カドノート

フレンチアンティーク・カド店主の日常のあんなこと、こんなこと。

バゲット***

2017-01-28 15:40:50 | 今日のコト


お布団から、なかなか出られない季節ですね。
だいたい目覚ましが鳴ってから15分から20分は、お布団を跳ねる勇気を溜めてます。
そのあとのドタバタを知らないわけでは有りませんが。。。

HPにて、新人をご紹介中♪



19世紀のLuneville、ミルクポット。
本来は蓋も有ったのでしょうが、投げ入れようの花器としては最強です。
西洋花はもちろんの事、椿や日本の枝物なども似合うでしょうね。




こちらもLunevilleの、ピシェ。私はこの蒼が大好きです。
真っ白の器も良いですが、ほんの少しだけ挿し色的に入ってるものに惹かれてしまいます。
表面は、カゴのような編み目を施し上から百合の花を描いたピシェです。
花器にするより、お水やワインを入れてテーブルでお使いいただきたいです。




ボーリングだぜぃ(笑)
ここのところ、フランスのインテリア雑誌をパラパラすると
白を基調とした家にも黒ベースの家にも…暖炉上やパニエの中にこの人たちが飾られてる写真が有って
それがまた大人のインテリアに良く似合ってて、気になる存在でした。
「欲しい、欲しい(^^♪」と思いつつ蚤の市を巡るのですが…簡単には見つかりませんでした。

パリのオサレマダム達には人気の商品なんでしょうね。
どれもそれなりの価格が付いてました。。。(><)
1か月の買い付けで3種類見つけましたので、まとめてご紹介しています。





バタール。。。

バゲットが欲しくて近くのパン屋さんに行きました。
見当たらないので「バゲットは無いですか?」と聞いたら。。。「こちらです」と言われたのが↑

普通のバゲットに比べ、半分の長さで太さは倍以上。
(…これはバゲットじゃない。。。)現に札には「バタール ¥420」って書いてある。
もう一度「バゲットは無いんですね?」って聞いたら
「バケット(「バケット」って…)は無いけど、同じです」と。
夕飯にパンが必要だったので購入したけど。。。中身ばかり多くて皮もフニャフニャ…泣ける。
バゲットとバタールは私にとって、全然のベツモノなんですけど。。。_| ̄|○
あのバゲットのカリカリの皮が食べたいのに。


子供がまだ小学校に(フランスの)通う頃、食事の席でこんなことを言った事がある。
「みんなね、カンティーヌ(給食)に出てくるバゲットの皮だけ食べて、中の白いところは
消しゴムの粉みたいに丸めて、アニマトゥール(配膳の職員)に見つからないようにヨーグルトの
ポ(容器)に捨てるんだよ~」って。
私はその時、「食べるものを粗末にしちゃいけないよね」って、最もらしいことを言ったけど
(その気持ち!めちゃくちゃ分かるわー。)と内心思ってた(笑)
今でもたまにフランスに行き、パン屋さんで太いバゲットが出てくると
ちょっと残念な気持ちになる(今やパリでは少なくなりましたけど)。
細くて長いバゲットが理想です。

パリのパン屋つながりで…フランスでバゲットを買うときに、焼き加減を選べるのはご存知ですか。
フランス人は「バゲット1本、良く焼けてるの」「あまり焼き目が強くないものを」と
指定して買ってる人が多くいます。
あと、1本じゃなくても「半分」でも買えますよ。
スグにカチカチになっちゃうし、保存袋に入れればフニャフニャになっちゃうしで…
私もよく、食べきりサイズの「半分」で購入してました。
フランスに行かれた時には、是非試してみてください。

あ、バタールですが。。輪切りにしてサンドイッチにして間食しました(^^♪