南米料理と音楽の店 ペーニャあまんかい

アルゼンチンから一番遠いペーニャ(南米の音楽酒場)へようこそ

ブラジル三昧

2006-07-28 01:59:43 | 南米的沖縄生活
小学校での読み聞かせを再開させたので、図書館に本を借りに行ったら、「世界をささえる一本の木」というブラジルインディアンの本を見つけました。

店でも扱っているガラナとかマンディオカなどの食材や、もともと太陽は鳥達が支配していて、その光を手に入れるために、ベニコンゴウインコの羽を使ったり(カチョの羽、捨てないでおこう!)、イグアスの滝がでてきたり・・・・
南米ブラジルインディアンに伝わるお話が集められています。

作者自らの言葉を借りて言えば、「生命が自然の交響曲を奏でて」いるようなウ"ァルデ・マールのインディオと自然と動物が調和した絵もまたこの本の魅力なのです。

平行して久しぶりに開高健の「オーパ」も再度読み返していたので、ブラジルインディオ達の生活とアマゾンのジャングルと川がここ最近の私の探検の地です。

普段は「気だるくなって仕事が出来なくなるからボサノバは3曲まで」というシルビオの御達しが布かれているので、ここぞとばかり、雨の日はアストラット・ジルベルト、元気の無い日はベッチ・カルバーリョ、ミナギッテル日はエリス・レジーナを聴くまくっております。
こんな日が続いていましたから ついに!昨日!極め付けに!バリグ・ブラジル航空の方が偶然ペーニャにお見えになり、ブラジルなど南米のお話に耽りました。さすがは何度も通った南米通。楽しいお話満載でした。

バリグはアルゼンチンに行くときはいつも使っていた航空会社ですが、現在日本からの発着がなくなってしまったそうです。クリスマスカードも届いたし、機内食はおいしいし、もちろんガラナジュースも飲めたし、私の誕生日にはちっちゃなチョコレートケーキにロウソクともして機内で歌まで歌ってくれたのにぃ・・・・・本当に残念です。

そういえばエリス・レジーナが歌っていました。「ウィスキー・コン・グヮラナァ~♪」って。ピンガではないんですね、あえてウィスキーです。ガラナにはウィスキーが合うんです。レモンを少し絞ってね。

バリグに搭乗したときはよく頼んでいました。
あまんかいでは「カリオカ」という名のカクテルになっています。ご来店の際はどうぞお試しあれ!



         ◆「世界をささえる一本の木」より◆

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