あんずぃスコープ

愛犬あんずと覗く日々の出来事

肘の事

2007-06-29 07:34:08 | あんず

あの鳩、降りてこないかしら

昨日病院で肘の診察の結果、次の月曜日に手術する事が決まった。
手術の話は以前から聞いていたが、これ以上体に負担を与えたくないので迷っていた。
しかし、少しずつでも傷が治っていってるなら、時間がかかってもゆっくりこのまま治したかったが、一向に良くなっていかない傷をどうしょうもなく、お任せするしかない状況となった。(他の獣医にも聞いてみたが、よい回答なし)

床ずれで皮膚が裂けた箇所を2回縫ったが開いてしまい、肘の皮膚を大きく失くしてしまった。
痛んだ肉から新しい肉芽が盛ってきた状態にまではきたのだが、ここから長い間前進が見られない(皮膚が出来てこない)。
こういう成長の止まっている状態は悪い肉芽なので、除去して新しい肉芽を出した方が早く治るらしい。

悪い肉芽を取った患部にはあんず自身の血液の中から血小板を取り出して作ったゲル状のものを塗るのだそうだ。

現在は研究の結果、血小板が皮膚や血管、毛まで作る役割があることがわかったのだと、手術の写真入りの資料で説明していただいた。
あんずと同じくらいに肘の皮がなくなっている猫の写真では、手術後ちゃんと皮膚が再生し、毛もふさふさ生えて傷跡がわからなくなっている。

はたしてあんずも同じように回復するのかどうか不安はあるけど、このまま手術せずにいつ治るかわからない状態よりは、いくらか希望が持てる。

手術当日はお昼に預けて夜には家に連れて帰れる。
入院させなくて良いというのが救いだ。