気が付けば…
今年で6年連続
ここ海津市の中島寺周辺では
毎年の
この5月末の週末が
大きな一つのイベントである!!!
といっても過言ではない
小山卓治さんのお寺ライブ2018
IN中島寺
この小山卓治さんのイベントが…
中島寺周辺の人たち…
そして…熱い小山卓治さんのサポーターのみなさんにとっては…
すっかり…この地域に定着している一大イベントのような感じでして…
小山さんにとって
第2の故郷とも思えるぐらい
温かく迎えられ…アットホーム感満載!!
私、福井大輔さん、渡辺ユカリさんの
裏方スタッフ3人衆も
小山卓治さんと同じく
6回目の中島寺ですので…
音響機材の組み立てのスピーディーなこと…スピーディーなこと
まったく動きに無駄がありません!!
さっそく
リハーサル開始…
並べられている座布団の海…
毎年のことだけど
圧巻の光景ですな…
それが…
本番前にはぎっしりと…
お客さん、門信徒の方で埋め尽くされていく…
これまた…年に1回、ここで感じることのできる
圧巻の光景…
ただ…
毎年、毎年感じることは
この小山卓治さんの唄を楽しみに足を運んでいる方が
明らかに
年々増えているように感じられること…
ただ…中島寺に足を運んでくれるんじゃなくて
小山卓治さんの唄が…
中島寺周辺の地域のみなさんに根付いてきているのよ!!
名古屋のライブハウスに足を運ぶまでには
至らないけど
小山さんが、中島寺にきてくれるなら…
ぜひ観に行きたいと
そう思ってる地域のみなさんが…実に多く感じられるのよ!!
それは、受付してると
声をかけてくれるお客さんの言葉から…ひしひしと伝わってくる…
「毎年、楽しみにしてるんです!!」
「去年、初めてきいたんですけど、歌声がとてもよくて…」
「去年CD買いました…今日も、聴いてきました」
などなど…
そんなお客さんのワクワク感、期待感を
正面から受けて
全力で…最高のパフォーマンスをみせてくれた…
そんな小山卓治さんの
ライブレポをば…
恒例の…ライブ前の…
ご住職の水谷さんからのライブ開始のご挨拶…
温かい人柄がにじみ溢れるような
お言葉の…一つ一つを噛みしめて…
思わず…境内の親鸞聖人に合掌!!
そして…ご住職の水谷さんに合掌!!
しちゃいたいほど…
もう小山卓治さんが登場するなり
驚くほどの
本堂が…割れんばかりの…揺れんばかりの…
大拍手!大歓声!!
この瞬間
間違いなく…親鸞聖人も
おお、今年も小山さんがやってきたのか!!~と頷いていることに違いない…???
さてさて
小山卓治さんを水戸黄門とするなら
脇を固める助さんと格さんは
信夫正彦さんと、べチコ(磯部舞子)さん!
いや、べチコさんは
むしろ…由美かおるさん演じた
「かげろうお銀」ですよね!!??
べチコさんのヴァイオリンの演奏は
「かげろうお銀」の入浴シーンよりも
ウンとウンと興奮しちゃいます…笑
…ちょっと話が逸れた感があるので
話をライブに戻してと…
まずは
「ジオラマ」
べチコさんのヴァイオリンが躍動的に跳ねる!跳ねる!!
ベースラインを奏でる信夫さんは、ハモる!ハモる!
鋭利な刃物のように…ギラギラ感を感じさせる
ハスキーボイスで…躍動感があるものの
どことなく影の雰囲気を感じさせる
小山さんの歌…
…そこから感じれる
小山さんの「歌チカラ」
その小山卓治さんの力強い歌声が、中島寺の本堂に…
いや境内に…周辺に…響き渡る…
自己紹介
そして集まってくれたお客さんに感謝しつつ
「6年前は、お寺で何を歌えばいいのか…僕の歌は、歌の中で人が死んだりするので…悩みながらやったんだけど、皆さんの笑顔と拍手、歌声に助けられてやってこれました…」
(拍手喝采)
そして
今回で3回目の登場となるべチコさん、
去年に続き2回目の登場となる信夫正彦さんを紹介して
「2人のはるか」
信夫さんの鍵盤の音色が
この澄んだ中島寺の空気の中で…どこまでも優しい…
そして歌では
小山さんの優しい想いが伝わってくる
あたかも海津市の優しい風景に溶け込むように…
「談合坂パーキングエリア」
イントロのべチコさんのヴァイオリンは
インパクト大!!
