山間地の峠の売店の集まっているところや、小さなバスターミナルでバスが停まることがある。峠が何かの名産地だったら(たとえば果物とかお菓子とか)、そこでお土産を買わせてくれるのが目的のこともある。小さなバスターミナルの場合は、そこで乗客を乗せることもある。
何で停まっているか分からないけど、エンジンが止まれば、多少はバスを降りてもいいってことでしょう。で、降りて背伸びなんかをして、ふと振り返ると、運転手のおっちゃんが売店で自分だけゴハンを食べている、ということが何度あったことか。
先に書いたように、バスがエンジンを止めたって、何で止めたのかの説明は一切なし。「わたくしはゴハンを食べます、15分だけ時間がありますから、みなさんもよかったらどうぞ」なんて絶対言わない。言うべきではないのか?
気づいて私も食べようと思ったときにはたいていもう遅い。運転手が食べ終われば出発。「自分ばっかりズルイ!」と叫びたかったけどそういうインドネシア語は覚えていないので、とりあえず顔で伝えるのみ。
この機会を逃すと次の休憩は何時になるかも分からない。やっぱりズルイ。
大きなバスターミナルの小さなごはん売り場。ショーケースと椅子がいくつかあるだけ。(ジャワ島 2008年)
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