青森風土記

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東八甲田の魔の窪地、10年前の陸自隊員の遭難事故

2007-07-12 21:23:09 | 八甲田・十和田湖周辺
八甲田山周辺の軍事演習による犠牲者と言えば明治35年に起きた陸軍の神成大尉率いる雪中行軍の遭難が有名です。
平成の世の中になっても遭難地点周辺で事故は起きていたのでした。
ちょうど10年前の今日、平成9年7月12日、夜間演習中に窪地に入り込んだ3名の陸上自衛官が火山性二酸化炭素のために命を失ったのです。

銅像茶屋から田代十字路方向に牧場内の道を車を走らせると右手(八甲田山側)に事故現場のフェンスが見えます。


硫黄臭い温泉地で見るような枯れ果てた光景ではなく、何の変哲もない森の中の、たいして深くもない窪地です。

お亡くなりなられた隊員のご冥福を心からお祈りいたします。

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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
早いもんで (落武者)
2007-07-12 22:56:18
あれからもう十年たつんですね。
八甲田山が休火山である証拠ですね。
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落武者さま: (青森風土記)
2007-07-12 23:48:21
道路から数十メートルの所にある草地です。二酸化炭素が数十パーセントの濃度でたまっているようですが、臭いもなく、突然倒れてしまうので大変危険ですね。
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思い出しました (銀の鈴)
2007-07-13 11:16:42
こんにちは。
そうでしたね~
あの年の夏はとても暑かったのを覚えています。
怖いもの見たさに田代まで行ったものです。
もう10年経ったんですねぇ。

話は変わりますが、そこから十和田寄りに2キロぐらい?でしょうか、ヤナギランの群生地がありますね。
ご存知でしたか?
車からも見えますよ~
あれ、余計なことを言ったかな?
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銀の鈴さま: (青森風土記)
2007-07-13 21:06:51
柳蘭はこれから、と言うか8月ぐらいが花の時期なので、是非見に行かなくてはなりませんね!
多分、切り開きの様な所に生えているんでしょうね。
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Unknown (OHAMARO)
2007-07-13 21:07:39
他しかそんな出来事がありました。
もうそんなになるのですね。

初めて聞いたときは
ただ奇怪な感じをうけました。

謹んでご冥福を申し上げます。
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OHAMAROさま: (青森風土記)
2007-07-13 21:13:36
酸欠や二酸化炭素などの中毒は、映画などで見るように、苦しんだりすることもなく、知らないうちに命を奪われてしまうというところが大変危険ですね。
この事案の際も10人以上の方が倒れたと聞いています。
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Unknown (jazz)
2007-07-15 09:54:16
おはようございます。
そうだったんですか。知りませんでした。
温泉地と言う事は、火山性ガス等には細心の注意が必要なんですね。
気を付けないといけませんね。

本当にご冥福をお祈りいたします。
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jazzさま: (青森風土記)
2007-07-17 22:21:57
そうですね。火山ガスというとあの硫黄臭いガスを思いつくと思いますが、臭いの無い物もあるんですよね。先日の渋谷の天然ガス爆発もガスに気が付かなかったので、いろいろと注意すべき点は多いのだと思います。
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無題 (幽谷の名無し)
2014-06-30 12:16:23
管理人様こんにちは。是は本題から外れますが、筍取りに山に入った秋田県大館市の親子が遭難し、奇跡的に救助されるというニュースをもうご存知かと思いますけど、出来ればこいう題材で映画化されれば幸いに存じ上げます。
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