明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

TOKYO The HEART

2021-04-26 21:24:00 | 僕の音楽日記

90年代初め
僕は
吉田拓郎
長渕剛
に続く次のアーティストを
模索していた
卒業して
次の段階、次なる
熱狂を求めて
新しいアーティストとして
「山口岩男」と「ザ・ハート」の井口一彦さんを目につけた

深くザ・ハートを聞いたわけじゃないけど
忘れかけた70年代的な
フォーキーなサウンドに
懐かしさを呼び戻された
とでもいうか、
山口岩男さんにしても そう。

もう一度
フォークからニューミュージックへ
変化していった
あの時代の音に憧れて、
懐かしんで
そんな匂いのするアーティストを
探していた。

どこか泥臭く、どこか
不器用な生き方の中に
生まれる歌
そうゆうのが好きだったかも
しれない。


「陽のあたらない部屋」という
名曲がある
以前このブログにも書いたことがある素敵なバラードだ。

不器用な男女の恋愛
そして
生きていく場所
「Tokyo」

東京という街は
人をかえてしまう
昔も今も
よくも、悪くも
というが
ほとんどの場合
「悪く」なる方が
多いような気がする

「東京」という場所は
人を変えてしまう

「東京」を題材にした
タイトルになってる歌は
数あれど
その一つ

売れなかった
メジャーには
なれなかった
ザ・ハート
というバンド

でも
ぼくにとっては
心と記憶に
爪痕を残していってくれた
音がある。
確かなあの時代の音と歌

古くて
新しい
昔だったけど
未来を見えていた





東京メルヘン 木之内みどり

2021-04-26 15:17:00 | 僕の音楽日記
作詞 松本隆
作曲 吉田拓郎

1976年発売の
木之内みどりさんの
シングル

松本隆吉田拓郎コンビでは
「あゝ青春」につぎ
二作目

アイドル歌手にして初めてのA面シングル作業。

ちょっと大人のお姉さん
そんな感じの木之内みどりさん
よく「GORO」「プレイボーイ」などの
グラビア表紙に出ていて
支持層は高校生以上?大学生とか
結構ファン層は高かったような
気がする


少しクールでいて
端正な顔
スレンダーなスタイル

何かフォーク・ニューミュージック系のアーティストに近い匂いをもった人

媚びない感じがまた
彼女のアイドル、アイドルしてない
パーソナルをより確立していた。

でも、売り出すのに
あの頃の事務所はなんでも仕事を
当てはめてた
売り出す戦略というものは
「露出度」だったんだろうか?

バラエティから
グラビア雑誌から
歌から
テレビドラマから
映画と

今と変わらないっちゃあ
変わらないけれど

どの顔が一番煌めいて
輝いていたんだろうか

歌だって
そんなに上手いとは
思えないけれど
味がある。
雰囲気が伝わってきていた。

「東京メルヘン」
メルヘンというのは
童話…という意味で
英語じゃなかった

英語表記するなら
フェアリーテール

ドイツ語なんだとか
メルヘン。


東京童話

とでも
日本語訳にはなるのだろうけど
松本隆さんっぽいなと思った。

♫寒いぽっけで二人の手
あたためたのも おとぎ話ね

というところからも
寒い都会の東京で
夢物語のような事をうたってる

春がくるのに
まだ寒い
冷たいのは
冷たく感じるのは
あなたから…
とイメージさせる
冷たい人ね くちずけてても
あゝ肩越しに 遠くを見てる


この感じ
醒めてるクールな
男の感じを見せてる
描写が
少ない言葉の中で
汲み取れる








てんとう虫のサンバ チェリッシュ

2021-04-26 06:00:00 | 僕の音楽日記

チェリッシュ
トワ・エ・モア
紙ふうせん
ダ・カーポ

など70年代の
男女デュオの有名なところ…

海外のアーティストでは
カーペンターズを筆頭に
そのスタイルを真似て
爽やかな印象を与えてくれてた
グループが何組かいたあの時代。

なんといっても
圧倒的に有名な
歌になった

「てんとう虫のサンバ」
チェリッシュの代表曲だ。

「白いギター」もそうなんだけど
知らない人はいないくらい
国民的な歌になっていった
「てんとう虫のサンバ」

そう、
結婚式で
必ず 歌われてきた
おめでたい歌だったのだ。


♫あなたと私は夢の国
森の小さな教会で結婚式をあげました。照れてるあなたに虫たちが
口づけせよ と はやしたて
そっと あなたはくれました。

おめでたい結婚式の場で
これこそは!というくらいに
歌われて来た歌だ。

僕は正直
偏屈だから
この歌には
ヘキヘキした
ところがあった


結婚式や、おめでたい席、宴会
など
必ずといっていいくらい
これを歌う。

「あーまた、てんとう虫のサンバか…」

心の中でそう、
ため息混じりに思ってしまう。

なんか他の歌ってないの?

いつも思っていた。


あいつも
こいつも
どいつも

みーんな
「てんとう虫のサンバ」


男も
女も
若いのも
年寄りも

歌う歌は
芦屋雁之助の「娘よ」と
チェリッシュの「てんとう虫のサンバ」
定番ソングだった。

一向に出てこない
結婚式ソング

飽き飽きとヘキヘキした
70年代終わるまで
それに変わる歌はでてこなかったね

80年代に入って
やっと、長渕剛さんの
「乾杯」がでて
結婚式に合う歌がでてきた。
その後
安室ちゃんの
「Can you celebrate」とか
木村カエラさんの
「Butterfly」とか
やっと
バラエティに富んだ曲たちが
出てきた


そこにいくまでは

郷ひろみの
「お嫁サンバ」が繋ぎになっていた
からね

てんとう虫のサンバ
の次は
お嫁サンバ

結婚式はサンバのリズムが似合うのか?