そして信夫さんの鍵盤が絡み
その中で…ひきたつ…小山さんの唄声!!
一瞬にして歌の世界に惹きこまれる!!!
歌は…ドラマティック
さらに後半は
信夫さんのサビをハモる歌声が響き
一種の良質の短編小説を読み終えたような
感動が…心に残る…
私…このパーキングエリアの看板をみれば
この歌が…すぐに浮かび上がるのは当然なんですが…
それどころか
「〇〇坂」といった地名をみるだけで
パーキングエリアどころか…トンネルでも…駅名でも
この歌が…べチコさんのヴァイオリンとともに…心に鮮やかに浮かび上がるのよ!!
それくらい…この歌に惹かれているのよ!!
ここで
「熊本出身、おとめ座のB型…」と自己紹介する小山さん
さらに
「いつもバンドライブはメンバー5人で「WONDER5」と呼んでやってるけど、今日は、「WONDER2」
でもお寺でやるときは
「俺たち、ザ・煩悩ズ!!!」」
唐突な小山さんのフリに
べチコさん照れて言えてなかったので…
もう一度やり直して
「俺たち、ザ・煩悩ズ!!!」
(拍手喝采!!!…笑)
「パパの叙事詩」
心地よい…温かみのある鍵盤ハーモニカの音色がイントロで響き渡り
信夫さんの優しく添える鍵盤の響き…
小山さんの歌声が見事に調和して…
この歌
映画をみたような
情景が…心に言葉から浮かび上がって
郷愁観溢れ…
優しい…家族愛溢れる…等身大の小山さんが垣間見える…
父のことを唄い
♪物語の続きは僕が書いていくよ~
このサビの温かいフレーズが…めちゃめちゃ素敵で!
温かくて…
私の中では
小山さんの歌の中で…5指の中に入るほど
感動的な1曲…
自叙伝の映画を観るような
ストーリーが鮮明に浮かび上がり
感動の余韻に浸れる…そんな素敵な歌…
「熊本で大きな地震が2年前にあって、今ではメディアに取り上げられることもなくなって、でも今でも4万人くらいの人が仮設住宅で暮らしていて、うちの家族の家も壊れて建て直そうにも2年経ってもなかなかすすまない…そんな状況で、僕は、年2回東京の阿佐ヶ谷のライブハウスで熊本応援ライブをし、その収益と、そこで販売している熊本応援CDの収益を、義援金として寄付している…そして、これからも続けて行く…」と決意を語り…
「そんな家族、熊本のことを歌った歌…」
「ばあちゃんごめんね」
やっぱお寺ライブと言えばここ曲だよね!!
聴けば…浮かび上がるのが…この中島寺の風景…
信夫さんの重なる鍵盤もとことん優しい…
まるでメルヘンの世界を漂うかのようで…
中盤から
寄り添うように奏でる
べチコさんのヴァイオリンも
まるでメルヘンの世界を漂うかのようで…
そして…もちろん、小山さんの歌声もとことん切なくて切なくて…
熊本のことを歌った…と小山さんは語るけど
ホントこの唄は
お寺ライブで歌うために
生まれたような曲じゃないか…
…と錯覚しちゃいそうな曲…
じっと唄声に
耳を傾ける
私より人生の大先輩のお客さんたち…
今年も…例年のごとく
目頭を熱くしていた年配の方の姿も多くみられました…
「全国いろんな街へいって…いろんなところへ行って…」
ここまで語って…苦笑いしながら一言
「進行間違えた…」
この小山さんの笑顔に
「ばあちゃんごめんね」で…涙浮かべてたお客さんの表情が明るくなる…
「3年前…真教寺のご住職の奥様からお念珠をいただいた…べチコにも信夫くんにも…」
…と紹介し
3人、息を揃えて
そのお念珠をみせつけながら…
「俺たち、ザ・煩悩ズ!!!」
おお、決まった!!決まった!!
