昨日（1月15日）午前中は、水産振興議員連盟の視察で、徳島県水産会館を訪問しました。徳島県の藻類養殖業について説明を受け、のりの色落ちなど深刻な状況をお聞きしました。スジアオノリや黒のりの出荷場を見学。赤みがかったのりと真っ黒ののりでは見た目が一目瞭然。価格にも相当影響しているということでした。目標とすべき徳島県海域の姿は、命あふれる豊かな海にすること。県議会、水産振興課、水産研究課、県漁連および漁協が良好な関係を築き施策の展開を図ることが重要と学びました。
午後は徳島県母親大会の代表のみなさんが、昨年の大会で取りまとめた県への要望を届け、各部局の担当者と懇談しました。
岡田美和子徳島県母親大会実行委員長から各部署に要望者を提出しました。
９項目ありますが、前向きな考えを示している部署もあれば、毎年同じ答弁の繰り返しというところもありました。教育、福祉、農業、平和など、切実な声を基にした要望です。
有機農業の振興やオーガニック給食への取り組みなど積極的な施策を進めたいとの考えもしめされましたが、何しろ農業生産者が年々減少しているもとで、食糧そのものが守れるかどうかわからないと、大きな不安が立ちはだかっている現状も話し合われました。県民の要望をもとに、行政は真剣に取り組んでいただきたいです。私もしっかりと学んでいかなければと思いました。
