ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

故郷の山の麓の夕暮れです

2012-08-01 04:23:33 | 里山に捧ぐ
 お陰さまで、今日も無事に暮れました。
相変わらずの猛暑ですが、日は、確実に短くなっています。
午後7時45分、とっぷり暮れる直前の、故郷の山さんです。
鎮まる群青世界に感じ、路上にトラックを停めて、一枚撮りました。



電信柱さんの上に、お月さんが居ました。
緑色と赤色の光も見えますが、これは多分、レンズ上のチリの反射です。
それが小さなプリズムになって、月光さんの七色の一部をすくい取られました。



 石置き場に移動して、明日の仕事の段取りです。
完全な夜になりましたが、月光さんのお力を借りて、また撮りました。
何がなんだかわかりませんが、小さな光が点在。
これは、月光さんが、稲田石の表面の鉱物さんに反射しているもの。

 月光さんが、鉱物さんの神秘を際立たせました。
その月光さんのもとは、日光さんです。
日光さんを反射している月光さんを、さらに反射する石の鉱物さん。
見つめている青葉の目にも、きっとそれは反射しています。

 昔、友達の目玉をじっと見つめると、自分の顔が映っていました。
猫さんの目玉でも、それは同じ。
見つめるときは、きっと、見つめられているものです。



 移動する光に、無意識に反応します。
ほとんど、虫の意識になった青葉です。
頭上をジェット旅客機さんが通り過ぎると、バッタさんの声が響きだしました。



 ふと見ると、月光さんの裾野に、ヤマユリさんが浮かび上がりました。
ヤマユリさんに近づいたか、ヤマユリさんが近づいたか。
この時間、スズメガさんたちは、既に去られたようです。



振り返りますと、ヤマユリさんの花びらに、月光さんが透けていました。
何かがすとんと胸に届く有難さ。
すべての元は、遠い遠い彼方から照らす日光さんです。
お陰さまで、翌朝の仕事の準備もできました。

 お、ただ今ヒグラシさんの、朝のコーラス始まりました。
30秒遅れで、ニイニイゼミさんの独唱も。
皆様のお陰でございます。
人気ブログランキングへ 人気ブログランキング   にほんブログ村 環境ブログ グリーンツーリズムへ にほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