猫五郎の写真日記

なんか、写真よりも文章がメインになってます。しかも、くどい。要改善。でもなかなかねぇ。

ニュートン式反射望遠鏡GINJI-250FN用のレデューサーレンズ自作

2016-09-16 20:43:26 | 天体望遠鏡

天文同好会で合宿がありました。
山梨県の星見を売りにしたペンションで行われました。
残念ながら天気に恵まれませんでした。
でも、同好会員と親睦を深めることができました。


翌日の午前中、同好会員で野辺山電波天文台に立ち寄りました。
僕にとっては高校以来、実に30年ぶりくらいの野辺山電波天文台訪問でした。




日本が世界に誇る45m電波天文台。
中学、高校時代に新聞の連載でその建設から稼働までを読んでいました。
宇宙を覗こうとする科学者たちの熱い想いを紙面を通じて感じていました。




その同好会の合宿で、ニュートン式反射望遠鏡用のレデューサーレンズを自作できることを教えてもらいました。
ケンコーのクローズアップレンズとTリングを組み合わせて作るとのこと。
ネットで調べると、その方法が載っておりました。

http://space.geocities.jp/hoshinoirodori/reducerlens.html

その記事と丸かぶりではあるのですが、その作り方を多少違う角度で報告することで、自分の記録にもなるし、同じようなことを使用としている人の手助けにもなるかと思い、作成過程を写真にしてみました。

カニ目レンチというものです。
レンズを分解するための工具です。
1500円ほどでアマゾンで売ってました。

今回は、ケンコークローズアップレンズ No.4 レンズ径49mmのレンズ押さえリングを外して、レンズを取り出すために入手しました。
はじめは精密ドライバーでレンズ押さえリングを外そうとしたのですが、うまくいきませんでした。




こんな感じでクローズアップレンズのレンズ押さえリングを外します。




レンズ押さえリングが外れたところ。




クローズアップレンズの外枠と、出てきたレンズと、レンズ押さえリング。




Tリングと、幅7mmにカットした厚さ0.5mmの硬質塩化ビニール板(Hikariのユニサンデー 0.5mm厚)
ビニール板の裁断は、写真の背景になっている、紙をきれいに切るためのディスクカッターで行いました。
長さはTリングの内側に実際に入れて、ちょうど入るくらいの長さに切りました。




Tリングにレンズをはめ込み、レンズのガタツキを抑えるために硬質塩化ビニール板を2枚ハメ込みます。




49mmクローズアップレンズNo.4のレンズ押さえリングは、そのままTリングにハメ込んだレンズを押さえるために使えます。




レンズ押さえリングをカニ目レンチでねじ込んでいるところ。




左はTリングと49mmクローズアップレンズで作ったレデューサーレンズ。
中央は笠井トレーディングのM48/T2アダプター(1836円)
右は笠井トレーディングの2インチバレル延長筒(2592円)




笠井トレーディングの2インチバレル延長筒とM48/T2アダプターを接続します。




あとはM48/T2アダプターとTリングを接続するだけです。




さて、こいつを試すチャンスが訪れるのはいつになるのか。。。
あいにくと、次の新月期に仕事が入ってしまいました。。。(>_<)

コメント (2)
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