たつた良子のページ

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「食と農」の講演を聴いて

2021年03月01日 | 日記
2月28日(日)
 夫と知人宅を中心に訪問。コロナの影響で、訪問活動も自粛していましたが、少し暖かくなり屋外でお話できました。長いことお会いしてなかった方が元気に畑仕事していて安心しました。
四国四県の衆議院議員は17名ですが、今、全員男性なんですよ、と話すと「ほんなんいかんなあ」と返事が返ってきて手応えを感じます。私たちがどれだけ働きかけできるかどうかだと、つくづく思います。「女性やけん安心かということも言えんけどな」とも話され、「どっぷり浸かっとる人もいるし…」と、話が進み、私も「ほーよ、ほーよ」と意気投合したことでした。
 午後は、種子を守る会・徳島主催の「日本の食と農が危ない!~種を守れば私たちの未来は守れる」講演会に参加しました。
東京大学鈴木宣広先生が、危機的状況の日本の農業についてお話されました。(家畜のエサまがいの)危険な食料を、外国から買わされていること、消費者が「安い!」と喜んで食べているという日本の食の現実です。それが長年のアメリカいいなり政治のもとで進み、日本の農業そのものが消滅させられるかもと大きな衝撃を受けました。
 しかし、安全・安心な食を求める運動と地球環境を守る取り組みは一体であること、良識ある人々の連帯と運動が進んでいることも話され、大きな希望となりました。
若い方にはどんどん(環境を守る)農業をめざしていただきたいです。
若くない人も、残された人生、日本の農業を守るためにがんばりましょうよというメッセージを力強く受け止めた講演会でした。
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<私>このごろのトマトって、甘みも酸味も、トマト臭さもないんよね。トマトサラダがスルスルスルと水みたいに食べれるなあ。早う畑のトマトが食べれる時期になったらええのに。
<トマト>水くさいトマトって言いますけどね。お宅の畑と私が育ったハウスとは格が違いますよ。お宅の畑は土中も空中も虫だらけ、菌だらけ、草だらけ、お日さんカンカン照りでしょう。私が育ったのはね、適度な水と栄養与えられて、虫や菌に犯されない清潔な場所でね。夏の暑さ冬の寒さ、雨にも風にも当たらないようにちゃんと守って育ててくれたんですよ。まあいうたら箱入りトマトですわね。だから器量もいいでしょう。文句言わんと食べてよね。
<私>文句言いながら食べてますけど。「とまとぉ!」っていうくらい夏の香りがするトマトは、もう思い出の中にしかないのかしらん。