やはり余興だから
明るく楽しく
なんだろうけど…

お嫁サンバも
今思うと
恥ずかしいというか
照れ臭いというか
それでいいの?的な
思いになってたりもした。


とにかく
結婚式は
外さないことが
重要で
王道でいかないと
いけない

ならば
やはり
堅いところで
「てんとう虫のサンバ」
「娘よ」
「お嫁サンバ」
になるのか…

その歌たちのBGM イントロが流れてくると
僕は顔に手を当て
(また、キター!)と苦笑い

そんな予定調和の歌が 
なんだかんだいっても
70年代のおめでたい席で
歌われて来た「てんとう虫のサンバ」
あのイントロが流れてくると
ゾロゾロと固まって
女子たちが
恥ずかしそうにマイクの前に立ち
歌っていた姿は
忘れられない。


今でも
歌ってるのかなぁ

「てんとう虫のサンバ」…
歌ってる?
歌ってない?

どうなんだろう…



てんとう虫のサンバから

お嫁サンバ
こうきて


こう!
松健サンバ

最近は仕上げに
松健サンバなのかな?















大豆田とわ子と三人の元夫 ドラマ主題歌 STUTS&松たか子with3exes [Presence ]

2021-04-22 05:25:00 | 僕の音楽日記

何がビックリ‼️というか
松たか子さんに
ヒップホップを歌わせてるってこと

そして何より面白いドラマだという事

まだ大きく数字は取れてないようだけど

なんと
小気味いいやりとりと
TVドラマというより
舞台での演劇をみているような
掛け合いが心地よい。

バツ3役の
大豆田とわ子役の松たか子さん
久々にドラマみたけど
歳もとっちゃったけど
今回の役どころは
サイコーに合ってる!

なんといっても
3人の元夫!
それぞれ呼ばれ方が笑える

シーズン1 と呼ばれてる
最初の元夫 田中八作役
松田龍平 さん

シーズン2 こと
2番目の元夫 
佐藤鹿太郎役
角田晃広さん…(東京03)

シーズン3 こと
3番目の元夫
中村慎森役
岡田将生さん

子供かっ!
というくらい
笑える掛け合い

ちょっとこのテンポはテレビドラマらしからぬ
感じ

そしてなにより

クールなナレーションを
担当してる
伊藤沙莉さん
これがまた、
笑いのツボを押してくれる!


後腐れない単純に楽しめる
いいドラマだ。


脚本は
今 ヒットしてる映画
「花束みたいな恋をした」
の坂元裕二さん
その昔 東京ラブストーリー
ちょっと前の
最高の離婚や、MOTHERや
カルテット
などを手がけた脚本家さん


派手さはないけど
なかなか
奥が深い。だんだん
見どころが増えてゆく

面白い!とおもってたら
深みにハマる感覚
気がついたら
抜け出せない感じ

いい意味で
拘束される

大豆田とわ子と3人の元夫


乞うご期待!





ポケベルが鳴らなくて 国武万里

2021-04-21 18:56:00 | 僕の音楽日記

♫ポケベルが鳴らなくて
恋が待ちぼうけしてる

1993年の
同タイトルのドラマもあり

今のように
ケータイもスマホもない時代

ポケベル…ポケットベル
無線呼び出し
とも言われた。

1968年に初めて登場し、
1993年同曲のヒットで
普及も進んだが
これを使ってたのは
今、30代
ビジネスで使ってたのは
40〜50代
1996年ケータイやPHS(ピッチ)が登場するまでの
短い期間の普及だったが
これを持って呼び出される
営業マンが
嬉しそうに半分、嫌そうに
半分自慢げに
ポケベルを見せていたのを
思い出す。



僕はポケベル使ってなかったけど
暗号があったんだね

0833…おやすみ
0906…おくれる
04510…お仕事
0106…待ってる
09106…起きてる
10105…今どこ
11014…あいたいよ
194…いくよ
114106…あいしてる
3470…さよなら
500731…ごめんなさい
999…サンキュー
0-15…ボウリング行こ

と、こんな感じでやりとりしてた
らしい。


受信専用なので
送られたか見てくれたかも
わからない
一方的なコミニケーション手段

だから会社からだと
日本人は真面目だし、会社の犬だから(笑)
ちゃんと連絡を返してたり
してたようだし、
ポケベルに連絡が入り
公衆電話で連絡をいれる
こんな光景が
よく見受けられた。

女子高生たちは
また、違った使い方でポケベルを
使用していたようで…

流行はいつの時代も女子が
主導権を握るものなのか…


PHSピッチが登場すると
爆発的にコミュニケーションツールが広がって
行動範囲も広くなり
また、便利さの影に
不条理なことや
良くないことも
起こるようになった


文明の利器による
光と影

使い込む
使うのではなく
使われる
ようにならないように
今のスマホ、ケータイになっても
言える事なのだが

その走りとして
確かに
あの時代
バブルが弾けて
世の中
停滞し始めたあの頃

ポケベルという文明の利器が
登場し、普及しはじめた。
大衆への広がり、普及度は
広くなかったが
不便さを解消すべき
次の便利機器が
世の中を変えていった

もう、ポケベルも鳴らない
世の中。
公衆電話もほとんど見かけなくなった。

テレホンカードも
一時期
流行った。

next doorを開いて
登場するワクワクする楽しいものは
どんなものなんだろう…