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~手のひらセラピストの感じるまま思うまま~

生きること、死ぬこと、ターミナルケアとは

2012-09-12 23:05:08 | セラピー♪
今日は、午後からセミナーに参加してきました。

お客さまから、チャプレン、カウンセラーの沼野尚美さんのエピソードをお伺いして、
どうしてもお話が聴きたくなったのです。


父が他界してから、親戚の不幸が続きました。

年齢的なこともあるのか、

入院、けがなども多くなりました。

誰もが避けて通ることのできない死。

沼野先生のお話は、生と死について、ターミナルケアのお話でした。

生きていく上での基本は、家庭。

その家族の絆がどれだけ大切かということ、
それは作られるものではなく、自らが作るものだということでした。


ありがとう、ごめんねっていう言葉は、身近な人にほど言わないことが多いですよね。

わかっているからいい、

ではなく、本人の言葉で伝えるからこそ、心に届くということがあるんですね。

死が近づいたときではなく、日頃から伝えること、心掛けたいなと、思いました。


目を見て話すことが大切だということも改めて、

そこが、家庭が、居心地のいい場所であること。

たまには、少し立ち止まって、話を聴いてみる、
それだけでも変わるでしょうか。

問題解決よりも、共感するだけでいいんですよね。

なかなかそこがむずかしいところなのですが、
つい余計なことを言っちゃうから、話したくなくなったりね・・・


味方がいることの安心感。

父へ、母へ、妻へ、夫へ、子どもに対して、できているでしょうか。



ターミナルケア、ただ最期のことだけではなくて、

まずは、生きている、今を見つめ直すところから。

本当に素晴らしいお話でした。


人間が最期まで機能するのは、聴覚だということ、

反応はなくても、最期まで耳は聴こえてるっておっしゃっていました。

父への最後の言葉もちゃんと届いたのかなって、うれしくなりました。


沼野先生の本です。

最後、お母さまへの感謝、ありがとうの言葉で締めくくられていました。




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