マカッサルの市場にいたとき話しかけてきた一人の人。
市場の近くで店をしているようで、英語と日本語が少ししゃべれる。
ダヤ・バスターミナルまで車を手配するのなんのかんのと言ってきた。
うーーーんーーーー～？
なんなの～？
と思っていたところへペテペテが来て、ダヤに行くと言うので乗ってしまった。
「ああ～、乗るな乗るなーー！」みたいなことをその兄さんは叫んでいた。
ペテペテは10人ぐらい乗れる乗合のワゴン車で、日本人感覚ではバスと呼びたくなるが
バスと言うと、バスちゃう、ペテペテだ、と訂正される。
インドネシアでバスというと大型の、席が2人分ずつ並んで前を向いているのを指す。
ペテペテ。
いい名前です。
ベモというほうが一般的かと思うけど、地域によって違うようだ。
ペテペテの中には、市場で買ったらしいニワトリを抱っこしているお兄さんと
おじいさんと、女性１人。
親しげに話しかけてきた。
やっぱりタクシーみたいなものに乗らなくてよかったと思った。
約35円でした。
写真／スラウェシ島マカッサル（2008年）
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