昨日は阿南市で20歳の成人式でした。お招きいただいて参加しました。二番目の孫が成人で、受付のボランティアもやると、朝早くから出て行きました。
小学生の頃しか見てなかった子たちが、みんな立派になって、地元の子たちなのに、「誰?」と聞かないとわかりませんでした。成人を迎えたみなさんに、輝かしい未来がありますように。
夜、NHK大河ドラマで「光る君へ」がはじまりました。「源氏物語」を書いた「紫式部」が主人公。私は、ずっと昔、古典文学集の「源氏物語」を読み始めたのですが、とにかく言葉がわからなくて挫折。ちゃんと丁寧に解説文がついているのですが、いちいち辞書を引くようにして読むので、全然物語に入れず、いやになってやめました。だから何十年も古典に劣等感を持っていて訳本が出ているのに読みませんでした。
2007年に瀬戸内寂聴さんの訳本が出て、ようやく読む気になりました。瀬戸内寂聴さんが面白くわかりやすい解説本を出してくれていたからです。
「わかる!」文庫本を巻10まで全部買って、全部読めました。ひとつひとつ、登場する女性を想ってブックカバーをつくりました。栞も手作りで。もう15,6年も前の話。