決まってた!!!
リハーサルでは…全く練習してなかったのに…笑
小山さん:べチコのは、紫っぽく、アクセサリーみたいでかっこいいけど、俺たちはお数珠みたい…
べチコさん:あってるじゃないですか…
小山さん一言
「釈然としない!!」
「ひまわり」
優しいべチコさん奏でる鍵盤ハーモニカの音色と
信夫さんの鍵盤の音色に包まれて
私にとっては
ゴッホの絵と同じくらいに…いやそれ以上に…心に沁みる「ひまわり」
郷愁感あふれるアレンジ
大好きなこの曲
「ひまわり」という明るい印象のある花を、
驚くような角度で調理した小山さんの感性に衝撃を受け…
以前書いたこともあるけど
「ひまわり」と聞けば
ゴッホよりも伊藤咲子さんよりも
私にとっては、小山卓治さんなのよ!!
ここでべチコさん
いったんはけて
「今日、新幹線の中で、もちきりになった話題があって…それは「明宝ハム」…」
(お客さん、どよめく…その反応に…小山さん、嬉しそう…)
「ずっと明宝ハムのことを検索してきたので、結構詳しい…笑」
ここで客席にいた真教寺のご住職さん
「明日、お土産で…笑」
「こわれた自転車」
信夫さんと二人で…
キーボードの美しきイントロから始まり
小山さんの温かい…優しい歌声が引き立つ
歌詞に描かれるストーリーが…
鮮やかに浮かび上がる…
詞に描かれた世界は…
前向きで…けして…がむしゃらではないんだけど…
どこかでチャンスを窺いながらも
前向きに生きようとする姿が感じられて…
ミディアムテンポが心地よくて…
そして
二人の息がほんとぴったりで
その心地よさは…もう…最高!!
「随分前に歌を作ってください…と青年から頼まれた…彼は血友病で血液製剤が原因でエイズを発症した…そんな彼に作った歌…ラブソング…
彼は、結婚の約束をしてたのに…その入籍の直前に亡くなった…
彼が亡くなって20年…そろそろこの歌を解放してあげたいと思って…」
「美しい沈黙」
信夫さんのキーボードの音色が語るようで…圧巻!!
そしてドラマティックで
切なくて
美しくて
それに一体化するように
切ない小山さんの歌声…
もう心に沁みる!沁みる!!
♪~2人で見つめ合う
美しい沈黙
ほほえみはひとつ
哀しみはふたつ~
このサビのフレーズが…心に滲みついて離れない…いつまでも…
ここで信夫さん
退場
「1曲、みなさんの知ってる曲をやりたいなと思って…水谷ご住職からリクエストがあったので、その曲を…作詞家、阿久悠さんの没後、10年、作詞家生活50年、生誕80年ということで、いろいろなレコード会社から、阿久悠さんの作品を集めたCDが発売された…郷ひろみ、美空ひばり、そうそうたるメンバーの中に、僕のファーストアルバムの中の「朝まで待てない」も収録されている…今日は、その曲ではなくて、その企画CDに収録されている河島英五さんの「時代おくれ」を…」
「時代おくれ 」
私が…この曲を実はあまりよく知らないってことも要因にあると思うけど
小山さんの唄声に詞の世界がばっちりハマっているかのような
まるで持ち歌のようにさえ感じる…心地よさ…
その歌声は…海津市の自然に溶け込んでいくかのようで…
「「朝まで待てない」の入っているファーストアルバム「NG!」を出したのが、1983年、それが今は、手に入らなくなっているので、リマスタリングして、35年ぶりの再発売…その中には、僕のバンド「WONDER5」と4曲演奏しているものも収録されている…」
…と新譜の紹介を挟んだ後は
べチコさんを招き入れ
「クリスタルレインドロップ」
べチコさんのヴァイオリンの音色は切なく…
それに被さるように
小山さんの切なさが感じられるハスキーボイスが響き渡る…
「外が暗くなって蚊が飛んでいます…笑」と蚊の話題と
べチコさん語る「明宝ハムについては詳しいよ!!」との発言を挟んで…
「Midnight Primadonna」
べチコさんのヴァイオリンの音色がドラマティックで!ドラマティックで!
