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28日夜にインドネシアを発って、クアラルンプール経由で日本に帰ってきました。
日本に着いてから、飛行機が行方不明になっていることを知った。
空港でも、機内でも、全くそんな気配を感じなかったのです。
クアラで乗り換えてから、いつになく念入りに、緊急時のマニュアルの話を聞き、
「お手元のコピー」をじっくり見ていた。
陸に緊急着陸した時に、ドアから地上へと降りていくための黄色い足場みたいなものが設置される。それが、海に着陸……というのか、きっと浅いところに、ということだろうけど……したときには、浮かんで救命ボートになることを初めて知った。
けれど、そんな時間もなく深い海の中にドーンと沈んでしまったらどうしよう……などと
いやな想像をしていた。
それはセウォル号の事故みたいなことになって、ああなって、こうなってしまうんだな、と。
すぐ想像をやめた。
毎回、
緊急時には自動的に酸素マスクが降りてきます
と言われるけど、本当に降りてくるのかな、とちょっと疑ってしまうのは私だけだろうか?
それに、降りてきても酸素が出てこなかったらどうしようとか、酸素はどれだけあるのだろうとか、そもそもこの飛行機のどこに酸素が入っているのだろうとか
考えてしまうのは私だけだろうか。
それに、とっさのときに救命具がちゃんと着けられるだろうかと不安だ。
なので今回はコピーを見ながら、頭の中で、救命具を着けるイメトレをしていた。
あの救命具ってのは、救命胴衣ではなくて、浮かぶ部分が胴に巻きつかずに首だけに固定される浮き輪状になっていて、頭だけが浮くように作られているのだということも、
コピーをじっくり見て初めて知った。
いつも思うけど、飛行場の搭乗口の手前のロビーあたりに、救命具を着ける練習コーナーを設置して、初めて飛行機に乗る人などがやってみるシステムにしたらいいと思う。
キャビンアテンダントの演技を100回見るより、自分で1回体験するほうが早い。
見るだけではとっさのときに絶対できない。
それにしても、スラバヤ―シンガポールの間の区域なんて、エアアジアには庭みたいなものだろうに、いくら気象が悪いといっても事故が起こるなんてちょっと考えられない。
そもそも、気象条件が悪いから2時間早く出発したとか……ガセネタでは?
遅れるのなら分かるけど、早く出るって一体……。それも2時間も。
それでも170人ぐらいも乗ってた?
最新のニュースで、ボルネオ沖で機体発見……と。
無事な人がおられることを祈ります。
エアアジアのことはまた書きます。
エアアジア、がんばれ!
Photo/Payangang, Bali, Indonesia(2014年)
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