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明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

ファンキー.モンキー.ベイビー キャロル

2019-04-08 20:19:39 | 僕の音楽日記


ツッパリの音楽は
圧倒的にキャロル。

キャロルを身近に感じたのは高校に
行ってから、、

高校に上がって、ツッパリ風に
いくやつ
インテリ風にいくやつ
おちゃらけるやつ
色々、それぞれがキャラクターを持って
高校生活をスタートさせていた。

当然音楽の嗜好も違って、
キャロルに代表される
ツッパリのイメージを持って
高校生活をしてる奴

そんな奴らから休み時間に口ずさんで
耳にした一番最初のキャロルの歌は
「ファンキーモンキーベイビー」
臆病な猿の子供?
直訳すると
そうなるけど
なんの歌?てな訳で
聴いてみると、
これがまた、ファンキーなんだ
いわゆる
ちがう訳ではカッコいいってわけで…
ロックだね。
ブレないロックをキャロルに感じた。

骨太のロックンロール。

ツッパリの奴らが心酔するのもわかる。

でもあの頃の僕は
音楽性からして
深さを感じなかったので
キャロルにどっぷりとは
いけなかった。

確かに時代は
不良
暴力
ツッパリ
ロック
そんなイメージが先行して
キャロルの作る音楽には
へんなレッテルを貼られて
いたような気がする。

そんな限界を感じて、矢沢さんは解散し、ソロの道を選んだのだろうか?

ロックに市民権を持たせるために
今日まで尽力された
矢沢さん
矢沢さんだけではないのだろうけど
、悪いイメージ先行のロックというジャンルを広く世間に認知させるまで
キャロルの頃はまだ夜明け前の頃だったろうし、
その後何十年後に
やっと、色眼鏡なしで聞いてくれるファンも増えてきたのじゃないかな…

確かに
キャロルのいた時代。
ロックの夜明け前だった。



僕たちの失敗 森田童子

2019-04-08 17:35:41 | 僕の音楽日記
1976年にこの歌をリアルタイムで
聴いていた。
確かラジオだったと思う。

なんて暗く悲しい歌なのか?
そして歌っているアーティストは?
男なのか
女なのか?

森田童子。

女の人だった。

アングラな劇場でのライブとか
あまり表立って
目立たない活動をしていたが
音楽雑誌には
たまに、シングル、アルバムの
新譜での紹介などで
取り上げられていたわけだが

買うまでもいかないから
いつものレコード店で
アルバムを聞かせてもらった。いわゆる
試聴ってやつだ。

レコード店の店内は
淀んだ空気と暗さにつつまれ

なぜか、誰も喋らなくなってしまった
くらい、
暗さと悲しさが充満したのを
覚えてる。

その中でも比較的軽い歌が
「僕たちの失敗」だったかも
しれない。

表立った活動もなく83年に引退された
森田童子さん。

93年のTBSドラマ 「高校教師」の主題歌で大ヒット。

ドラマの内容と刹那に歌う
森田童子さんの歌が妙にヒットした
のが売れた要因なのか?

この春の季節
木漏れ日の中で聴く
「僕たちの失敗」は情景に
妙に溶け込んでいく。

今日から新学期。
短かった春休みも終わり、
新しい季節の始まり。



「僕たちの失敗」というのは
昔中学の頃
悪ガキたちと
失敗した経験の中で
思い出すのは…
思春期の悪ガキによくあることだが…
マセたやつが
無修正の生写真を通信販売先に
手紙で送り、振込は郵便局で行うとして、
出資者を何人か集めて
その中に僕もいたわけだが…

その写真を買って
学校の屋上近くの踊り場でみんなで
鑑賞会をした覚えがあった。

「おお〜」「すげぇ〜」
中年女性の無修正の生写真、
思春期あるあるなのだが
喜びも束の間

後日どこで漏れたか知らないが
学年主任の先生の耳に入り、
関係者が芋ずるで先生の前に呼ばれ
竹刀でこっ酷く叩かれた。

僕たちの失敗談。
ちょうどイチゴの季節。
イチゴが写真のワンポイントで
使われていた。

甘酸っぱい
僕たちの失敗。

季節は春。
始まりから前途多難な新学期だった。