メロディーラインの美しいこの曲
曲調の緩急が見事に際立つ…
そして絡むべチコさんのヴァイオリンが幻想的…
ここからは
大いに盛り上がる後半戦
信夫正彦さんを招き入れて
3人揃って
「25歳でデビューして60歳を迎えたんですけど…35年間、歌の中で、犯罪に対してとか社会に向けて…あるいは孤独に焦点を当てて歌を作ってきたんですけど…あの…この歳になってやっと希望を歌にして表現するようになった…(遅い!!と自らツッコんで…笑)
こうして、6年前からお寺で歌わせてもらってることも影響があるような気もする…そんな気持ちで作った新しい歌…」
「世界はすばらしい」
手拍子自然発生の
みんなで大合唱できちゃうご機嫌な曲調…
お客さんは…小山さんの唄を堪能しながら…サビのパートは…声を合わせて
♪世界はすばらしい~
♪世界はすばらしい~ と歌いながら
心の中では…実はこう思ってる…
♪小山さんはすばらしい~
(別にヨイショしてるんじゃないよ!!
このお寺ライブを体感した人たちなら、みんなそう思ってるはず!!
中島寺、真教寺のご住職さん
スタッフ…そして集まってくれたお客さんに感謝しつつ
再度、信夫正彦さん、べチコさんを紹介しての
決めセリフ
「俺たち、ザ・煩悩ズ!!!」
…と叫んでからは
大盛り上がりの
「傷だらけの天使」
お客さんのボルテージが…興奮度が凄くて凄くて…
コブシを振り上げ
♪GET AWAY~
熱い!熱い!!
お寺の本堂がライブハウスと化して…
「君が本当に欲しいもの」
で本編が終了!!
当然鳴りやまぬ拍手、歓声に応えて
アンコールは
小山さん一人登場し
フォトブックを作ったこと、ベストアルバムのこと…などなど物販の話を挟んで
「New Days」
を明日の希望が感じられるべく
力強く歌う…
肯定的に感じられる歌詞を
自身に言い聞かせるように…
そして信夫さん、べチコさんを招き入れて
大盛り上がりの
「最終電車」
べチコさんのヴァイオリンが
サックスのように響き渡り…
みんなで大合唱!!
養老鉄道の中島寺周辺を通る最終電車はどんなふうなのか知らないけど…
ココ中島寺には…お客さんでいっぱいで…
熱い!熱い!!…お客さんが熱い!!
ぎゅうぎゅう詰めの本堂での
「最終電車」
「皆さんの手元に歌詞があると思う…この歌はお寺では必ず歌っている…2001年にニューヨークで起きた同時多発テロをモチーフに、その半年後にニューヨークに行って、そこで感じた空気を歌にした…憎しみをモチーフにした歌ではありません…愛を描いた…」
最後には
ここお寺では…恒例の
「種の歌」をみんなで大合唱!!
みなさんの温かく響き渡る歌声に
合唱…もとい合掌!!!
もう…
過去5年間…
小山さんが…まいてきた種はすっかり開花して
歌い終わったあとは
お客さんの笑顔が見事に開花しておりました…
お客さんだけではなく
多く本堂に駆け付けた仏様ももちろん…笑っていたような…
水戸黄門御一行!!
もとい
「ザ・煩悩ズ」が魅せてくれた最高の本堂でのライブ!!
この幸せを噛みしめながら
余韻に浸りながらも
物販をこなしつつ…
手を合わせ…合掌!!!
ps…
ちなみに
この夜の打ち上げは
韓国料理でした…
おいしくて…おいしくて
「Korea (こーりゃ)たまらん!!!」
(感動のライブも結局オヤジギャグで〆るんかい!!…汗)
さらには
Korea (こーりゃ)ご機嫌な…私…笑
(感動のライブも結局オヤジギャグで〆るんかい!!…汗)
今年で6年連続
ここ海津市の中島寺周辺では
毎年の
この5月末の週末が
大きな一つのイベントである!!!
