2024/8/6 函館競馬場
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「先週の競馬は申し訳ありませんでした。ゲートはよく我慢していましたし、出てからもまずまず流れに乗れていたと思います。うまくロスのないように進めてくれていたのですが、気性的にはスムーズに外を回した方がいいタイプということなのかもしれません。ひと息入れてフレッシュさもありましたし、ここでなんとかしたかったのですが、結果を出すことができず本当に申し訳なく思っております」(渡辺師)気性的にフレッシュな方がいいということで放牧を挟んで万全の状態で臨んだ一戦でしたが、直線は思ったほど反応できず脚を使えませんでした。デビュー当初はそこまでではありませんでしたが、使いつつ気性的な難しさを見せ始め、特にゲートは大きな課題となり、北海道開催に臨む前には栗東トレセンで縛り練習を取り入れて克服できるよう陣営も努めてきました。しかし函館の2戦は6着、14着と奮わず、リフレッシュを挟んで挑んだ前走8月3日の札幌芝2000m戦も、もうひとつ伸び切れず10着に敗れました。未勝利戦の残り期間を考えると、優先出走権がない状況では出走は難しく、近走の内容も鑑みた上で渡辺薫彦調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念することとさせていただきました。会員の皆様には誠に残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
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【キャロットクラブより、公式HPの近況レポート等の転載につき、許可を受けています。】
グランドブレーカーに続き、ガルバナムの引退が決まりました。この馬に関しては、勝ち上がるチャンスが十分にあっただけに非常に残念です。
アロマドゥルセの初仔として募集されたガルバナム。出資馬の初仔は基本的に申し込むことに決めているので、母優先で申し込んで出資が決まりました。お母さんは2勝クラスを善戦して勝ち切れませんでしたが、長く堅実に走って1億円を超える賞金を獲得した孝行馬。その初仔で、デビュー戦はいきなり2着に好走。これは勝ち上がりは問題ないだろうと思ったのですが・・・。とにかく、勝ち上がれなかった要因は、差しにこだわったことに尽きると思います。4月の福島で、出遅れて後方から差したところ、たまたま展開がハマって2着。これで差しが合っていると判断したのか、以降はひたすらに控える競馬を繰り返しました。切れる脚がある馬ではないですし、デビュー戦のように先行して早めに抜け出す競馬をして欲しいと、ほぼ会員全員がそう思っていたでしょう。しかしゲートを出ると馬任せで後方追走するばかり。あれで届くと本気で思ってんのか?意味が分かりません。地獄の鮫島縛りで、鞍上は何の工夫もなく同じ競馬を繰り返し、まるでリプレイを見ているようなレースが続きました。この鞍上にこだわった陣営の判断にも疑問しかありません。勝ち上がれるかどうか、その瀬戸際にいる馬にとっては、陣営や鞍上の工夫、取り組みが命運を分けます。その意味で、全くもって恵まれない馬でした。その点が残念でなりません。環境が違えば、また違う結果だったでしょう。それでも8戦、頑張って走ってくれたガルバナム、本当にお疲れさまでした。今後はサラオクかな。次の馬生が幸せなものであることを願っています。
ガルバナム(牡3)
父ハービンジャー
母アロマドゥルセ(ディープインパクト)
2021年3月7日生まれ
ノーザンファーム生産
栗東:渡辺薫彦厩舎
8戦0勝 0-2-0-0-0-6
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「先週の競馬は申し訳ありませんでした。ゲートはよく我慢していましたし、出てからもまずまず流れに乗れていたと思います。うまくロスのないように進めてくれていたのですが、気性的にはスムーズに外を回した方がいいタイプということなのかもしれません。ひと息入れてフレッシュさもありましたし、ここでなんとかしたかったのですが、結果を出すことができず本当に申し訳なく思っております」(渡辺師)気性的にフレッシュな方がいいということで放牧を挟んで万全の状態で臨んだ一戦でしたが、直線は思ったほど反応できず脚を使えませんでした。デビュー当初はそこまでではありませんでしたが、使いつつ気性的な難しさを見せ始め、特にゲートは大きな課題となり、北海道開催に臨む前には栗東トレセンで縛り練習を取り入れて克服できるよう陣営も努めてきました。しかし函館の2戦は6着、14着と奮わず、リフレッシュを挟んで挑んだ前走8月3日の札幌芝2000m戦も、もうひとつ伸び切れず10着に敗れました。未勝利戦の残り期間を考えると、優先出走権がない状況では出走は難しく、近走の内容も鑑みた上で渡辺薫彦調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念することとさせていただきました。会員の皆様には誠に残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
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【キャロットクラブより、公式HPの近況レポート等の転載につき、許可を受けています。】
グランドブレーカーに続き、ガルバナムの引退が決まりました。この馬に関しては、勝ち上がるチャンスが十分にあっただけに非常に残念です。
アロマドゥルセの初仔として募集されたガルバナム。出資馬の初仔は基本的に申し込むことに決めているので、母優先で申し込んで出資が決まりました。お母さんは2勝クラスを善戦して勝ち切れませんでしたが、長く堅実に走って1億円を超える賞金を獲得した孝行馬。その初仔で、デビュー戦はいきなり2着に好走。これは勝ち上がりは問題ないだろうと思ったのですが・・・。とにかく、勝ち上がれなかった要因は、差しにこだわったことに尽きると思います。4月の福島で、出遅れて後方から差したところ、たまたま展開がハマって2着。これで差しが合っていると判断したのか、以降はひたすらに控える競馬を繰り返しました。切れる脚がある馬ではないですし、デビュー戦のように先行して早めに抜け出す競馬をして欲しいと、ほぼ会員全員がそう思っていたでしょう。しかしゲートを出ると馬任せで後方追走するばかり。あれで届くと本気で思ってんのか?意味が分かりません。地獄の鮫島縛りで、鞍上は何の工夫もなく同じ競馬を繰り返し、まるでリプレイを見ているようなレースが続きました。この鞍上にこだわった陣営の判断にも疑問しかありません。勝ち上がれるかどうか、その瀬戸際にいる馬にとっては、陣営や鞍上の工夫、取り組みが命運を分けます。その意味で、全くもって恵まれない馬でした。その点が残念でなりません。環境が違えば、また違う結果だったでしょう。それでも8戦、頑張って走ってくれたガルバナム、本当にお疲れさまでした。今後はサラオクかな。次の馬生が幸せなものであることを願っています。
ガルバナム(牡3)
父ハービンジャー
母アロマドゥルセ(ディープインパクト)
2021年3月7日生まれ
ノーザンファーム生産
栗東:渡辺薫彦厩舎
8戦0勝 0-2-0-0-0-6
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