ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

知られざる里の城址探訪です

2016-03-10 06:33:34 | わが里の飯田城址ほか中世城館の記
 雨の夕暮れ、いつもの里山へ。
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昨日は、いつもより奥地へと分け入り。
史跡・飯田館跡の土塁らしきエリアを見つめておりますが。
実はこのあたりも、先日話題になったメガ計画の予定地内です。



魔除けのヒイラギさんが、つやつやの青葉でした。
ちなみにブログ主も一応、笠間の文化財愛護協会員で、その責務もあり。



和顔愛語のシュンランさんとともに。
貴重な史跡を、是非ぜひ愛護したいものと思いつつの調査です。
昔は公園のようでしたが、ただ今は藪の中でひっそり。



実は、こちらのアズマネザサ密林の中にも、土塁さんの記憶があり。
造成して、全面がパネルとなる前に、史跡の保護にぬかりが無きように。
メガ計画へのご意見はさまざまでも、この点では、皆様きっと一致します。



小さいながらも里の、いや笠間、常陸の国と瑞穂の国のお宝でございますので。
いよいよ、杉林に埋もれたお宝の中心部ですが、当初こちらも計画内だったとか。
地権者さんのクレームで、現計画からは除外されております。



同行の他県出身で芸術系学生の某君も、思いがけない規模の大きさに仰天。
さよう、古来、御城(みじょう)と称されており、館とはいえども城址なのです。
が、ただ今は記憶も埋もれ、里でも知る者も寡少。



それでも、三段の土塁を重ねる遺構は、今なお良好な保存状態。
笠間城址が国の史跡指定に盛り上がる今、この城址の潜在力もまた未知数。
雨ニモ負ケズ、地盤の保護に留意しつつ、斜面を駆け上りました。



頂上は、正方形の広大な平面ですが。
アズマネザサさんがはびこって、お化け屋敷状態でした。
が、今後の城址への注目アップで、魅力のエリアに大化けの可能性も大。



さて、一段降りて見下ろしましたが、北と東の斜面は、全面がまっすぐで急峻。
人間さんも馬さんも拒絶する、難攻不落のプチ山城の面影もあり。
楠正成公に感謝しつつ、磨かざる原石史跡をさらに探訪しました(明日へ続く)。
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