といっても過言ではない
小山卓治さんのお寺ライブ2018
IN中島寺
この小山卓治さんのイベントが…
中島寺周辺の人たち…
そして…熱い小山卓治さんのサポーターのみなさんにとっては…
すっかり…この地域に定着している一大イベントのような感じでして…
小山さんにとって
第2の故郷とも思えるぐらい
温かく迎えられ…アットホーム感満載!!
私、福井大輔さん、渡辺ユカリさんの
裏方スタッフ3人衆も
小山卓治さんと同じく
6回目の中島寺ですので…
音響機材の組み立てのスピーディーなこと…スピーディーなこと
まったく動きに無駄がありません!!
さっそく
リハーサル開始…
並べられている座布団の海…
毎年のことだけど
圧巻の光景ですな…
それが…
本番前にはぎっしりと…
お客さん、門信徒の方で埋め尽くされていく…
これまた…年に1回、ここで感じることのできる
圧巻の光景…
ただ…
毎年、毎年感じることは
この小山卓治さんの唄を楽しみに足を運んでいる方が
明らかに
年々増えているように感じられること…
ただ…中島寺に足を運んでくれるんじゃなくて
小山卓治さんの唄が…
中島寺周辺の地域のみなさんに根付いてきているのよ!!
名古屋のライブハウスに足を運ぶまでには
至らないけど
小山さんが、中島寺にきてくれるなら…
ぜひ観に行きたいと
そう思ってる地域のみなさんが…実に多く感じられるのよ!!
それは、受付してると
声をかけてくれるお客さんの言葉から…ひしひしと伝わってくる…
「毎年、楽しみにしてるんです!!」
「去年、初めてきいたんですけど、歌声がとてもよくて…」
「去年CD買いました…今日も、聴いてきました」
などなど…
そんなお客さんのワクワク感、期待感を
正面から受けて
全力で…最高のパフォーマンスをみせてくれた…
そんな小山卓治さんの
ライブレポをば…
恒例の…ライブ前の…
ご住職の水谷さんからのライブ開始のご挨拶…
温かい人柄がにじみ溢れるような
お言葉の…一つ一つを噛みしめて…
思わず…境内の親鸞聖人に合掌!!
そして…ご住職の水谷さんに合掌!!
しちゃいたいほど…
もう小山卓治さんが登場するなり
驚くほどの
本堂が…割れんばかりの…揺れんばかりの…
大拍手!大歓声!!
この瞬間
間違いなく…親鸞聖人も
おお、今年も小山さんがやってきたのか!!~と頷いていることに違いない…???
さてさて
小山卓治さんを水戸黄門とするなら
脇を固める助さんと格さんは
信夫正彦さんと、べチコ(磯部舞子)さん!
いや、べチコさんは
むしろ…由美かおるさん演じた
「かげろうお銀」ですよね!!??
べチコさんのヴァイオリンの演奏は
「かげろうお銀」の入浴シーンよりも
ウンとウンと興奮しちゃいます…笑
…ちょっと話が逸れた感があるので
話をライブに戻してと…
まずは
「ジオラマ」
べチコさんのヴァイオリンが躍動的に跳ねる!跳ねる!!
ベースラインを奏でる信夫さんは、ハモる!ハモる!
鋭利な刃物のように…ギラギラ感を感じさせる
ハスキーボイスで…躍動感があるものの
どことなく影の雰囲気を感じさせる
小山さんの歌…
…そこから感じれる
小山さんの「歌チカラ」
その小山卓治さんの力強い歌声が、中島寺の本堂に…
いや境内に…周辺に…響き渡る…
自己紹介
そして集まってくれたお客さんに感謝しつつ
「6年前は、お寺で何を歌えばいいのか…僕の歌は、歌の中で人が死んだりするので…悩みながらやったんだけど、皆さんの笑顔と拍手、歌声に助けられてやってこれました…」
(拍手喝采)
そして
今回で3回目の登場となるべチコさん、
去年に続き2回目の登場となる信夫正彦さんを紹介して
「2人のはるか」
信夫さんの鍵盤の音色が
この澄んだ中島寺の空気の中で…どこまでも優しい…
そして歌では
小山さんの優しい想いが伝わってくる
あたかも海津市の優しい風景に溶け込むように…
「談合坂パーキングエリア」
イントロのべチコさんのヴァイオリンは
インパクト大!!
