ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

茶の花も咲いて虫さんと一服

2011-10-14 05:58:03 | 里山の役者たち
 お茶の花が咲いています。
モズもキキキと鳴いて、深まる里の秋、虫さん達の心が伝わります。

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 今朝の茨城笠間は、冷え込んでおります。
盆地ですから底冷えですね。
もっとも、盆地ならではの風流な朝霧も楽しめますから、ダ・ボンチさんもうらやましがる笠間です。

ではさっそく、本日のモナリザさんをご紹介しましょう。
白いこちらのお花は、チャ、すなわちお茶の花でございます。
さほど目立ちませんが、さすがに品格があり、深みがある白は、気高い心情を映すような。

 花言葉を検索してみました。
おお、やはり「純愛」そして「追憶」。
うつむき加減の姿にも、魅せられます。

追憶といえば、純情なるお方に迫ったものの、つれなくそっぽを向かれたシーンを思い出す方もあるでしょう。
そんな切ないセツナこそ、悩まずに一服のお茶で気分転換ですね。
モナリザさんの心も温めるお茶は、本来は薬用の貴重な植物でした。

 気分転換したところで、もうひとつ下の写真。
こちらのお花のほうは、色気より食い気、ハナムグリさんの天下でした。
天下人が、金の茶室にて黄金の蜜を独占の景。

歓楽きわまって哀情多しと申します。
人間さんと違って、足るを知る虫さんたちは、歓楽きわまる前に、次の花に花粉を運んで実りを助けます。
常に誰かを支える、温かい自然さんの心。

 キタテハさんも休んでいました。
この美しい羽の姿で、成虫のまま冬を越す生態につきましては、こちらのページです。
来春、花の絨毯の上に舞うことを願い、一期一会の一枚であります。

 人の手と虫さんたちに支えられるお茶の恵み。
心身を癒し養う、日本の生活文化の基本です。
虫さんたちとともに、安全で美味しいお茶を、末永く楽しみたいものです。




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