一口馬主ゴンザレスの日記

社台・サンデー・G1・キャロットの出資馬を中心に競馬の話題あれこれ

出資馬の近況

ルコルセール 牡6 10/9(水)山元トレセン放牧
ハイエスティーム 牝5 10/20(日)の東京競馬(山中湖特別・芝2,000)に田辺騎手で出走予定
オーディブルコール 牝4 10/24(木)の浦和競馬(マルチフェア特別・ダ1,400)に出走予定
シンバーシア 牝3 10/4(金)ミッドウェイFへ移動
アビッサルスター 牝2 10/2(水)山元トレセン放牧
ソリッドベーシス 牡2 9/26(木)宇治田原優駿ステーブルへ移動
キラーチューン 牝2 9/26(木)NFしがらき放牧
ヴァイスクレー 牝2 10/12(土)の新潟競馬(2歳新馬・芝1,600)に津村騎手で出走して8着
ボージェストの23 牡1 NF空港で育成中
フィルムフェストの23 牡1 NF早来で育成中
リャスナの23 牡1 NFイヤリングで育成中

ガルバナム、引退

2024年08月06日 19時47分18秒 | 【引退】21年産出資馬
2024/8/6 函館競馬場
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「先週の競馬は申し訳ありませんでした。ゲートはよく我慢していましたし、出てからもまずまず流れに乗れていたと思います。うまくロスのないように進めてくれていたのですが、気性的にはスムーズに外を回した方がいいタイプということなのかもしれません。ひと息入れてフレッシュさもありましたし、ここでなんとかしたかったのですが、結果を出すことができず本当に申し訳なく思っております」(渡辺師)気性的にフレッシュな方がいいということで放牧を挟んで万全の状態で臨んだ一戦でしたが、直線は思ったほど反応できず脚を使えませんでした。デビュー当初はそこまでではありませんでしたが、使いつつ気性的な難しさを見せ始め、特にゲートは大きな課題となり、北海道開催に臨む前には栗東トレセンで縛り練習を取り入れて克服できるよう陣営も努めてきました。しかし函館の2戦は6着、14着と奮わず、リフレッシュを挟んで挑んだ前走8月3日の札幌芝2000m戦も、もうひとつ伸び切れず10着に敗れました。未勝利戦の残り期間を考えると、優先出走権がない状況では出走は難しく、近走の内容も鑑みた上で渡辺薫彦調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念することとさせていただきました。会員の皆様には誠に残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
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【キャロットクラブより、公式HPの近況レポート等の転載につき、許可を受けています。】


グランドブレーカーに続き、ガルバナムの引退が決まりました。この馬に関しては、勝ち上がるチャンスが十分にあっただけに非常に残念です。

アロマドゥルセの初仔として募集されたガルバナム。出資馬の初仔は基本的に申し込むことに決めているので、母優先で申し込んで出資が決まりました。お母さんは2勝クラスを善戦して勝ち切れませんでしたが、長く堅実に走って1億円を超える賞金を獲得した孝行馬。その初仔で、デビュー戦はいきなり2着に好走。これは勝ち上がりは問題ないだろうと思ったのですが・・・。とにかく、勝ち上がれなかった要因は、差しにこだわったことに尽きると思います。4月の福島で、出遅れて後方から差したところ、たまたま展開がハマって2着。これで差しが合っていると判断したのか、以降はひたすらに控える競馬を繰り返しました。切れる脚がある馬ではないですし、デビュー戦のように先行して早めに抜け出す競馬をして欲しいと、ほぼ会員全員がそう思っていたでしょう。しかしゲートを出ると馬任せで後方追走するばかり。あれで届くと本気で思ってんのか?意味が分かりません。地獄の鮫島縛りで、鞍上は何の工夫もなく同じ競馬を繰り返し、まるでリプレイを見ているようなレースが続きました。この鞍上にこだわった陣営の判断にも疑問しかありません。勝ち上がれるかどうか、その瀬戸際にいる馬にとっては、陣営や鞍上の工夫、取り組みが命運を分けます。その意味で、全くもって恵まれない馬でした。その点が残念でなりません。環境が違えば、また違う結果だったでしょう。それでも8戦、頑張って走ってくれたガルバナム、本当にお疲れさまでした。今後はサラオクかな。次の馬生が幸せなものであることを願っています。