そして信夫さんの鍵盤が絡み
その中で…ひきたつ…小山さんの唄声!!
一瞬にして歌の世界に惹きこまれる!!!
歌は…ドラマティック
さらに後半は
信夫さんのサビをハモる歌声が響き
一種の良質の短編小説を読み終えたような
感動が…心に残る…
私…このパーキングエリアの看板をみれば
この歌が…すぐに浮かび上がるのは当然なんですが…
それどころか
「〇〇坂」といった地名をみるだけで
パーキングエリアどころか…トンネルでも…駅名でも
この歌が…べチコさんのヴァイオリンとともに…心に鮮やかに浮かび上がるのよ!!
それくらい…この歌に惹かれているのよ!!
ここで
「熊本出身、おとめ座のB型…」と自己紹介する小山さん
さらに
「いつもバンドライブはメンバー5人で「WONDER5」と呼んでやってるけど、今日は、「WONDER2」
でもお寺でやるときは
「俺たち、ザ・煩悩ズ!!!」」
唐突な小山さんのフリに
べチコさん照れて言えてなかったので…
もう一度やり直して
「俺たち、ザ・煩悩ズ!!!」
(拍手喝采!!!…笑)
「パパの叙事詩」
心地よい…温かみのある鍵盤ハーモニカの音色がイントロで響き渡り
信夫さんの優しく添える鍵盤の響き…
小山さんの歌声が見事に調和して…
この歌
映画をみたような
情景が…心に言葉から浮かび上がって
郷愁観溢れ…
優しい…家族愛溢れる…等身大の小山さんが垣間見える…
父のことを唄い
♪物語の続きは僕が書いていくよ~
このサビの温かいフレーズが…めちゃめちゃ素敵で!
温かくて…
私の中では
小山さんの歌の中で…5指の中に入るほど
感動的な1曲…
自叙伝の映画を観るような
ストーリーが鮮明に浮かび上がり
感動の余韻に浸れる…そんな素敵な歌…
「熊本で大きな地震が2年前にあって、今ではメディアに取り上げられることもなくなって、でも今でも4万人くらいの人が仮設住宅で暮らしていて、うちの家族の家も壊れて建て直そうにも2年経ってもなかなかすすまない…そんな状況で、僕は、年2回東京の阿佐ヶ谷のライブハウスで熊本応援ライブをし、その収益と、そこで販売している熊本応援CDの収益を、義援金として寄付している…そして、これからも続けて行く…」と決意を語り…
「そんな家族、熊本のことを歌った歌…」
「ばあちゃんごめんね」
やっぱお寺ライブと言えばここ曲だよね!!
聴けば…浮かび上がるのが…この中島寺の風景…
信夫さんの重なる鍵盤もとことん優しい…
まるでメルヘンの世界を漂うかのようで…
中盤から
寄り添うように奏でる
べチコさんのヴァイオリンも
まるでメルヘンの世界を漂うかのようで…
そして…もちろん、小山さんの歌声もとことん切なくて切なくて…
熊本のことを歌った…と小山さんは語るけど
ホントこの唄は
お寺ライブで歌うために
生まれたような曲じゃないか…
…と錯覚しちゃいそうな曲…
じっと唄声に
耳を傾ける
私より人生の大先輩のお客さんたち…
今年も…例年のごとく
目頭を熱くしていた年配の方の姿も多くみられました…
「全国いろんな街へいって…いろんなところへ行って…」
ここまで語って…苦笑いしながら一言
「進行間違えた…」
この小山さんの笑顔に
「ばあちゃんごめんね」で…涙浮かべてたお客さんの表情が明るくなる…
「3年前…真教寺のご住職の奥様からお念珠をいただいた…べチコにも信夫くんにも…」
…と紹介し
3人、息を揃えて
そのお念珠をみせつけながら…
「俺たち、ザ・煩悩ズ!!!」
おお、決まった!!決まった!!
