霧雨さんの中の言の葉でした

　ノイバラさんが、咲き始めました。



霧雨の夕方。
大井神社さん脇の、用水ののほとりです。



このお天気で、この時間ですので。
蜜蜂さんはご自宅待機で、香りも少なめ。



午後六時半を回りましたが、まだ明るいです。
日が長い時節ですが、一日の短さを思いました。



思えば、一週間も、一ヶ月も。
そして、一年もまた、同じように短いものです。
短い時間がつながって、人間さんの一生になります。



短い時間こそ、一生懸命に。
そんな、人間さんの思いを知ってか知らずか。
田んぼさんの一部に、風が吹いておりました。



麦畑さんの、一部にも。



風さんは一部でしたが、霧の慈雨さんはあたり一面。



麦の鳳凰さんを、潤しました。
麦は麦でも、大麦です。
大麦は大麦でも、六条大麦。

　さらにまた。
麦にして、むぎであると同時に。
ムギでもあり、mugiでもあり。



一筋に続く大麦さんの、夢幻の道にて。
無限の日本の言の葉さんに、感謝いたしました。
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