ガルバナム(牡3)
 父ハービンジャー
 母アロマドゥルセ(ディープインパクト)

2021年3月7日生まれ
ノーザンファーム生産
栗東:渡辺薫彦厩舎

8戦0勝 0-2-0-0-0-6
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グランドブレーカー、引退

2024年08月06日 10時36分31秒 | 【引退】21年産出資馬
2024/8/5 札幌競馬場
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レース後は、いまのところ馬体面に問題はありません。3歳未勝利戦はあと4週にわたって組まれていますが、前走で優先出走権を得られなかったことで、出走が叶うかどうかは不透明であるというのが実状です。今後は未勝利のまま格上の1勝クラスへの出走を目指すことや、地方競馬へ転籍した後、一定の成績を収めてからJRAに再登録するという道も残されています。しかし、ここまで4着となった実績はあるものの、勝ち馬からは1秒以上の差が開いており、それ以外のレースでも、いずれも勝ち馬から大きく離されていることを考慮すると、1勝クラスでは苦戦を強いられる可能性が高いと考えられます。そのため、西田調教師をはじめ関係者間で協議を行った結果、このままでは維持費出資金等、会員の皆さまのご負担が大きくなるばかりとの結論に達し、ここで現役を引退することにいたしました。
勝利を心待ちにされていた会員の皆さまにおかれましては、まことに残念なことと存じますが、何卒ご了承賜りますようお願い申しあげます。
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【G1サラブレッドクラブより、公式HPの近況レポート等の転載につき、許可を受けています。】


日曜の結果を受けて、翌日に引退が決まりました。これまでのレース内容では仕方ないと思う反面、もう少しどうにかなったのではないかという思いもあります。確かに能力的には抜けたものはありません。ゲートも遅ければ、瞬発力もない、決め手に欠いた難しい馬だったと思います。ただ、10戦を走った中で、馬体を絞ってビシッと仕上げて出走できたレースが何回あったか。引退レースとなった一昨日は絞れてある程度動ける状態でしたが、その他大半は太目残り、緩さ残りでの出走でした。これが残念な点の一つ目です。そして次に鞍上選択。年明けの中山戦でウチパクさんというこの馬の特性に合ったジョッキーが見つかり、レース内容にも前進が見られました。しかし、その後なぜか依頼せず。ウチパクさんにこだわったレース選択をして欲しいと多くの会員さんは思ったはずです。なのに、疑問の人選ばかり。特に時間が無くなりつつある中で松岡を配した2戦は全くもって無駄でした。乗り方も、そして次走のアドバイスも的外れです。これが残念な点の二つ目。そして最後に、3月のレースの後、6月まで放牧を挟んだこと。そうでなくても調教で仕上げることができない厩舎で、しかもレースを使いつつ上昇するタイプの馬なのに、未勝利までのリミットがある中で3ヶ月もお休みという判断が理解不能でした。これが三つ目です。

能力が足りないと思われる馬こそ、陣営の工夫や選択が結果を左右します。その点で非常に残念だったと言わざるを得ません。この馬は、仲良くさせて頂いている10年来の知り合いの方が多くご一緒で、その点でも楽しみにしていた馬だけに、このような結果になり無念です。ただ、これも競馬。仕方ありません。グランドブレーカーは今後もサラオクを経てどこか地方で現役を続行するんでしょう。前途が明るいものであることを願います。これまで10戦、ご苦労さまでした。

グランドブレーカー(牡3)
 父ハービンジャー
 母リュートフルシティ(ウォーエンブレム)

2021年5月2日生まれ
追分ファーム生産
美浦:西田雄一郎厩舎

10戦0勝 0-0-0-1-1-8
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