東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー、山歩き、山釣りなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

赤湯の醤油ラーメン 「来々軒」

2009年12月20日 | 蕎麦・ラーメン
まったく知りませんでしたが、『赤湯ラーメン』の商標登録はこの「来々軒」と聞いて意外に思った。

南陽市と言えば赤湯辛子みそラーメンの「龍上海」が有名ですが、その麺のツルツルでシコシコ中太麺は赤湯近辺では昔からおなじみで、この界隈のラーメン屋さんではほぼ共通する。

自分が中学生の頃(40年以上前の話)、龍上海の出前を食した記憶が有りますが、その当時味噌ラーメンは無く醤油のみだったと思います。その頃から麺は中太麺だったようで、その当時は他のラーメンなど知らない為、これがラーメンの全てだとも思っていた。

3年ぶりに訪れた「来々軒」でしたが、11:00AM頃から地元の家族連れの姿があり、数ある赤湯ラーメンの店の中で、老舗を誇るだけ地元の根強い支持が伺えた。

確かに、『赤湯辛子味噌ラーメン』では「龍上海」を認知せざるを得ません。でも、醤油ラーメンでは昔からのファンで、澄んだ鶏がらと豚骨スープの深い味わいと、モチモチとし中太のちじれ麺の味は良く味が絡んでいるのが好みです。チャーシューはジューシーで柔らかく、良く味が染み渡って噛むとなんとも言えない満足感。

少しほめ過ぎですが、「昔ながらの中華そば」を味わうなら、一度訪れても損は有りません。


【住所】  山形県南陽市椚塚1893

       0238-43-3164
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今年も暖冬の噂ならば?

2009年12月07日 | 山スキー
鳥海山 湯の台コース 2007.01.01

今シーズンも11月に月山の山頂に立てたのはラッキーだったが、しかし山スキーヤーにとってはその後が今ひとつパットしない雰囲気。何時も12月になれば月山は悪天候が続き、タイムリーに週末のワンチャンスを狙うとなると難しい。山頂方面はほぼ絶望的なのが当たり前だが。

しかし、何となくふがい無い冬型の気圧配置にはがっかりで、全国的にも気の早いスキーヤーでさえ楽しそうな知らせはいまだに聞かない。立山方面でも何となく雪は少ない模様で、あの乗鞍岳方面でも山頂から藪スキーとは、いったい山スキーをしたいなら何処に行けば良いのか!と言いたい。

おそらく今週末にはある程度の積雪が期待できて、天候にさえ恵まれれば山スキーヤーは色めき立つだろうが、その先がどうなっているのか少し不安にもなる。余り強烈な寒気団が南下しそうも無いので・・・。

でも、物は考えようで、こんな暖冬のときにしかチャンスの訪れない山域もある。どんなに暖冬とはいえ、積雪に不自由したとは聞た事が無い月山と鳥海山は、厳冬期には殆ど山スキーの対象とならないが、この時可能性が広がりチャンスが訪れる。

実際、厳冬期の鳥海山で晴れるのは月にほんの数日で、まして1日中山頂が姿を現す日は極端に少なく、シーズン中でもチャンスは稀にしかやって来ない。しかし、可能性が少ないだけに成功した時の価値と感動は大きい。

ちなみに、昨年出版された「忘れがたい山」池田昭二氏によれば、生涯を通じて鳥海山に夏冬通しで760回ほど通っている方ですが、正月近辺で山頂にたったのは3~4回のみで、厳冬期の山行の殆どは敗退山行の連続であったとある。ましてや、元旦登頂となると1回のみだそうです。

私は幸いにも2007年の1月1日に七高山に登頂出来たが、これこそまさに罰当たり的なまぐれの山行だった。今思えば、あの時新山に登頂しなかったのが悔やまれる。

しかし、まぐれと言えども運も山屋の見方。つまり、やってみないと分からない。そうなると、いつかは厳冬期のパウダー斜面を1本決めてみたいもの。出来て当たり前の山行と比べ、出来るかどうか分からない時の成功の方が遥かに印象深い。

こんな話に興味を持つ人も少ないでしょうが、勝手に思いを巡らすのも楽しみの内で、実現しなくてもその思いは中々消えない。ホラ話で終わっても良し。

特に、好き勝手に創造できるのが山スキーの魅力で、何時までも飽きずに山スキーから離れられなくなる。今までも現役のつもりになってしまう。

鳥海山 湯の台コース 2007.01.01



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