90年代初め
僕は
吉田拓郎
長渕剛
に続く次のアーティストを
模索していた
卒業して
次の段階、次なる
熱狂を求めて
新しいアーティストとして
「山口岩男」と「ザ・ハート」の井口一彦さんを目につけた
深くザ・ハートを聞いたわけじゃないけど
忘れかけた70年代的な
フォーキーなサウンドに
懐かしさを呼び戻された
とでもいうか、
山口岩男さんにしても そう。
もう一度
フォークからニューミュージックへ
変化していった
あの時代の音に憧れて、
懐かしんで
そんな匂いのするアーティストを
探していた。
どこか泥臭く、どこか
不器用な生き方の中に
生まれる歌
そうゆうのが好きだったかも
しれない。
「陽のあたらない部屋」という
名曲がある
以前このブログにも書いたことがある素敵なバラードだ。
不器用な男女の恋愛
そして
生きていく場所
「Tokyo」
東京という街は
人をかえてしまう
昔も今も
よくも、悪くも
というが
ほとんどの場合
「悪く」なる方が
多いような気がする
「東京」という場所は
人を変えてしまう
「東京」を題材にした
タイトルになってる歌は
数あれど
その一つ
売れなかった
メジャーには
なれなかった
ザ・ハート
というバンド
でも
ぼくにとっては
心と記憶に
爪痕を残していってくれた
音がある。
確かなあの時代の音と歌
古くて
新しい
昔だったけど
未来を見えていた