決まってた!!!
リハーサルでは…全く練習してなかったのに…笑
小山さん:べチコのは、紫っぽく、アクセサリーみたいでかっこいいけど、俺たちはお数珠みたい…
べチコさん:あってるじゃないですか…
小山さん一言
「釈然としない!!」
「ひまわり」
優しいべチコさん奏でる鍵盤ハーモニカの音色と
信夫さんの鍵盤の音色に包まれて
私にとっては
ゴッホの絵と同じくらいに…いやそれ以上に…心に沁みる「ひまわり」
郷愁感あふれるアレンジ
大好きなこの曲
「ひまわり」という明るい印象のある花を、
驚くような角度で調理した小山さんの感性に衝撃を受け…
以前書いたこともあるけど
「ひまわり」と聞けば
ゴッホよりも伊藤咲子さんよりも
私にとっては、小山卓治さんなのよ!!
ここでべチコさん
いったんはけて
「今日、新幹線の中で、もちきりになった話題があって…それは「明宝ハム」…」
(お客さん、どよめく…その反応に…小山さん、嬉しそう…)
「ずっと明宝ハムのことを検索してきたので、結構詳しい…笑」
ここで客席にいた真教寺のご住職さん
「明日、お土産で…笑」
「こわれた自転車」
信夫さんと二人で…
キーボードの美しきイントロから始まり
小山さんの温かい…優しい歌声が引き立つ
歌詞に描かれるストーリーが…
鮮やかに浮かび上がる…
詞に描かれた世界は…
前向きで…けして…がむしゃらではないんだけど…
どこかでチャンスを窺いながらも
前向きに生きようとする姿が感じられて…
ミディアムテンポが心地よくて…
そして
二人の息がほんとぴったりで
その心地よさは…もう…最高!!
「随分前に歌を作ってください…と青年から頼まれた…彼は血友病で血液製剤が原因でエイズを発症した…そんな彼に作った歌…ラブソング…
彼は、結婚の約束をしてたのに…その入籍の直前に亡くなった…
彼が亡くなって20年…そろそろこの歌を解放してあげたいと思って…」
「美しい沈黙」
信夫さんのキーボードの音色が語るようで…圧巻!!
そしてドラマティックで
切なくて
美しくて
それに一体化するように
切ない小山さんの歌声…
もう心に沁みる!沁みる!!
♪~2人で見つめ合う
美しい沈黙
ほほえみはひとつ
哀しみはふたつ~
このサビのフレーズが…心に滲みついて離れない…いつまでも…
ここで信夫さん
退場
「1曲、みなさんの知ってる曲をやりたいなと思って…水谷ご住職からリクエストがあったので、その曲を…作詞家、阿久悠さんの没後、10年、作詞家生活50年、生誕80年ということで、いろいろなレコード会社から、阿久悠さんの作品を集めたCDが発売された…郷ひろみ、美空ひばり、そうそうたるメンバーの中に、僕のファーストアルバムの中の「朝まで待てない」も収録されている…今日は、その曲ではなくて、その企画CDに収録されている河島英五さんの「時代おくれ」を…」
「時代おくれ 」
私が…この曲を実はあまりよく知らないってことも要因にあると思うけど
小山さんの唄声に詞の世界がばっちりハマっているかのような
まるで持ち歌のようにさえ感じる…心地よさ…
その歌声は…海津市の自然に溶け込んでいくかのようで…
「「朝まで待てない」の入っているファーストアルバム「NG!」を出したのが、1983年、それが今は、手に入らなくなっているので、リマスタリングして、35年ぶりの再発売…その中には、僕のバンド「WONDER5」と4曲演奏しているものも収録されている…」
…と新譜の紹介を挟んだ後は
べチコさんを招き入れ
「クリスタルレインドロップ」
べチコさんのヴァイオリンの音色は切なく…
それに被さるように
小山さんの切なさが感じられるハスキーボイスが響き渡る…
「外が暗くなって蚊が飛んでいます…笑」と蚊の話題と
べチコさん語る「明宝ハムについては詳しいよ!!」との発言を挟んで…
「Midnight Primadonna」
べチコさんのヴァイオリンの音色がドラマティックで!ドラマティックで!
