猫五郎の写真日記

なんか、写真よりも文章がメインになってます。しかも、くどい。要改善。でもなかなかねぇ。

2012/05/26 ヒメジョオン、アカバナユウゲショウ、ノゲシ

2012-05-26 21:08:47 | 雑草


ヒメジョオン。


初めて、ヒメジョオンとの認識で花を見ました。
ハルジオンとは確かに葉のつき方が違う。
それにつぼみが首を垂れていない。

帰化植物で、北アメリカ原産らしい。
観葉植物として江戸時代に持ち込まれたものが雑草化したそうな。

一個体あたり5万個弱の種子を作るらしく、しかもその種子の寿命が35年と長寿であるため、強力な繁殖力の持ち主だとのこと。

今回調べてみて初めて知ったことたけど、日本の侵略的外来種ワースト100に入っているそうだ。
小さい頃から身近な存在で、そんな目で見たことなかったよ。
びっくり。


アカバナユウゲショウ。


「雑草にしてはかわいい花だ」
ファーストインプレッションはけっこう的を射ていて、これまた観賞植物として北米から持ち込まれた帰化植物だそうな。


なんというか・・・今まで取り上げた雑草の多くが帰化植物。

ホトケノザは一応、帰化植物ではなさそうだけど、ヨーロッパ、アフリカにいたるまで広く分布しているとのこと。
カタバミは日本原産か?


かわいい花をつけてるなって思うものを撮影して調べてみると、帰化植物で、(鎖国を部分的に解いた)江戸時代以降に鑑賞目的に持ち込まれたものがやたら多い。


ノゲシ。


葉がトゲトゲ。

観賞用として持ち込まれたものではないだろう。
詰め物にも使えない。
今度こそ日本に自生する雑草だろう。

そう思って調べてみると、ヨーロッパ原産の史前帰化植物。。。

史前帰化植物ってなに?

農耕の広がりとともに、人間によって運び込まれた植物のこと。


またしても外したか。。。
でも、いつか日本原産の雑草にも出会えるでしょう。
それを楽しみに、雑草を撮り続けるとしますか(^^)

ちなみに、ノゲシがいつ頃日本に入ってきたのか、よくわかっていないらしい。
農耕とともにというのだから、弥生時代?
初めて文字に記載されたのはいつなんだろう?

日本人と長い付き合いのある植物であることは確からしい。


それにしても、帰化植物だの、原産だの。
日本は島嶼で、内と外がはっきりしているからこそ、そこのところがわかりやすいのだと今回、ノゲシに教えられました。

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