東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー、山歩き、山釣りなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

宮城蔵王 北屏風アプローチルートの雪崩 2016.03.16

2016年03月21日 | 雪崩

3月16日(水) 10:40AM 知人が宮城蔵王の烏帽子スキー場から後烏帽子を経由し北屏風を目指した際、ろうずめ平からの北屏風へのアプローチ斜面で雪崩に遭遇しました。
流された水平距離200m 高度差100m (GPS計測) でしたが、かろうじて脱出するこ事ができて無事生還しました。
流されて体はすっかり埋没しましたが、片手だけ出ていたので必死でかき分けて脱出した模様です。当日は単独行のため自力での脱出でしたが、かなりの体力の持ち主ですが消耗は激しかったようです。...
破断面は10~15cmほどで、雪崩が発生した瞬間は足元から上に細い亀裂が入り、上部から雪崩が発生して流されたようです。
当日は比較的気温は低く、破断面の下は固い斜面で弱層になっていたと思われます。
前日までの天候は13日(日)は晴天で気温が高く、14日(月)には風雪、15日(火)は下は雨で北屏風付近は雪だったと思われます。
以前、自分も過去何度か通ったコースですが、降雪時や降雪直後は不安定要素が強く、雪崩の疑いのある斜面では極力行動を控えた方が良いと再認識しました。

東北アルパインスキ―日誌

 

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