メロディーラインの美しいこの曲
曲調の緩急が見事に際立つ…
そして絡むべチコさんのヴァイオリンが幻想的…
ここからは
大いに盛り上がる後半戦
信夫正彦さんを招き入れて
3人揃って
「25歳でデビューして60歳を迎えたんですけど…35年間、歌の中で、犯罪に対してとか社会に向けて…あるいは孤独に焦点を当てて歌を作ってきたんですけど…あの…この歳になってやっと希望を歌にして表現するようになった…(遅い!!と自らツッコんで…笑)
こうして、6年前からお寺で歌わせてもらってることも影響があるような気もする…そんな気持ちで作った新しい歌…」
「世界はすばらしい」
手拍子自然発生の
みんなで大合唱できちゃうご機嫌な曲調…
お客さんは…小山さんの唄を堪能しながら…サビのパートは…声を合わせて
♪世界はすばらしい~
♪世界はすばらしい~ と歌いながら
心の中では…実はこう思ってる…
♪小山さんはすばらしい~
(別にヨイショしてるんじゃないよ!!
このお寺ライブを体感した人たちなら、みんなそう思ってるはず!!
中島寺、真教寺のご住職さん
スタッフ…そして集まってくれたお客さんに感謝しつつ
再度、信夫正彦さん、べチコさんを紹介しての
決めセリフ
「俺たち、ザ・煩悩ズ!!!」
…と叫んでからは
大盛り上がりの
「傷だらけの天使」
お客さんのボルテージが…興奮度が凄くて凄くて…
コブシを振り上げ
♪GET AWAY~
熱い!熱い!!
お寺の本堂がライブハウスと化して…
「君が本当に欲しいもの」
で本編が終了!!
当然鳴りやまぬ拍手、歓声に応えて
アンコールは
小山さん一人登場し
フォトブックを作ったこと、ベストアルバムのこと…などなど物販の話を挟んで
「New Days」
を明日の希望が感じられるべく
力強く歌う…
肯定的に感じられる歌詞を
自身に言い聞かせるように…
そして信夫さん、べチコさんを招き入れて
大盛り上がりの
「最終電車」
べチコさんのヴァイオリンが
サックスのように響き渡り…
みんなで大合唱!!
養老鉄道の中島寺周辺を通る最終電車はどんなふうなのか知らないけど…
ココ中島寺には…お客さんでいっぱいで…
熱い!熱い!!…お客さんが熱い!!
ぎゅうぎゅう詰めの本堂での
「最終電車」
「皆さんの手元に歌詞があると思う…この歌はお寺では必ず歌っている…2001年にニューヨークで起きた同時多発テロをモチーフに、その半年後にニューヨークに行って、そこで感じた空気を歌にした…憎しみをモチーフにした歌ではありません…愛を描いた…」
最後には
ここお寺では…恒例の
「種の歌」をみんなで大合唱!!
みなさんの温かく響き渡る歌声に
合唱…もとい合掌!!!
もう…
過去5年間…
小山さんが…まいてきた種はすっかり開花して
歌い終わったあとは
お客さんの笑顔が見事に開花しておりました…
お客さんだけではなく
多く本堂に駆け付けた仏様ももちろん…笑っていたような…
水戸黄門御一行!!
もとい
「ザ・煩悩ズ」が魅せてくれた最高の本堂でのライブ!!
この幸せを噛みしめながら
余韻に浸りながらも
物販をこなしつつ…
手を合わせ…合掌!!!
ps…
ちなみに
この夜の打ち上げは
韓国料理でした…
おいしくて…おいしくて
「Korea (こーりゃ)たまらん!!!」
(感動のライブも結局オヤジギャグで〆るんかい!!…汗)
さらには
Korea (こーりゃ)ご機嫌な…私…笑
(感動のライブも結局オヤジギャグで〆るんかい!!…汗)