愛のつるし一回転飛行機

けん玉姉のけん玉普及活動日記。
2008年秋、転移性乳がん患者となる。
病気のこと、日々の生活なども。

先生のお通夜

2006年12月04日 | 日々の生活
夕方、息子と、息子の友達とお母さんと一緒に、安佐南区の会館へ行きました。
高速道路を使って行ったのですが、ラッシュ時ということもあり、インターからすぐのところにある会館なんですが道がとても混雑していました。

気がつくと、渋滞で並んでいる車は、ほとんどが会館に入る車で、しかも息子の中学のお母さんたちが運転している車ばかりです。

駐車場にやっと入り、会場に着くともう始まっていました。
会場のまわりには中学生、高校生、大人、とそれはそれはたくさんの人が、会場からあふれていました。通路も、階段も人で埋まっていました。
息子の同級生は違うクラスの子もほぼ全員に近く来ていたような気がします。
かつての教え子であろう、高校生や若者たちもたくさんいます。
こんなに大勢の人が参列している葬儀は見たことがありませんでした。
受付、焼香も長い順番待ちで、喪主のご挨拶のときも会場の外にいたので聞こえませんでした。

お通夜の後、また長い時間並んで先生のご遺体にひとりひとりお別れをしました。
喪主である奥様は、となりの中学の先生だということを初めて知りました。
また、息子さんは高校生で、同じ制服を着た学校の仲間たちがたくさん参列していました。

肩を震わせて泣いている息子さんたち。小柄な方なんでしょうが、ほんとに小さく見える奥様。同年代の家族構成を持つ私たちにとって、ほんとうにつらい光景でした。

息子のLDのことを相談したとき、実は先生はあまり息子のことをよく理解されてないのではないか、と思いました。
それからずっと少し不満が残っていました。
その気持ちのまま、もう永遠に和解できないまま、お別れになってしまったことが、悔やまれます。





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