典型的パリっ子(28歳・就活中) 東京を訪れたことはあるが 地名を度忘れ? 三鷹辺り?
男性は 現在パリ在住のスペインの北部出身 「札幌・東京・鎌倉・京都・神戸・広島・宮島」を観光したことがあります。
「宮島 良いよね~ 平清盛~」というと 男性には通じなかったが Aさんは ウンウンと頷いてくれました。
フランス人は あまり日本人を好んでいない! というのは本当の様子。
なので 「私は 歓迎ムード一杯のイタリア語の勉強をしています~。」といって 言語の話をしたり
本当に 日本語がお上手なメンバー ・・・ 刺激になります。
私「お時間頂いてごめんなさいね~~ お話で来て楽しかった~」
3人「こちらの方こそ 久しぶりに 今日は 日本語で話して 本当に楽しかった~~」
研究員の かつて日本語べらべらBさんも 最近は使わないので 単語を忘れてしまってるとか~
お3人さん 本当にありがとう~ 場所が場所だけに 写真撮影もできなかったけど
しっかり握手し 心に強く刻まれ 思い出はすべて記憶の中に。。
私にとって オランジェリーと言えば~ みたいないい思い出になりました。
オランジェリーから出ると なんか 周囲はザワザワと
何 何 何? と 長男とキョロキョロしていると
「パリ・コレ っすよ~ パリ・コレ」
親切に大きな声で教えてくれる 日本人のカメラマン → ザ・カメラマン って感じの人でした。。
小雨に降られながら コンコルド広場から エッフェル塔を
写真の真ん中に 次の目的地 凱旋門が見えるかしら~?
シャンゼリーゼ大通りも映ってるのですが~
凱旋門の上にのぼりました。雨はだんだん強くなってきました。 夫が撮影した『凱旋門からの眺め』
下に降りると 18時半からの戦没者慰霊儀式をやってる最中 なかなか狙って この時間にこれるものではない。
雨で少し寒い中 ちょとだけ見学。。
メトロ移動で やっと 本日の最終目的地『カフェ・デ・ラ・ペ』
こちらは インターコンチH内にあるレストラン。(パリ到着時にJTBの方が予約してくれた)
昼のランチより数段美味しく これが本場のフレンチ しかもお腹いっぱい。。
疲れた身体に鋭気が流れる感じ~
オシャレなレストルームも。。
お腹いっぱいの本日の行事 無事終了。。レストランを外から
インターコンチの通り向かいのオペラ座。
大変お疲れ様でした~