経済委員会（事前）

２月議会が始まります。事前の経済委員会に出席し、提出される予算案などについて問いました。
労働委員会
　労働組合のない職場も多い中、労働者の権利を守るために重要な役割を担っている労働委員会の存在を、広く知ってもらう必要があります。少ない予算の中で、公報も十分にできるのか疑問です。予算を減らすのでなく、紙媒体でのPRなどにももっと取り組んでもらいたいと要望しました。
商工労働部
　●危機管理部所管では、コロナ対策ができ、感染リスクを低減させている飲食店へは５０万円の応援金が出ることになり、喜ばれていますが、商工労働部の当初予算の中には、コロナの影響で、売り上げが減少し経営が苦しくなっている商店・事業所への支援金などが盛り込まれていません。私は、経済支援の観点から、応援金給付から外れている弁当店などをはじめ、支援金制度を設けるべきと問いました。
　●四国DCなど、県外客を徳島に呼び込もうという趣旨の事業がいくつか提案されていますが、この時期に人の移動を促す事業を行うべきではないと思います。コロナ終息がまだ見通せない中であり、県民から疑問の声もあがっています。専門家の意見もよくお聞きして、見合わせるべきではないかと主張しました。
農林水産部
　徳島県内で発生した高病原性鳥インフルエンザに対する取り組みと今後の課題について報告がありました。老朽化した鶏舎で、スズメやネズミなど小動物が出入りする隙間や防鳥ネットの破損が見つかったということでした。
　日常的に鶏舎の点検を行っている体制について、人員が足りているのか問いました。また、鶏舎の改修や建て替えについては、普通の鶏舎には、国の補助金は全くなく、個人持ちだということです。全く窓がなく人工照明の鶏舎でなければ国は補助金を出さないと聞きました。ブロイラーも採卵鳥も生き物としてではなく工場として育てるのですね。飯泉知事が「普通の鶏舎にも補助金を」と国に提言をしているということで、ぜひ実現してもらいたいものです。