イスラパレ紛争の人質虜囚解放と停戦

　自国民を大量に殺傷してまでそれをテロリストの攻撃を受けたせいにして世界大戦にもっていきたがってた連中が世界中から非難されまくってとうとう停戦に応じたそうだがまあ、本当にまともに戦いにできてるんならどう言われようがそのまま押し切った筈で無理やりにでも核戦争話にでももっていってただろう。

　何しろハルマゲドン騒ぎにできればどうだろうがそれで良いと考えるような狂信者なんでできるのならやらない理由がない。自国民でもまとめて死なせて平気なのに核戦争で敵としか見てない他民族を滅ぼせるなら喜んでやっただろう。

　だが結局停戦して人質を解放したら自分らが捕縛してた者達まで返すのだと言う。はじめは人質にされるぐらいなら敵と一緒に殺傷してもしかたないと無茶苦茶やってたのにこの変わりようは単に非難されたからという理由では説明がつかない。どうだろうが目的がハルマゲドンならそんな状況は無視した筈だ。何しろ自分ら以外は全部敵でジェノサイドでいいとまで思ってるのだから気にするわけもない。

　この事に説明がつく状況はただひとつ、やれると思ってた核攻撃や通常攻撃すらも実際は何もできなくなってた場合だけだろう。

　要するにまともに使える兵器がもう何もなく、アイアンドームなどの防衛力すら何も機能できない弾切れ状態でどうしようもないからということだ。

　もう金融破綻した米国から武器弾薬も資金も何もやってこない状況でもあるだろう。だがそれ以前に核兵器やらが何も使えない状況になったのも分かったのだろう。そして通常兵器も弾切れであり、戦いの全てで実際はボロ負けということでもあるからだ。

　１０日が上限だとか言ってるそうだが実際は生き残り集めて逃亡する時間の確保がそれだけ欲しかったということだろう。だから初めは無視してた虜囚解放まで踏み込んだのだとわかる。機能不全や弾切れで空爆能力も消えてしまったことがばれる前にそれでエジプト軍に捕まらないための時間稼ぎというわけだ。

　要するに実際は、これでこの戦いも終わりということなのだろう。

　

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