青森風土記

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青森ストーンサークル・小牧野遺跡

2006-10-26 23:56:01 | 青森市周辺
環状列石(ストーンサークル)は多く北東北の青森、秋田、岩手及び北海道で見られる縄文時代後半、約4000年前の遺構です。
青森市の小牧野遺跡は平成元年に高校生が調査して発見したものです。

約2400個の石からできています。

直径35m、29m、25mの三重の輪から構成されています。

縦横に石垣状に組まれた部分は「小牧野方式」と言われて全国的にも類型が少ないとされています。

石の上に座ったり「蹴飛ばしたり」する悪い輩がいるとは。
確かに遺跡内は出入り自由です。

遺構の石も浮き石になっている部分があるので、蹴飛ばさなくても位置が動いてしまいそうです。
早急に保護及び補修が進む事が期待されます。
三内丸山遺跡[←クリック]の様に一大テーマパークにはなってはいませんが規模の大きい遺跡です。
この遺跡を横切るように道路がかつて有りました[←クリック:国土地理院の地図にリンク]
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2 コメント

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ストーンサークル♪ (miffy)
2006-10-27 07:07:38
おはようございます♪

ストーンサークルといえば、鹿角のモノだと思ってましたが、そんなことは当然ないのですよね。

この形、一緒なんですね。

なんか、不思議に感じます。
miffyさま (青森風土記)
2006-10-28 16:49:21
環状列石は東日本広くあるようで、北海道にも複数あります。秋田では鷹巣にもあるようですね。三内丸山遺跡と同じように、近世以降に開発が進んでいなかった地域には、まだまだ埋もれている遺跡が数多くあるかもしれませんね。